伶也と

伶也と

小説・文芸
795円 (税込)

3pt

3.6

二人が迎えた結末は、1ページ目で明かされる。恋愛を超えた、究極の感情を描く問題作!

理系の大学院を出、メーカーで働いていた31歳の瀧羽直子は、同僚に誘われて初めてライブに参加したその日、ロックバンド「ゴライアス」のボーカル、伶也と出会った。
伶也は彼女の全てとなり、持てるお金、時間のすべてを注ぎ込み、スターダムにのし上がっていく伶也を見守り続ける直子。行きつく先は天国なのか、地獄なのか?
失われていく若さ、変わっていく家族や友人たち……。四十年後、彼女に残ったものは一体なんだったのか。
71歳で伶也とともに餓死するまで、彼のためにすべてをなげうった直子の狂おしいほどの愛と献身の生涯を描く。「別册文藝春秋」連載時より異例の人気を誇った傑作長編。

解説:豊崎由美

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    伶也と
  • タイトルID
    :
    483605
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年12月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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伶也と のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ふたりが迎えた衝撃の結末は最初のページで明かされる。

    32歳の直子は初めて訪れたライブで「ゴライアス」のボーカル・伶也と出会う。

    持てるお金と時間を注ぎ込み、すべてをなげうち伶也を見守り続ける直子。
    失われていく若さ、変わりゆく家族や友人たちとの関係。

    恋愛を超えた究極の感情を描く問題作。

    **************************************

    ただただ、日々の出来事を読み進める感じやけど、気づいたら、内容に入りすぎて、こんなにも時がたってたんかと思った。

    主人公の直子も、毎日が楽しすぎて、この状況を変えたくなかってんやろうなと。

    目を覚まして現実を、と言うよりは、最後まで読んで思ったのは、直子は幸せ者やなと。

    一度きりの人生、何が幸せかは人それぞれ。
    いざ振り返った時に、何をしててんやろと思うよりは、こういう人生を送ってる方が、例え波乱万丈でも生きてる感がする。

    0
    2018年05月27日

    Posted by ブクログ

    出だしで結末を描くという大胆な構成と、そこに向かってひた走る物語に引き込まれ、あっという間に読み終えた。40年も1人の男を愛し続けることができるというのは、とても想像できないが、こんな人生もありだよね、と思える一冊でした。

    0
    2021年08月02日

    Posted by ブクログ

    71歳の直子と64歳の伶也が餓死死体で発見されるシーンから始まります。なかなか衝撃的です。どうしてそんなことになったのか、40年にも渡るファンとミューシャンの物語です。
    あらすじで想像しているのと相当違いました。狂信的なファンの話か、ファンに付け込むクズな話かと想像していました。
    ファン心理というのは僕にはわからなくて、どんなに好きな芸能人でも心を全部持っていかれるような事は無いし、何十年にも渡って変わらず好きでいられるというのは凄い事です。
    直子は初めてみたゴライアスというバンドの伶也に魅了され、なんと伶也と親しくなって長きに渡ってバンドの相談役みたいな立場になっていくのですが、荒唐無稽と感じるのは確立の問題であって、そのバンドが好きで一生懸命ファンやっているうちにスタッフになるって意外とある気がします。
    そして伶也がそれを利用しているのかといえばそんな事は無く、心の弱さはあれど基本嫌な奴では全くないんです。この心の弱さが転落の原因なんですけどね・・・。
    71歳になるまで40年間も思っているって異常な感じがしますけど、最後まで読むと幸せってなんなんだろうかと深いため息が出る。そんな物語でした。

    0
    2021年03月22日

    Posted by ブクログ

    平凡で刺激のない人生を過ごしていた32歳の直子に訪れた衝撃的な出会い。バンドボーカルの伶也に捧げた彼女の人生は、恋愛を超えた究極の感情だった。狂おしいほどの愛と献身を描く問題作。
    相手に尽くす愛とは、結局は自己満足に過ぎないと思ってしまうのは、所詮は客観的な見方だからだろうか。人はどこまで人を愛せるのか。欲望なき愛情に勝る美しきものは、この世に存在しない。

    0
    2018年08月31日

    Posted by ブクログ

    伶也が人気絶頂のところから、どんどん堕ちていってダメになっていく様はある意味あるあるなんだけど、読んでで全然飽きないし、ラストがわかっていながらも楽しめた。

    雲の上の人だった伶也が最後どんな姿になろうと、自分が看取ることが出来た直子は、幸せな気持ちで人生を終えられたと思う。

    0
    2023年05月24日

    Posted by ブクログ

    バンドマンに恋をする。
    よくありそうな話かと思ったら、その熱量が尋常じゃない。
    私もバンドとかミュージシャンが大好きで、たくさん応援していた時期がありましたが、ここまで入れ込んだことはなかったなと。
    本気で恋をするとかじゃなくて、本気で応援するスタンスがもはや異常。
    恋愛関係になりたいと願う方が、まだ共感できる。

    どうしてここまで彼女はすべてをかけられるんだろう。
    ファンとして応援すること。
    簡単なようで関係じゃない。
    ずっと一人だけを応援するって、意外と難しい。
    ここまで一途に、一心不乱にいられるって、羨ましいような怖いような。

    冒頭で結末がわかってからのストーリーなので、ぞくっとしながら読みました。

    0
    2022年05月20日

    Posted by ブクログ

    71歳で伶也とともに餓死するまで、彼のためにすべてをなげうった直子の半生。

    恋愛を超えた究極の感情・・・うーん、無理っ!!ww

    号泣必至の問題作・・・ってなことは全然ありませんなーwww

    まぁ、30歳すぎて、年下のボーカリストに恋しちゃって、そのまままっしぐら、でも男女の関係にもなれずにって・・・フツーは途中でストップしますけどねぇ?w

    しないところが、純愛なんだか、狂気なんだか?www

    0
    2018年01月20日

    Posted by ブクログ

    これは恋ではなく愛。無償の愛に近いのか?
    バンドボーカルにひたすら尽くした直子の生き様。
    その献身は静かにでも確かに狂おしい。
    あっという間に読み切ってしまった。

    0
    2017年12月23日

伶也と の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    伶也と
  • タイトルID
    :
    483605
  • ページ数
    :
    320ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年12月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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