小説 - 切ないの検索結果
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3.32014年、石塚英彦主演で、「水曜ミステリー9」(テレビ東京系)ドラマ化! 今、何かと話題の「生活保護制度」の矛盾を突く問題作! 生活保護者を担当するケースワーカーとして、大津市役所に勤める石坂壮馬。彼は、生活保護をもらうだけでいっこうに自立しようとしない者や、仮病などで保護費を詐取しようとする者、そして被保護者を食い物にする「貧困ビジネス」の存在に、生活保護制度の矛盾を強く感じていた。そんな中、大津市内では、あくどく稼いでいると評判の者から盗みを働き、貧しい人々に金を配る「現代のねずみ小僧」が話題になっていた。――ねずみ小僧に複雑な思いを抱く壮馬だったが、ある日、彼の担当する被保護者が殺される事件が起こり……。殺人事件の意外な真相とは? そしてねずみ小僧の意外な正体とは? 「横溝正史ミステリ大賞」受賞でデビューした社会派の気鋭が格差社会の闇に迫る、二転三転する衝撃のミステリ。
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4.3夫が最後に残した「S邸に行く」という謎の言葉。 その言葉に絡みつく、4つの不審な死の影――。 東端省吾@higasho0107 東端省吾の妻です。 5日ほど前から夫と連絡が取れません。 夫の消息をご存じの方はこのアカウントで結構ですので、DMをください。 最後に話したとき、夫は「■■に行ってくる」と言っていました。 私は普段通り相槌を打っただけで特に興味はありませんでしたが、 いま考えると手がかりになると思います。 夫がその地域に知り合いがいたかわかりません。 どんな些細なことでもいいのでご一報くださると助かります。 よろしくお願いいたします。 ■著者 最東対地(さいとうたいち) 1980年5月9日生まれ。 大阪府交野市出身。大阪府在住。2013年より執筆活動を開始。 ホラーブログ『最東対地の嗤う壷』開設。 2016年、『夜葬』(角川ホラー文庫)で第23回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞しデビュー。 近著に『花怪壇』(光文社)、『この場所、何かがおかしい』(エクスナレッジ)、 『恐怖ファイル 不怪』(竹書房怪談文庫)、『ふたりかくれんぼ』(二見ホラー×ミステリ文庫)、 『カイタン』(集英社オレンジ文庫)、『七怪忌』(角川ホラー文庫)など
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4.0従兄アンブローズ――両親を亡くしたわたしにとって、彼は父でもあり兄でもある、いやそれ以上の存在だった。彼がフィレンツェで結婚したと聞いたとき、わたしは孤独を感じた。そして急逝したときには、妻となったレイチェルを、顔も知らぬまま恨んだ。が、彼女がコーンウォールを訪れたとき、わたしはその美しさに心を奪われる。二十五歳になり財産を相続したら、彼女を妻に迎えよう。しかし、遺されたアンブローズの手紙が、想いに影を落とす。彼は殺されたのか? レイチェルの結婚は財産めあてか? せめぎあう愛と疑惑のなか、わたしが選んだ答えは……もうひとつの『レベッカ』として世評高い傑作。
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3.6二人が迎えた結末は、1ページ目で明かされる。恋愛を超えた、究極の感情を描く問題作! 理系の大学院を出、メーカーで働いていた31歳の瀧羽直子は、同僚に誘われて初めてライブに参加したその日、ロックバンド「ゴライアス」のボーカル、伶也と出会った。 伶也は彼女の全てとなり、持てるお金、時間のすべてを注ぎ込み、スターダムにのし上がっていく伶也を見守り続ける直子。行きつく先は天国なのか、地獄なのか? 失われていく若さ、変わっていく家族や友人たち……。四十年後、彼女に残ったものは一体なんだったのか。 71歳で伶也とともに餓死するまで、彼のためにすべてをなげうった直子の狂おしいほどの愛と献身の生涯を描く。「別册文藝春秋」連載時より異例の人気を誇った傑作長編。 解説:豊崎由美
