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ある日、アメリカ各地の9人に、自分の名を含む9つの名前だけが記されたリストが郵送されてくる。差出人も意図も不明。受け取ってすぐに捨てた者もいた。だがその後、リストの人々が次々と死に始める。まずホテル経営者の老人が溺死。そして翌日、またひとり、男性がランニング中に射殺される。FBI捜査官のジェシカは、残りの人々の特定を進める。自分も、死んだふたりと同じリストを受け取っていたのだ。次は誰が殺されるのか? 職業も居住地も違う9人のつながりは何なのか? 驚愕の展開の連続で読者を翻弄しつづける極上のサスペンス!/解説=古山裕樹
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Posted by ブクログ
ある日、9人に自分の名前が載っているリストが届きます。なぜそこに自分の名前があるのか?他の名前に見覚えもない。そんな意味不明なリストが届いたあと、一人ずつ殺されていきます。
面白かったです。読み始めは、カタカナの名前と格闘でした。私、カタカナ苦手。とにかくいっぱい出てくるので名前と職業、人間関係など把握できなくて大変。でも50ページぐらいまでいくと、それ以降はスラスラ読めるようになり、物語に引き込まれていきました。相変わらずカタカナの名前はいっぱい出てきたのに不思議。
読んでいると、アガサ・クリスティの影響をすごく感じました。それが物語に引き込まれた要因かな。何とな〜く結末が見えてきたと、分かった気になったけど、そうきましたかと騙された感が。終始分からなかったリストの名前の共通点も最後には分かるのだけど、そういう理由で選ばれたのかと思いもしなかった。それは分からないよ。殺されたリストに載ってた人たちは、そんな〜と思っただろうな。あの世で。私の想像以上でした。
私が気になったのは、探偵役がいなかったことです。こういう話はたいていいると思うのだけど、いないままどんどん殺されていく。刑事が調べているのだけど、少ししか出番がない。そこが不思議に思った。刑事はたまに出てきて、ヒントになるような事を言ったりやったりする。あとになって思い返すとそれが伏線だったのかなと思う。それが逆に良かったのだと思う。刑事がグイグイ出てくると、この物語の突然殺される恐怖、世界観みたいなものが壊されてしまう気がする。
静かなサスペンス、そんな風に思えた作品でした。
Posted by ブクログ
面白かった。ピーター•スワンソンは私には合う作家なので、読み始めから終わりまでずっと読んでて心地良い読み心地だった。
話も細部まで考えられていて良かった。単純な動機じゃ無いところがピーター•スワンソンらしい。
本当にミステリーが好きな作家さんだなあ、と思わせられるところが沢山あり、そこもやっぱり好き。本が好きで沢山読んできたんだなあ、と思わされる描写が随所にある。
何故か今までのピーター•スワンソン作品に比べて穏やかで、平和な終わり方に感じた。最終的な結果は全然穏やかじゃないし、むしろ酷いのに、穏やかな事件に感じる不思議。
次回作も楽しみ。
Posted by ブクログ
アメリカ各地の男女9名に自分のも含め9名の氏名のリストが送られてきて、その中の1名が殺される。リストの中にFBI 捜査官がいたことから比較的早くリストの人物達に護衛がつくが殺人は止まらず…。
本編前に「そして誰もいなくなった」の真相に触れているという注意書きがあるとおりゴリゴリのミステリー。アガサクリスティは基礎教養なのね。イギリスでも日本でもなく現代のアメリカで、こういうクラシカルなミステリ作品が書かれて読まれているんだと嬉しくなっちゃう。
9人中3名が既婚者となんらかの不適切な関係にあって、何かの伏線では!?と真相にカスリもしない推理(とも言えない連想)をしてしまった…。だって多くないですか?
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