原野の館

原野の館

母が病で亡くなり、叔母ペイシェンスの住むジャマイカ館に身を寄せることになったメアリー。だが、原野(ムーア)のただ中に立つ館で見たのは、昔の面影もなくやつれ、怯えた叔母と、その夫だという荒くれ者の大男ジョスだった。寂れ果てた館、夜に集まる不審な男たち、不気味な物音、酔っ払っては異様に怖がるジョス。ジャマイカ館で何が起きているのか? メアリーは勇敢にも謎に立ち向かおうとするが……。『レベッカ』「鳥」で知られる名手デュ・モーリアが、生涯の多くの時を過ごしたコーンウォールの原野を舞台に描くサスペンスの名作、新訳で登場!/解説=瀧井朝世

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    イギリスはコーンウォールの原野に建つ元宿屋の館「ジャマイカ・イン」は、建物も住む人も禍々しく謎めいていた。

    若き女性が孤独の身となって、叔母が住むその館に頼よるしかなかったのだから、叔母が息も絶え絶え、叔父が荒くれ男で、災禍がおこるのもやむなし、けれども自立心の強い女性であるゆえ、危険がせまっても

    0
    2021年05月05日

    Posted by ブクログ

    イギリスのポドミン・ムーアという荒野の街道にポツンと立つジャマイカ館(実在していた旅館)。そこに巣くう荒くれ男たちに立ち向かう勇敢な女性メアリーの冒険物語。
    彼女は母が亡くなったことで叔母ペイシェンスが住むジャマイカ館に身を寄せるが、建物は寂れ果てていた。夫であるジョスは荒くれ者の大男、叔母は昔の面

    0
    2021年09月02日

    Posted by ブクログ

    サスペンス小説、先が気になって
    どんどん読み進めてしまった。
    原野、開かれていない土地が舞台となっているのが、
    この小説のミソだと感じた。 

    映画も鑑賞したいと思った。

    0
    2024年04月28日

    Posted by ブクログ

    このラストでは、おばさんと同じじゃないかと危惧。結構な活劇展開だった。原野というより荒野のイメージだが、原題のママが一番。実在したことにも驚くが、今や四つ星ホテルとは。
    一言。痛みは意識された?何ともな訳。

    0
    2022年05月25日

    Posted by ブクログ

    想像していた物語とは、全然違って、なんていうか、冒険物で、その様に読みすすめると、主人公の好奇心と、行動力には、脱帽だし、どーなるの?どーするの?と、ワクワクしたけど、返って怖い。自然って夜の原野なんて、もう怖過ぎるでしょ。

    0
    2021年07月08日

    Posted by ブクログ

    レベッカは面白かったなぁ~と思い手に取りました。が。なんだかお話が複雑というか、ヒロインの恐怖があまり伝わってこなくて途中で飽きてしまいました。そんな首突っ込まない方が良いのに…なんて事なかれ主義の日本人だから思うのかもしれないけど…

    イギリスの冬は寒そうだな~なんて思いながら読みました。

    0
    2021年05月12日

    Posted by ブクログ

    こ、これは…、けっこう"活劇"じゃないか。『レベッカ』のような、不穏な心理サスペンスを期待して読み出したので、恋愛ありドンパチあり、でビックリ。こういうのも書くんだ…。

    0
    2021年03月29日

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