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3.9映画「RAILWAYS」2010年5月29日(土)全国ロードショー!!四十九歳の筒井肇は会社人間。これまで家庭を顧みず仕事一筋に邁進してきた。そのため妻や娘は肇に距離を置き、家族の絆は崩壊寸前であった。取締役の椅子と引き替えに会社からリストラの最前線に立たされた肇は、同期入社であり親友でもある工場長の川平に工場閉鎖を告げる。結果的に友情を裏切ることになった肇は、自らのいまの仕事に悩み始める。そんな時、島根で暮らす母が、病に倒れたと報が入る。病気見舞いに帰郷した肇だったが、そこで親友・川平の死を知らされる。肇は将来を約束された会社を辞めて、小さい頃からの夢であった電車の運転士になることを決意するのだった。 島根県の出雲地方を走る一畑電車を舞台に、人生のやり直しを決めた四十九歳の男の夢への挑戦を描いたハートウォーム・ストーリー。映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」を再体験する感動のノベライズ。●映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」公式HPPC版公式サイトhttp://www.railways-movie.jp/携帯公式サイトhttp://www.railways-movie.jp原案・監督:錦織良成/製作総指揮:阿部秀司脚本:錦織良成/ブラジリィー・アン・山田/小林弘利出演:中井貴一・高島礼子・本仮屋ユイカ・三浦貴大・奈良岡朋子配給:松竹(C)2010「RAILWAYS」製作委員会 (C)Hirotoshi Kobayashi 2010
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4.5「ネジのぶっ飛んだ大胆な怪異の連続! 最高!」――怪談家ぁみ 新世代最恐怪談 ここに登場! 彗星のごとく現れた新世代が刻む腸(はらわた)が軋む恐怖! ・旅の途中で立ち寄った小さな寺での凄惨な体験「御厨子開帳」 ・深夜残業中、タバコを吸おうと喫煙室入ろうとすると…「整列!」 ・オフィスの椅子が座るたびに妙な音を立てる。そのおぞましい理由とは「豚の椅子」 ・久しぶりに会う古い友人が連れていた女の奇妙な行動は…「モルダー先輩」 ・親友の住む新しいマンションを訪ねたが、部屋の隅に妙なものを見つけて…「恐の胎動」 ――など31話収録。 怪談家ぁみも絶賛、〈怪談マンスリーコンテスト〉にて平山賞・黒木賞のダブル受賞に輝いた書き手が研ぎすました筆を大胆に振るう!
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3.5最旬ホラー作家が勢ぞろい! 暗がりから溢れ出し、人を呑み込む〈怪異〉。現代最高峰のホラー作家たちが生み落としたソレはあなたに一生つきまとう――。 背筋×ハイファッションの呪縛、澤村伊智×深夜の客人、梨×「恐怖症」売りの女、コウイチ×地方ロケ、はやせ&クダマツ×怖すぎる心霊物件、栗原ちひろ×セレブ一家の闇…… 究極の6ストーリーズ 【目次】 ○背筋「オシャレ大好き」 ○澤村伊智「鶏」 ○コウイチ「金曜日のミッドナイト」 ○はやせやすひろ×クダマツヒロシ「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」 ○栗原ちひろ「余った家」 ○梨「恐怖症店」※ ※本書に収録されている「恐怖症店」(梨)は、2025年7月4日に電子書籍オリジナルとして配信された『恐怖症店』と同じ作品です。
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4.0心が豊かになる、考えが深まる、日本人がよくわかる。 万葉集研究の第一人者が挑戦、目から鱗の日本語練習帳 「言葉を鍛えるということは、心を磨くということと一体である」と著者は語ります。本書では『万葉集』に使われている、美しい「万葉ことば」を数多く紹介している、日本語練習帳です。日本語が持つ言葉の深みや、伝統にひたる楽しみを味わってみてはいかがでしょうか。 【もくじ】 第一章 ずっと伝えていきたい美しいことば 紹介している言葉……「はつはな」「ちはやぶる」 ほか 第二章 ことばに表れる万葉びとの心もよう 紹介している言葉……「うつろひ」「うつしごころ」 ほか 第三章 ほんのり、わくわく、万葉ことばで遊ぶ 紹介している言葉……「さやけし」「たまきはる」 ほか 第四章 ことばから古の暮らしがありありと 紹介している言葉……「ひねもす」「はろはろに」 ほか 第五章 本来の意味を知り、ことばに親しむ 紹介している言葉……「うつらうつら」「いとふ」 ほか 第六章 ひと言に深い思いが隠されている 紹介している言葉……「みやび」「あしび」 ほか 第七章 「ことば比べ」で微妙な違いを楽しむ 紹介している言葉……「鳴神」「明星」 ほか 第八章 教養として知っておきたい万葉ことば 紹介している言葉……「たらちねの」「あらたまの」 ほか
