老人と海(新潮文庫)

老人と海(新潮文庫)

小説・文芸
572円 (税込)

2pt

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八十四日間の不漁に見舞われた老漁師は、自らを慕う少年に見送られ、ひとり小舟で海へ出た。やがてその釣綱に、大物の手応えが。見たこともない巨大カジキとの死闘を繰り広げた老人に、海はさらなる試練を課すのだが――。自然の脅威と峻厳さに翻弄されながらも、決して屈することのない人間の精神を円熟の筆で描き切る。著者にノーベル文学賞をもたらした文学的到達点にして、永遠の傑作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    老人と海(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    819632
  • 電子版発売日
    :
    2020年07月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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老人と海(新潮文庫) のユーザーレビュー

「叩きつぶされることはあっても、負けやせん」
自らを慕う少年に見送られ、一人漁に出た不漁続きの老漁師。やがてその釣網にかかったのは、見たこともない巨大なカジキだった。老人とカジキは死闘を繰り広げるが・・・
カジキとの対決の際、老人からは何度も「あの子がいてくれりゃ」というセリフが出てきます。あの子とは自らを慕ってくれている少年のことでしょう。実際には少年はその場に存在せず、一人でカジキと戦わねばなりません。「人は人を望むが、結局は孤高に戦わねばならない」ということを暗に示しているかのようです。
自然の雄大さ、脅威。そして、それらと対峙する人間の、老いてもなお失うことのない尊厳。眩しいほどに力強い作品です。ぜひご一読ください!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    新潮文庫の100冊に入っていたこともあり、勢いで購入して読んだ。
    最初のほうの漁に出るまでの場面は初見ではかなり退屈で、読み進めるスピードもかなり遅かった。しかし、漁に出てカジキとの長きにわたる闘いが始まってからは、一気に最後まで読みすすめてしまうほど惹き込まれた。カジキとの不思議な関係、苦しいときに思い出す少年、そして闘いの結末。古典だと侮ることなかれ。

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    こんな表現を思いつく発想力や創造性が自分にはないので、ただただ尊敬する。ありふれたものを独自の視点で切り取り、言葉にする力がとても印象的だった。

    0
    2026年08月27日

    Posted by ブクログ

    時々よく分からない釣り道具の名前が出てきて困惑することがあったが、全体的には読みやすい本だった。ページ数が少ないながらも読み応えがありました。少しですが、ヘミングウェイの世界を覗けました。

    0
    2026年08月20日

    Posted by ブクログ


    彼の人生の年表が巻末にあったが、やっぱりこの時代を生きた人は常に命懸けだったのだと思い知らされる。。

    老人と海では、「これだけ苦労して格闘したのに何も残らなかった」
    が描かれているが、そこにヘミング・ウェイのロマンチシズム、ニヒリズムが詰まっていると思う。

    ニヒリズム大好き人間としては最高に刺さる

    ライオンの夢を見なくなった、つまり人生に対する野心や目の輝きを失ったヘミングウェイが最後に自殺をするのも、老人と重なった。

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    全く想定外に面白かった。例えるなら夢枕獏の餓狼伝を読んている時に近い感覚で。闘いのところの猫写や、また自分自身との闘いとでも言うのでしょうか。自分との対話とボロボロになりながらも諦めない姿、最後までどうなるのかわからない、なんとか無事帰ってくれとまさかの展開とかやめてくれと願いながら、大満足でした。いや~これは面白い。なんというか格闘家やアスリートのような、相手とそして自分との戦いな話だけれど、そこに老人と子どもという関係、親子じゃないからの友情のような相棒のような、そんなところも気に入りました!

    0
    2026年08月07日

    Posted by ブクログ

    学生時代に読んで、まあまあ長編だった記憶がまさかの130ページ。読みやすく世界に入り込みやすく、これは10代がまず読むのにもオススメですね。
    ちょいちょい出てくる野球用語などは、巻末の「翻訳ノート」に説明されていて手厚い。私はなんとなく雰囲気で読み飛ばしてましたが。

    冒頭、サンチアゴを慕う少年のいじらしさ。一人海へ出るサンチアゴ。つい口をついて出てくる「あの子がいてくれたら」という言葉に感じられる、老い。
    ですが巨大カジキと対峙するうち、全知識・全経験をフル稼働、自らを奮い立たせ、「老いる」って「それなりに修羅場はくぐってきてる」って事でもあるんだよな。

    カジキを捕らえた後がもう怒涛!いろいろあって、ラストは少年に感情移入しまくり。

    0
    2026年07月18日

    Posted by ブクログ

    老人サンチアゴの生き様、漁や海洋の描写、カジキマグロとの対決、サメどもとの死闘……。淡々とした語り口が自然の中に生きる「人間」を実に活き活きと捉えている。

    本文からの印象、また作品全体の漠然としたイメージから、サンチアゴを慕う少年マノーリンは日本の小学校低学年以下と思っていた。しかし野球選手シスラーについての台詞や、サンチアゴと共にビールを飲む場面から考えるに彼はティーンエイジャーぐらいなのだろうか? ……あれ、未成年のくせに飲んでるの?

    全体的に福田恆存訳よりも読みやすかったが、解らない箇所が一つ。——「魚を炊き込んだ黄色いめし」って何(福田訳では「魚のまぜ御飯」)?!

    0
    2026年10月06日

    Posted by ブクログ

    最近流行りの作品の言い回しには少し疲れてきていたのでひさしぶりに小説とはこのことだと思える作品に出会えた。
    根性と粘り強さは見習いたいものがあった。
    老人が少年から好かれている様子や、誰からものけ者にされてないところがよかった

    0
    2026年09月09日

    Posted by ブクログ

    ついに大物のカジキを釣り上げたと思った矢先、幾度もサメの襲撃に見舞われる老人。怪我を負いながらも決して諦めず、できることをやり抜こうとするその姿に心を打たれた。困難に直面しても立ち向かい続ける姿勢は、見習うべきものがある。サメと対峙するたびに、老人の胸中にある思いが少しずつ変化していく描写も印象的だった。老人の独り言が多く綴られており、その心の内側が丁寧に伝わってくる。見送ってくれた少年への「一緒にいてくれたら」という思いから、二人の間にある深い信頼関係を感じると同時に、共に行けなかった寂しさも滲み出ていた。
    たとえ思うような成果を得られなくても、最後まで自分にできることを続ける。その大切さを教えてくれる作品だった。

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    とにかく渋いという印象だった。
    海の上での巨大魚との果てしない死闘。そして長くて過酷な戦いの末、ボロボロになった老人に突きつけられるのは、無慈悲な結末で自然は本当に容赦なと感じた。戦いの中で芽生えた魚との絆、老人も報いたかったと思う。
    孫のように慕ってくれる男の子の優しさは救いだったが、きっと老人もまた立ち上がるのだろうと信じたい。

    0
    2026年08月30日

老人と海(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    老人と海(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    819632
  • 電子版発売日
    :
    2020年07月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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