ダフネ・デュ・モーリアの作品一覧

「ダフネ・デュ・モーリア」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2021/03/11更新

ユーザーレビュー

  • レイチェル
     1951年作。
     とても充実した、良い小説だった。
     なにしろこのところ『聊斎志異』や江戸時代の草双紙集を読んでシンプルな「物語」の楽しさを味わい、次いで西村京太郎さんの今風のスカスカな小説世界を『スーパー北斗殺人事件』でざっくりと走り抜けてきた私は、本書のページをめくりたちまちにして<西洋近代小...続きを読む
  • レイチェル
    親代わりの従兄アンブローズがイタリアで結婚した相手、レイチェル。おかしな手紙を最後に急逝した従兄の死にレイチェルへの恨みは募るもの、会った瞬間から惹かれていくフィリップ。女に慣れない男の激しい恋の行方とは。ゾクゾクする面白さ。
  • レイチェル
    19世紀半ば、イギリスはコーンウォールの領地にある古い館で、両親を亡くした主人公フィリップ(わたし)は従兄アンブローズに育てられた。

    教育を授けてくれ、領地の管理、小作人達の面倒をみながら暮らす領主の生活を身に付けていった。ゆくゆくは領主という肩書きと莫大な財産を受け継ぐ身の坊ちゃまとして。

    ...続きを読む
  • 原野の館
    イギリスはコーンウォールの原野に建つ元宿屋の館「ジャマイカ・イン」は、建物も住む人も禍々しく謎めいていた。

    若き女性が孤独の身となって、叔母が住むその館に頼よるしかなかったのだから、叔母が息も絶え絶え、叔父が荒くれ男で、災禍がおこるのもやむなし、けれども自立心の強い女性であるゆえ、危険がせまっても...続きを読む
  • いま見てはいけない デュ・モーリア傑作集
    中学生の時に河出の世界文学全集でレベッカを読んだ。とりこになった。10代の間に何度読み返しただろう。あの頃の気持ちを思い出した。忘れていたぞくぞくするような感覚がよみがえってきた。レベッカしか知らなかったがこれ!!!な作品だ。すごいなデュ・モーリア!まさに物語世界に心がもっていかれる感じ。他の傑作集...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!