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-アニメ『レクリエイターズ』原作本、登場! ある日を境に現界する漫画やアニメ、ゲームのキャラたち。彼らの戦いに巻き込まれていくことでクリエイターを夢見る少年・水篠颯太の日常は一変する!! 『BLACK LAGOON』の広江礼威が『Fate/zero』のあおきえいとタッグを組み話題となったTVアニメ『Re:CREATORS』。本書にはそのオリジンとなった広江礼威による膨大な原作テキストをアニメ前半第12話相当までを収録。アニメにはないここでしか読めないエピソードやキャラクターのセリフ多数。さらに広江礼威によるキャラクター原案を本人のコメントと共にカラー収録!その他レアな特典も収録予定。 ※アニメ『Re:CREATORS』の原作は活字で書かれております。本書は広江礼威による漫画ではありません。
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4.2彼女が「レシタティフ」を「実験」だと言うなら、本気でそれを意図しているのだ。その実験の被験者は読者である―― 施設で同室になったトワイラとロバータは、白人と黒人の二人組で「塩と胡椒」と呼ばれていた。 月日が経ち、二人はダイナー、スーパー、デモ集会、レストランで四度再会する。 二人が共有する記憶と彼女たちについて、何が正しいのだろうか? ノーベル文学賞作家、トニ・モリスンが唯一書き残した実験小説。 大好評「I am I am I am」シリーズ第五弾。解説:ゼイディー・スミス 二人の少女はこの世の誰も知らないことを知ってた――質問をしないこと。信じなきゃいけないことは信じること。 ずけずけと訊かずに広い心で接するのは、気遣いでもあった。 あなたのお母さんも病気? ううん、一晩中踊ってるの。 ふうん――そして、わかった、といううなずき。(本文より)
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3.5二ノ宮千佳。彼女は世界中のレストランやホテルの格付けを行う覆面調査員。ミシュランやゴ・エ・ミヨなど名立たるガイド誌から極秘裏に調査を依頼され、店の実態をつまびらかにするのが本来の仕事らしい。 第1話 星の魔力 依頼人はミシュラン本社のミシュランガイド担当幹部。フランスの星付きオーベルジュについての酷評のメールや投書が大量に編集部に届くという。味もサービスも、以前より格段にあがっているのに、なぜ? その真相とは。 第2話 カリスマ 依頼人は大手外食チェーンの開発担当。行列ができる人気ラーメン店<すずらん>の味の秘密を探ってくれという。果たして、その煮干しベースの醤油ラーメンの美味しさの秘密とは? 第3話 エトランジェ 依頼人は女性起業家。子供の頃に祖母が連れて行ってくれたお店で食べたフライのようなものをもう一度食べたい。揚げ物料理だけど、天ぷらやトンカツとは違う。洋食屋のフライのような、優しい味。あれは一体何だったのか?
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3.850歳の誕生日目前の売れない作家アーサー・レス。彼のもとに、9年間付き合った元恋人の結婚式への招待状が届く。レスは思う。“どうやったら式から逃れられる?” 出席を断る口実に、レスは世界中の文学イベントを回る旅に出かけることを思いつく。ニューヨーク、ベルリン、パリ、モロッコ、そして京都へ。様々な出会いがありながらも、レスが思い出すのは元恋人のことばかり……。《ニューヨーク・タイムズ》《ワシントン・ポスト》《サンフランシスコ・クロニクル》各紙の年間ベストブックに選出された感動のラブストーリー。ピュリッツァー賞(文学部門)受賞作!
