レッドクローバー

レッドクローバー

940円 (税込)

4pt

4.1

東京のバーベキュー場で起きたヒ素による大量殺傷事件。記者の勝木は、十数年前の北海道灰戸町家族毒殺事件を思い出す。家族が死んだ居間で寛ぎカップラーメンを啜っていた生き残りの少女、赤井三葉が〝また〟殺したのではないか。三葉の行方を追い勝木は北へ向かうが――。「みんな死ねばいい」。灰戸町の女たちの怒りの連鎖が、新たな悲劇を産み落とす。

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レッドクローバー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    反転の瞬間、背筋がゾクっとした。
    こういう人ほど、潜む狂気は凄まじくて恐ろしい。
    女たちの怒り恨みの連鎖が壮大で、何度も驚かされ、鳥肌が立ちました。

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    結構なページ数あるけど、一気に読んだ
    最後に一気に伏線回収なのかな
    面白かったけど、後味悪い
    でも、たまにこんなの読みたくなるんだよな

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    東京のBBQ場で起きたヒ素を使った大量殺人。十数年前に北海道で起こった家族毒殺事件を記者の勝木は思い出す。
    長女だけが生き残ったその事件。

    視点が細かく入れ替わるけど読みやすかった。
    そして怖い。負の連鎖。忌まわしさ。田舎の閉塞感。

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    タイトルの〈レッドクローバー〉は、登場人物の名前から取られています。
    日本語にすればアカツメグサ。花言葉は「幸運」「希望」。
    そして、それらから遠くかけ離れた物語が始まります。

    幸運にも希望にも見放されたような、母娘たちが入り混じりながら、罪を犯していきます。

    小説は五章からなり、章の中でも語り

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    一気読み。つまり面白かったと思う。
    どんでん返しの連続だったし。
    ただ、救いはないなぁ、とは思う。
    再読は、きっとしない。
    ミステリーとしてはよくできてる。

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    まさきとしか『レッドクローバー』幻冬舎文庫。

    一種のイヤミスかと思いながら読み進めば、正統派のサスペンス・ミステリー小説だった。但し、最初から最後まで、ずっと嫌な気持ちを抱えて読むことになることは覚悟しなければならない。

    前半から中盤までは、真梨幸子の『殺人鬼フジコの衝動』のような感じなのだが、

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    初めから終わりまでずーっと暗いし、常に誰かが怒り、憎悪を抱えてドス黒さが全開。
    読めば読むほど常に苦い何かを飲まされているような気分になるし、全く救われる気がしないしで読むの途中で辞めようかと何度も思った。
    それなのに、続きが気になって仕方なくて読み進めてしまう。

    物語の途中ではたと気づく。
    負の

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まさき先生といい、櫛木先生といい
    やっぱりこういう本がとんでもなく好き!!

    娘と母、、因習村、、

    最初はちひろ大丈夫か?
    あまり三葉と仲良くしない方が、、、なんて思っていたのにどうしてこうなった

    0
    2025年09月19日

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