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Posted by ブクログ 2022年07月09日
ヘミングウェイの集大成ともいえる作品。2冊目にこの本を選んだのは順序的におかしいかもなと思ったけど、多分これから著書を読むにあたって理解の補助になるだろうと思い、むしろプラスになるのではないかと思ってみたりする。
やはりヘミングウェイの書く文章は明快で生き生きとしていて、さも自分自身がその世界に入り...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月18日
往来堂書店『D坂文庫2012冬』から。
文豪が若き日々をパリで過ごした時の回想録。当時の暮らしぶりや交友が赤裸々に語られていて、大文豪も所詮"男"だったんだなぁと、その存在が少し身近になった。それにしても、スコット・フィッツジェラルドとのことを描いた部分は出色。これだけで短編小説...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月02日
「もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らす事ができたなら、その後の人生をどこですごそうと、パリはついてくる。パリは移動祝祭日だからだ」
という冒頭のエピグラフで有名なヘミングウェイの遺作。以前から気になる本であったのだが、品切れ状態となっていた。新訳で、文庫で出たので早速、読んでみる。
20年代...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月11日
お決まりぽいですが、『ミッドナイト・イン・パリ』繋がりで読んだら面白すぎて一気読み。ヘミングウェイが辛辣すぎて笑えて仕方ない。文学に真面目でひとを作品で判断するところとかどこかの誰かみたいで、可笑しかった。こういう男が好きだ。1920年代の狂騒の時代といわれたパリにたくさんの作家たちが集ったのは、ア...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月24日
アーネスト・ヘミングウェイ22歳。新妻ハドリーを伴い、文学修業のためパリに渡ってからの思い出の日々を綴った青春回想エッセイです。ヘミングウェイの死後、発表されたものとのことです。
「もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らすことができたなら、その後の人生をどこですごそうとも、パリはついてくる。パリはどこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月31日
生前未発表で、1964年(ヘミングウェイは1961年に自殺)に発表された、
ヘミングウェイの事実上の遺作とされている本書。
「やるべきことは決まっている、ただ1つの真実の文章を書くこと、
それだけでいい、自分の知っているいちばん嘘のない分文章を書いてみろ」
を信条に、愛妻ハドリーとともに...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月27日
文豪アーネスト・ヘミングウェイが何者でもなかった頃のこと。
愛する妻と、お金はないが幸せな日々を送るパリでの時間。
懐かしさと苦さと甘さが混ざった回想録。
100年前のパリをヘミングウェイが、フィッツジェラルドが、ジョイスが、ピカソが歩いて声を交わしていたんだな、本当に。
誰も拒まないパリの懐...続きを読む
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