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4.5安楽死が合法化された未来の日本。 安楽死を希望する者は人命幇助者〈アシスター〉との最低十回の面談が義務付けられていた。 新人アシスターの遠野眞白は、神奈川県・江ノ島の〈ラストリゾート〉で、死に救いを求める安楽死希望者と出会い、向き合っていく。 暗闇の奥底に「生きたい」があると信じ、希望の光を照らしたい。もうあの日の後悔を繰り返さないために。 話題沸騰の命の物語。書き下ろし短編「約束の花」を加え、待望の文庫化。
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5.0「今度いつ来る?君と話がしたいんだ」 彼に見つめられた瞬間、ふわりとおちてゆく自分がわかった。 ボーイフレンドに連れられて訪れた、晩夏のフランス・パリ。 偶然一人で入ったセーヌ川左岸のレストランで、えりかは運命の恋に落ちた。 帰国後も「あの日」を忘れられないえりかは、2カ月後に再びかの地へと向かう。名前も知らない彼の元へ、出会った場所だけをたよりに——。 名句とともに紡がれる、パリの恋の物語。 <著者紹介> 葛生みもざ(くずうみもざ) 東京生まれ。てんびん座。 訪パリ経験五回。 ほかドイツ・オーストリア・イタリア・バリ島・台湾などを巡る。 気がついたら、海外紀行文を書いていた。 料理とフレーバーティーと異文化が好き。 ケーキならドイツ菓子、お酒なら日本酒。 俳句結社「花鳥」同人 「街」同人 俳人協会会員
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3.7「種明かしをするわけにはいかないので、ここではただ、この本を書いているあいだ、感じやすい(sensitiveである)とはどういうことかについてたくさん考えていた、とだけいっておきましょう」――エイミー・ベンダー 9歳の誕生日、母がはりきって作ってくれたレモンケーキを一切れ食べた瞬間、ローズは説明のつかない奇妙な味を感じた。不在、飢え、渦、空しさ。それは認めたくない母の感情、母の内側にあるもの。 以来、食べるとそれを作った人の感情がたちまち分かる能力を得たローズ。魔法のような、けれど恐ろしくもあるその才能を誰にも言うことなく――中学生の兄ジョゼフとそのただ一人の友人、ジョージを除いて――ローズは成長してゆく。母の秘密に気づき、父の無関心さを知り、兄が世界から遠ざかってゆくような危うさを感じながら。 やがて兄の失踪をきっかけに、ローズは自分の忌々しい才能の秘密を知ることになる。家族を結び付ける、予想外の、世界が揺らいでしまうような秘密を。 生のひりつくような痛みと美しさを描く、愛と喪失と希望の物語。
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3.8お前は独りじゃないよ、少年。 これは、「普通」じゃない僕だから出会えた、ある奇跡の物語――。 Z世代の新鋭が放つ、これが令和青春小説の新スタンダード! 小説現代長編新人賞を史上最年少で受賞! 小説紹介クリエイターのけんご小説紹介さん激賞&水野良樹さん(いきものがかり)、茂木健一郎さん(脳科学者)など各界からも絶賛された伝説のデビュー作を待望の文庫化! 小学三年生の私は、音や数字、人に色がついて見えるせいで、クラスメートたちからいじめられ、孤独な日々を送っていた。ある日、逃げ込んだ音楽室で中学三年生の少女と出会う。彼女もまた音に色がついて見える共感覚を持っていた。檸檬色に見える彼女のことを「先生」と慕い交流することで、私の人生は一変する! 第15回小説現代長編新人賞受賞作。 カバーイラスト:山口つばさ
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3.6人の数だけ、恋の形はある。 奥田英朗、荻原浩、原田マハ、窪美澄という実力派の直木賞・山本賞作家に、新鋭の中江有里を加えた、豪華執筆陣によるアンソロジー。テーマは“恋愛”。 28歳の彩子は、付き合って3年の恋人が相談もなく会社を辞めたことにショックを受ける。女友達は条件のいい男を紹介してくれ、彩子は恋人との別れを考え始めるが……。(奥田英朗「あなたが大好き」) 16歳の僕は、夏を海で過ごすためにばあちゃんの家に来た。夕暮れの砂浜で、その人は子守歌を歌っていた。……とても悲しそうな声で。