廉太郎ノオト

廉太郎ノオト

1,925円 (税込)

9pt

廉太郎の頭のなかには、いつも鳴り響いている音があった――

最愛の姉の死、厳格な父との対立、東京音楽学校での厳しい競争、孤高の天才少女との出会い、旋律を奏でることをためらう右手の秘密。
若き音楽家・瀧廉太郎は、恩師や友人に支えられながら、数々の試練を乗り越え、作曲家としての才能を開花させていく。そして、新しい時代の音楽を夢みてドイツ・ライプツィヒへと旅立つが……。「西洋音楽不毛の地」に種を植えるべく短い命を燃やした一人の天才の軌跡を描き出す。

時代小説家最注目の俊英が、ついに新境地・明治へ!

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廉太郎ノオト のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    簡潔な文体ながら滝廉太郎と一緒の空間、時間を過ごした気持ちになれる本だった

    憾を書いた時の心情のゆらめきがリアルでこの曲の聴き方が変わった

    0
    2022年06月22日

    Posted by ブクログ

    瀧廉太郎、この作品を読むまで、こんなに若くして亡くなった人とは知らなかった。
    (教科書のモノクロ写真は、私には何故か皆年配者に見えていた。)

    廉太郎の、音楽と共に生きる日々が読みながら胸にすっと入ってくる。
    同じ道を行く同志や師との関わりも描かれ、芸術の道を進む熱さ、厳しさ、美しさに引き込まれてい

    0
    2022年01月17日

    Posted by ブクログ

    滝廉太郎の人生について知れました
    音楽は楽しいときもあれば苦しいときもあるなと感じました。天才は天才なりの悩みがあって読み応えがありました。
    1日1日を大切に頑張りたいと思いました

    0
    2021年11月19日

    Posted by ブクログ

    ノンフィクションドラマを見ているようで、心に響いた。滝廉太郎のいう人物が日本を代表するようなピアニストであり、革新的な作曲をした人だということがわかった。

    0
    2020年10月05日

    Posted by ブクログ

    滝廉太郎の音楽に取り組む姿勢、若くして亡くなる間に残した作品の数々に心打たれた。
    人生を知った後、曲を聴くとまた違って聴こえそうです。
    幸田幸との関係が、作中を貫く軸になっていて、二人の奏でる協奏曲のように絡み合って味わい深い。
    久々に心打たれた作品でした。

    0
    2020年07月25日

    Posted by ブクログ

    瀧廉太郎というと真っ先に浮かぶのが『荒城の月』と『花』。他には?と言われたら、この作品を読むまで分からなかった。こんなに身近な歌を世に送り出した人だったのかと再認識。
    他の方の感想で青春小説と書かれていたんだけど、それもその筈、享年23歳では生涯のほとんどが青春だ。
    序盤で亡くなったお姉さんの影響で

    0
    2019年10月05日

    Posted by ブクログ

    出てくる曲を調べ、聴きながら読んだ。
    才能がありながらも、奢ることなくひたむきなところ、自分に向き合う姿勢。そっと応援していたゆえの寂しさよ。

    0
    2024年06月02日

    Posted by ブクログ

    高等学校の課題図書と言うことで手に取りましたが、瀧廉太郎の話だったんですね。
    教科書で学んだ程度のあやふやな知識しか持っていなかったので、彼が駆け抜けた短い人生を知ることができました。

    0
    2024年05月13日

    Posted by ブクログ

    東京音楽学校で知り合った姉妹に幸田延と幸がいてこの二人は幸田露伴の妹たちだったとか。日本の西洋音楽の先駆けになったそうで、「鳩ぽっぽ」「お正月」を作詞した東くめと幸は親友で滝廉太郎とも親しかったとか。勿論作曲は滝廉太郎ですね。
    優秀な人材が東京に集められ各方面で活躍が期待されていた時代。ビッグネーム

    0
    2024年04月18日

    Posted by ブクログ

    瀧廉太郎の作曲『荒城の月』がとても好きだ。
    哀調の調べが美しいし、今は石垣だけとなっている城が当時の姿を取り戻し、楼閣で酒を酌み交わす武将たちの姿が月光の中に浮かび上がるようだ。
    傾ける盃に、夜桜の花びらがはらりと落ちる。
    まさに日本の叙情の世界。

    「クラシックTV」のメンデルスゾーンの回を観てい

    0
    2023年11月11日

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