夏と花火と私の死体

夏と花火と私の死体

440円 (税込)

2pt

九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく――。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄弟の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか? 死体をどこへ隠せばいいのか? 恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作品。

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夏と花火と私の死体 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いやぁ
    これがデビュー作とは
    しかも16歳で
    読んでて
    スリリングなんだけど
    いたたまれないない気持ちになり
    でもスリリングが勝ってしまう
    自分はよかったです

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

    ホラー小説ではないのだけど、ホラーを標榜するそこらのホラーよりよほど怖かった。小学生が同級生の死体を隠そうとするお話。

    何が怖いって、小学生が同級生の死体を隠すというオオゴトなのに「ある夏の思い出」的な、なんかちょっといい話、みたいなテンションで話が進んじゃうところ。

    友達の五月を嫉妬でうっかり

    0
    2025年06月13日

    Posted by ブクログ

    なんとなく乙一作品って怖そうで敬遠していたけど、今まで読んでなかった事を後悔するくらいに凄い作品だった。

    これが16歳で書いたデビュー作なんて、言葉にならない衝撃。

    しかも応募先はジャンプ。ジャンプでこんなの連載されたら、ちょっとトラウマものよ。

    主人公は死体。最初は生きてたけど、同級生の女の

    0
    2025年04月21日

    Posted by ブクログ

    『ZOO』がおもしろかったから、よく聞くこちらも。

    表題作は評判の良さに期待しすぎた為か、「あれ?これだけ?」という気がしないでもないけれど、死体目線でストーリーが進行していくところは珍しくておもしろい。
    緑さんもなかなかだけど、健くんもかなりよね?
    そんなこと言ったら弥生ちゃんもだけど。
    死体が

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    ただただ倫理観のぶっ壊れてる主人公たちと死体視点から語られるという斬新に注目されがちだけどシンプルにミステリー小説としての完成度が高い。さくっと読めて面白い

    0
    2025年03月04日

    購入済み

    死体視点という設定のおかげで一人称を使いながら実質的な神の視点を作り出している。

    また死体視点というファンタジー要素を見せたり、田舎の風景を色濃く書くことにより物語のリアリティのレベルをあやふやにしている。

    設定から面白い。

    0
    2023年03月14日

    Posted by ブクログ

    死体が人に見つからないか、上手く隠せるかハラハラするという兄弟目線のストーリーだったけど、死体が可哀想で見つかることを願いながら読んだ。

    子供たちの心は(嫌な意味でも)純粋かと思いきや、常に不安定で嫌なものが付きまとっているような心地がする。

    終盤の花火の描写がとても綺麗で、まるで対照的な花火と

    0
    2025年04月14日

    Posted by ブクログ

    斬新な語り口。読み終えた時それは確信に変わった。体温が2℃ほど下がったような寒気も感じた。これを乙一氏は16歳という若さで描いたというのだから、なんと非凡な才能なのだろう。

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    乙一さんにハマるきっかけになった一冊。
    死体になった私の目線でかかれている。死体なのに恥ずかいといった感情がかかれていたりして、不穏というよりは開き直った明るさもありつつ物語が進んでいくが、、最後の数行で本当にゾゾっとする。

    0
    2025年04月12日

    Posted by ブクログ

    優子の方は、なんだか夢野久作を読んでいるような、現代風にアレンジしたような。ベラドンナが!とか強調するのとか、いかにも古風ではないか。
    そしてタイトル作の方も、それなりに狂気をはらんだ人々が登場するわけだけど、何しろ健くんが怖い。笑顔といい、はにかんだ子どもっぽい素振りといい、シリアルキラーになれる

    0
    2025年04月05日

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