黒い列車の悲劇

阿井渉介

トンネル内で列車が消え、犯人からの身代金要求は6億円。三陸海岸に沿って走る北リアス線の車輛が、百メートルもないトンネルに入ったまま出てこない。数分後、反対方向からやってきた車輛は、何事もなかったようにトンネルを抜けていった。単線でなぜこんなことが起こる? 牛深警部シリーズ最後の事件。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内ミステリー
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: 講談社文庫
• 電子版発売日: 2018年06月29日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

トンネルに侵入した列車が消えた。一部の乗客は開放されるが、犯人からは外務省へ6億円の身代金要求があるが、身代金は南米の村への送金。更に牛深へ犯人から直接牛深に連絡が…。事件は自分の過去に関わりがあると考えた牛深は幼少期を過ごした北海道へ。

このシリーズは謎が魅力的で、トリックは…。
事件に関わる上野公園やイラン人、偽造テレカとか凄く懐かしい話題。『虹列車の悲劇』では暴走しまくった松島が今回はいつも通りの相棒。