(窪美澄「銀紙色のアンタレス」) 1969年、中学生だった僕と彼女は50年後に一緒に宇宙に行く約束をした。その年まであと4年のいま、彼女は病院のベッドの上にいる。(荻原浩「アポロ11号はまだ飛んでいるか」) 生まれも育ちも京都の善田は、半年前に妻を亡くし、会社を追われ、タクシー運転手となった。ある日、ボストンから来た老婦人をタクシーに乗せ京都を案内することに……。 (原田マハ「ドライビング・ミス・アンジー」) 両親が離婚したミサトは、クラブを経営する母親行きつけの美容院のシャンプーボーイと、偶然海の家で会うが……。(中江有里「シャンプー」) 人の心が織り成す、甘くせつない物語を集めました。
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4.8〈矢吹駆シリーズ〉11年ぶりの最新作! 著名哲学者の手紙の盗難と、川船で発見された全裸の首なし屍体、そして39年前のトランク詰め首なし屍体。3つの事件を駆は追う。 第二次大戦前夜のパリで起きた、連続トランク詰め首なし屍体事件。 そして39年後、不可能状況で発見された新たな首なし屍体――。 時空を超え広がる謎の迷宮に、矢吹駆が挑む! 1978年6月。ナディアは著名な作家のシスモンディに、友人・矢吹駆を紹介する。シスモンディのパートナーであり、戦後フランス思想家の頂点に立つクレールが彼女にあてた手紙が消失した謎を駆に解き明かしてほしいというのだ。しかし手紙をネタに誘い出されたシスモンディとナディアは、セーヌ川に係留中の船で全裸の女性の首なし屍体を発見する。事件の調査のためリヴィエール教授を訪ねると、彼は若き日の友人、イヴォン・デュ・ラブナンのことを語り始める。39年前、イヴォンも首なし屍体事件に遭遇したというのだ――。
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4.0廉太郎の頭のなかには、いつも鳴り響いている音があった―― 最愛の姉の死、厳格な父との対立、東京音楽学校での厳しい競争、孤高の天才少女との出会い、旋律を奏でることをためらう右手の秘密。 若き音楽家・瀧廉太郎は、恩師や友人に支えられながら、数々の試練を乗り越え、作曲家としての才能を開花させていく。そして、新しい時代の音楽を夢みてドイツ・ライプツィヒへと旅立つが……。「西洋音楽不毛の地」に種を植えるべく短い命を燃やした一人の天才の軌跡を描き出す。 時代小説家最注目の俊英が、ついに新境地・明治へ! 第66回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高等学校の部)
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4.0綻びのできたレースのように繊細で不可思議な世界を紡ぎだす四編の物語 大学の友人サクマの帰省に同行したぼくは、そこで幽霊と暮らす奇妙な村人たちと出会う…「幽霊番」。女性だけの村で育った卯月と、「騙されちゃ、だめよ」と云い、突然いなくなってしまったハルカ。サナさんの秘密の儀式を偶然目撃した卯月は、自分の知らない世界があることに気づいてしまう…「レースの村」。透明になった犬の夢二、病気がちで寝たきりの姉綾子とともに過ごす日々はあの雪の日のように儚い…「透明になった犬の話」。綻びのできたレースのように繊細で不可思議な世界を紡ぎだす四編の物語。 【目次】 幽霊番 レースの村 空まわりの観覧車 透明になった犬の話 【著者】 片島麦子 1972年広島県生まれ。小説家。著書に『中指の魔法』(講談社)、『銀杏アパート』『想いであずかり処にじや質店』(ポプラ社)がある。
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3.6漕げよ、漕げ(ロウ・アンド・ロウ)、 あなたの舟をーー 夫婦の歪みと「再生」を高解像度で描く、デビュー30年にして到達した恋愛文学の極致。 東京の広告代理店に勤める43歳の涼子は、3歳年下で美容師の夫・孝之と結婚して13年。毎日の生活にうっすら不満を抱えつつ、表面的には凪いだ日々を送っていた。ところが、20代の美登利を美容院のアシスタントとして招き入れたことで少しずつゆらぎが生まれて......。気づかぬうちに"深い川"に隔てられた二人は再び漕ぎ寄ることができるのか? 夫婦、そして、男と女の心理を細密に描き出した傑作長編。週刊誌「サンデー毎日」の人気連載がついに単行本化!
