サマーゴースト

サマーゴースト

小説・文芸
506円 (税込)

2pt

夏の間、郊外の飛行場跡地で線香花火を灯すと、自殺した女の幽霊“サマーゴースト”が現れるという。そんな都市伝説を聞いた高校3年の友也は、自殺系サイトで知り合った高校生の涼とあおいとともに、その幽霊に会いに行く。彼らは幽霊に「死ぬって、どんな気持ちですか?」と聞いてみたかった。それを聞くべき理由があったから。しかし、彼女からは衝撃の事実を聞かされ…。10代からイラストレーターとして活動し、近年はアニメ、作詞、小説、漫画、と多彩なクリエイティビティを展開する俊英・loundraw。その初監督の劇場アニメーションを、脚本を担当した乙一がノベライズした少し不思議な夏の青春長編!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    サマーゴースト
  • タイトルID
    :
    20098255
  • 電子版発売日
    :
    2024年09月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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サマーゴースト のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ただ綺麗事で、「自殺は悪いこと、命を大切に」と説教するのではなく、
    「生きたいと思える、生きる理由を探すきっかけを作ってくれる」そんな素敵な作品

    今がどんなに苦しくても、死ぬまでずっと続くことはない
    周りの人を変えることは難しいけれど、変わろうと思えば良くも悪くも自分自身を変えることができる

    佐藤絢音さんには、そんなことを教えてもらった

    0
    2026年06月19日

    Posted by ブクログ

    「生きる意味」を考えさせられる本でした。
    普段の生活から「生きる意味」を見つけ出すことは難しい。嫌で嫌で何もかも投げ出したい時だってある。けれども生きなくてはいけない。
    そんなことを考えながら生きるって難しいことだなと改めて思いました。
    また、登場人物一人一人の丁寧で重みがあるセリフにハッとさせられました。

    0
    2025年02月17日

    Posted by ブクログ

     生きる意欲を失った全ての人たちへの応援歌







     ※
     以下、ネタバレを含みます。
     個人的雑記となります。
     時間の許す方のみ、お付き合いください。
     







    ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー






     キリスト教と無神論の間に生まれた少年
     乙一さんと言えば、おそらくはウルトラマンジードの脚本をされたことで広く知られるようになった方。今回のこの主役の立ち位置は、まさに、円谷さんの原点を見ているかのように思えました。
     飛行場跡というのも、飛行士になる夢を諦めた代わりに、特撮の神様になった円谷英二さんの面影を感じます。


     光が遮断されているはずの時間停止の中でも、世界が見えている・・・その時点で、私たちが見ている景色は、五感で再現するもの以外の、何か不思議なものに影響されていると思えてきます。実際、私たちも時間停止したら、止まった時間の中で「〜秒」という概念に意味はありませんが、せめて目安は、私たちの呼吸と心臓の鼓動の回数になるでしょうか。それを言い出したら、そもそも止まった時間の中でなぜ動けるのか。心臓は鳴り続けているのか、声を出して音が響くのだろうか・・・不思議なことだらけです。それでも成り立ってしまうのがこの世界観であり、そういう不思議に、実は私たちの実在の世界も関わっているのではないかという、奇妙な高揚感が、物語を楽しませてくれる味わい深さとなっています。

     まさに、主人公の少年が愛してやまない美術を、暗闇の中でもはっきりと見つめることが出来るのは、人は、光や美しさを認めるのは、ただの科学的な演算の結果のみではなく、もっと不思議な、魂に似た何かによって影響されているからなのではないかと___幻想的なシーンを交えて、伝えてくれているように思えます。




     
    象形学-フォルモロジー-と心の美しさに見られる相似性も面白かったです。

     留まることも向かうことも
     魂と心が決めているのなら  
     見たい景色も愛しい姿も 
     この魂とこの心が望んでいること
     であるならば
     夢で聴いた言葉も夢で見た笑顔も
     自分が望んだ都合のいい願望であると同時に
     本当にそこにあるものだと———
     そう思っても、いいのではないだろうかと、そんなことをふと考えました。





     年上になってから逢いに来て
     時間が止まった美しい女性に恋をした少年は 
     その迂遠な告白に応えるため 
     今この瞬間を生きていく


     衰え 老いていくことは恥ではない
     むしろ 
     昨日まで出来たことが出来なくなっていくことを
     受け入れ それでも生きていく姿は 
     どうしようもなく格好いいものだから


     苦しくて逃げたくなるときでも 
     自分が心から慕う人が 
     痛みや悲しみに誠実に向き合う姿を見せてくれるなら 
     もう少しだけ もう少しだけ と信じて生きていける
     それは誰かに隷属することのない
     自分自身の魂の自由であると同時に、
     人は、他の誰かを愛し、慕い、絆を守り、
     育てていこうとする「共同体」の中でこそ、
     生きていく勇気を得られる証なのかもしれない

     ウルトラマンジードを記した乙一さんが観る死生観とは、まさしく、「ぼくたちみんなでウルトラマンなんだッ!」に込められている気がしました。

    0
    2024年10月30日

    Posted by ブクログ

    主人公の悩みは思春期特有の言葉にできない悩みを思い出された。
    もう今になれば「そんなことで」と思うが、当時の自分なら共感しながら読んでいたのかなぁ。

    大きな展開も刺激もなかったけど、読みやすかった。

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    内容的には同じく乙一氏の著書『一ノ瀬ユウナが浮いている』と同じプロットというかB面というか姉妹本にあたるらしい。こっちも青春。涙もろい人が読むとちょっと泣くタイプの作品。

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    生きるのに疲れた高校生3人と幽霊のお話。
    読むと幽霊になる気分を味わえます。
    それぞれ抱えた悩みがあるが、みんなと話す事で少しずつ気持ちが変化いく。

    辛い事は誰にでもある。
    回避できるけど回避しない。
    回避したいけど回避できない。
    死ぬのに勇気はいらないけど、生きるのに勇気がいるんだよなー。

    0
    2024年09月29日

    Posted by ブクログ

    夏の終わり特有の朧気さと苦しさを感じられる小説。
    儚くて綺麗で、でも重くて苦しくて。
    夏の終わりにぜひ読んで欲しい。

    0
    2024年09月21日

    Posted by ブクログ

    短めで、さくっと読めました。
    展開はある程度予測できるものの、飽きずに読むことができました。
    アニメ映画も見てみたいなぁ。

    0
    2024年09月03日

    Posted by ブクログ

    夏っぽさを感じさせ、生と死についてもしっかり考えることが出来た。
    一ノ瀬ユウナとは違った雰囲気だけどこれもまたいい。

    0
    2024年07月26日

    Posted by ブクログ

    アニメ映画のノベライズで『一ノ瀬ユウナが浮いている』の姉妹作。
    短くてさらっと読めるので、中高生にオススメ。生と死がテーマですが重くなく読後感も良かった!

    0
    2025年02月17日

サマーゴースト の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    サマーゴースト
  • タイトルID
    :
    20098255
  • 電子版発売日
    :
    2024年09月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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