天帝妖狐

天帝妖狐

440円 (税込)

2pt

とある町で行き倒れそうになっていた謎の青年・夜木。彼は顔中に包帯を巻き、素顔を決して見せなかったが、助けてくれた純朴な少女・杏子とだけは心を通わせるようになる。しかし、そんな夜木を凶暴な事件が襲い、ついにその呪われた素顔を暴かれる時が…。表題作ほか、学校のトイレの落書きが引き起こす恐怖を描く「A MASKED BALL」を収録。

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天帝妖狐 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これぞ乙一ワールドだ〜!!
    これで二冊目?とかすごいな、まだ十代とか???
    一作目の薄気味悪いA MASKED BALL もゾワゾワした終わり方で最高だったし、表題の天帝妖狐も悲しい雰囲気が最高だった。
    以前読んだ"陽だまりの詩"が凄く好きだったんだけど、表題の方はその雰囲気を感

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    『天帝妖狐』を読み終え、改めて「やっぱ好きだなぁ…乙一」と思った。 悲しいけれど、美しい。 言葉の選び方や並べ方が私のツボにぴったりとはまり、心地良い。 最後の一文がとても好き。 思い出すと、なぜか心がふんわり癒される。 ただ、そこにはほんの少しの痛みを伴う。

    0
    2024年01月21日

    購入済み

    人生で1番好きな作家さん

    私が高校生のころ、少ない小遣いを使いこの作者さんの本を全部集めました。独特の世界観、ストーリー、文体、どれも最高です。ハリーポッターのように世界中に広がってもおかしくない本です。

    0
    2022年03月25日

    Posted by ブクログ

     とても恐ろしく哀しい作品。決してくどくなりすぎず、じわじわと攻め立ててくるような恐怖を感じる筆致が秀逸。
     誰もが一度はやったことのあるこっくりさん(今の子どももやってるのかな?)で、早苗と名乗る得体の知れない何かを呼び出してしまった男の物語。『失はれる物語』もそうだが、一筋の希望もない世界で孤独

    0
    2022年03月24日

    Posted by ブクログ

    『A MASKED BALL』の方はとても読みやすかったし面白かった。最初のうちはただのトイレの落書きだったのに、だんだんと不穏な雰囲気になってきて…。とても読んでいてドキドキした。『天帝妖狐』の方は、タイトルから想像していた話とは全然違った。結局タイトルの妖狐とは、あの仮面だけの話?それとも狐狗狸

    0
    2021年05月09日

    Posted by ブクログ

    ホラーと言えばホラーなのかもだけど、純恋愛のようラストは泣いてしまった。杏子との思い出は夜木をどこまで支えてくれるのかな。A MASKD BALLも良かった。

    0
    2020年07月26日

    Posted by ブクログ

    厨二のころこのかっこいい4文字のタイトルでジャケ買いして世界観にどハマりして、その後の夜木さんのこと思うと苦しくてもんもんとして、やり場のない気持ちから乙一さんの本あるだけ片っ端から読みまくりました。

    0
    2019年02月21日

    Posted by ブクログ

    マスクドボールがものすごく好き
    天帝妖狐の評価じゃなくてすまん。

    トイレの落書きから始まるミステリー

    日常に絡めたミステリーと
    トイレのタイルを掲示板がわりにつかう感じが好き。
    学校という狭い中で繰り広げるキサラギ感がなお良い。

    0
    2018年04月08日

    Posted by ブクログ

    こういう仄暗さと薄気味悪さが漂う作品は非常に好みです。 久しぶりに没頭して2時間ぐらいで一気読み。乙一さんの作品を読むのはこれで3作目だけど、今のところこの作品が一番好みです。 表題作が特に好き。 顔中に包帯を巻いた謎の青年・夜木と彼を助けた少女・杏子。 夜木が背負う残酷で孤独な運命を知るにつれ胸が

    1
    2022年04月30日

    Posted by ブクログ

    長めの短編2編。
    夏になると怪談とかホラー小説読みたい欲が高まる。そういう時に乙一さんの作品読むことが多い。

    ホラーとしての怖さもありつつ、全てが明らかにならない感じや、主人公の抜けた性格、悲しい結末で終わる、乙一さんのストーリーや設定が好きなので2編とも良かったです。

    0
    2025年06月14日

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