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4.0●突如現れた宇宙船から、次々地球に降り立った神は、みすぼらしい姿でこう言った。「わしらは神じゃ。この世界を創造した労に報いると思って、食べものを少し分けてくれんかの」。神文明は老年期に入り、宇宙船の生態環境は著しく悪化。神は地球で暮らすことを望んでいた。国連事務総長はこの老神たちを扶養するのは人類の責任だと認め、二十億柱の神は、十五億の家庭に受け入れられることに。しかし、ほどなく両者の蜜月は終わりを告げた――。「老神介護」 ●神文明が去って3年。地球で、もっとも裕福な13人がプロの殺し屋を雇ってまで殺したいのは、もっとも貧しい3人だった。社会的資産液化委員会から人類文明救済を依頼された殺し屋は、兄文明からやってきた男から、別の地球で起こった驚愕の事態を訊かされる。「扶養人類」 ●蟻と恐竜、二つの世界の共存関係は2000年以上続いてきた。恐竜世界の複雑なシステムは、蟻連邦によって支えられていたが、蟻世界は恐竜世界に核兵器廃棄を要求、拒絶されるとすべての蟻はストライキに突入した。「白亜紀往事」 ●僕が休暇を取る条件は、眼を連れていくことだと主任は言った。デイスプレイに映る眼の主は、若い女の子。ステーションにいる彼女の眼を連れて、僕は草原に旅行に出かけた。宇宙で働く人は、もうひと組の眼を地球に残し、地球で本物の休暇を過ごす人を通して仮想体験ができるのだ。「彼女の眼を連れて」 ●74年の人工冬眠から目覚めた時、地球環境は一変していた。資源の枯渇がもたらす経済的衰退を逃れようと、「南極裏庭化構想」が立案され実行された結果、深刻な事態が起こっていたのだ。「地球大砲」
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4.0『少年と犬』(第163回直木賞受賞)馳星周氏絶賛! 「人は犬にいかに癒されるか。ケッチャムは暴力と流血の中でその事実を綴る」 『隣の家の少女』『オフシーズン』に次ぐ、待望の復刊! 老人が愛犬と共に川釣りを楽しんでいる。そこへ少年が三人近づいて来た。中の一人は真新しいショットガンをかついでいる。その少年が老人に二言三言話しかけたかとおもうと、いきなり銃口を老人に向け金を出せと脅した。老人がはした金しか持っていないと判るや、その少年は突然、銃を犬に向けて発砲し、頭を吹き飛ばした。愛犬の亡骸を前に呆然と立ち尽くす老人。笑いながらその場を立ち去って行く少年たち。あまりにも理不尽な暴力!老人は“然るべき裁き”を求めて行動を開始する。
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3.6第142回芥川賞(2009年)候補作。 コメディ映画だけが救いの若きマッサージ師・金子堅三は、客として出会った映画監督・海馬五郎に「弟子入り」することに。はじめての撮影現場は、北九州のさびれたシャッター商店街だった。そこでスタッフやキャストが退屈しのぎにはじめた賭けは、78歳にして初主演の老優・小関泰司のNG回数を当てるというものだった……。 賭けねば、へたれだ。逃げ場はない! 北九州のシャッター商店街が心ない賭博のワンダーランドと化す──。映画撮影に打ち込む人々の心の黒さと気高さを描く爆笑&涙の小説。 解説・ケラリーノ・サンドロヴィッチ
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4.1ケンブリッジを震撼させた連続殺人は過去のこと。わが子アリーや召使いのマンスールたちと、イングランドの地で平穏に暮らしていた女医アデリアは、アリーの父であるロウリー司教に呼び出される。管区オックスフォードシャーにある迷路に囲まれたワームホールド塔で、ヘンリー二世の愛妾ロザムンドが毒を盛られたのだ。最大の容疑者である王妃エレアノールは、幽閉先から姿を消していた。国全体を巻きこむ戦を阻止するべく、アデリアは難事件に立ち向かう。CWA最優秀歴史ミステリ賞に輝いた『エルサレムから来た悪魔』に続く、シリーズ第2弾。
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3.5バブルの寵児ともてはやされた不動産王の夫と八年前に離婚し、現在は脚本家として働く沢野瑞枝。 夫はバブル崩壊後にすべてを失い、失踪してしまったため、一人娘・日花里の養育費も払われないままだった。 あるとき、年下のプロデューサーの奥脇から、瑞枝自身をモデルに「バブル期をドラマに描かないか」という依頼を受ける。 夫との出会いや結婚生活など、自らを切り売りするようなオファーに躊躇っていた瑞枝だが、娘からの励ましを受けて仕事に挑み始める。 執筆中に当時のことを振り返る中で、ずっと会っていなかった元夫の影が現れ、離婚以来音信不通だった夫の親友と再会し、 さらには自身のドラマに出演する人気俳優が接近してきて…。 一人の女性、そして家族の再生を描く傑作長編!
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4.5【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 社会人三年目の賢司は変わりばえのしない仕事に燃え尽きぎみ。彼女もいて傍目には悪くない生活に見えたが…。フリーターをしていた高校時代の友人・凌一が仲間達とインディーズブランドを立ち上げることになった。戦略ゼロながら熱く服づくりに励む彼ら。ファッションにまるで興味がないものの、ほとばしるエネルギーに圧倒され、賢司は次第に重要なメンバーとして頼りにされる存在になっていく。1998年度三島由紀夫賞を受賞、2002年に行定勲監督により映画化された作品を全面改稿、大幅加筆。ミシンと糸が紡ぎ出すロックな「青春ワーキング小説」決定版。
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