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あの血みどろの逃亡劇から7年――。FBI特別捜査官となったクラリスは、麻薬組織との銃撃戦をめぐって司法省やマスコミから糾弾され、窮地に立たされる。そこに届いた藤色の封筒。しなやかな手書きの文字は、追伸にこう記していた。「いまも羊たちの悲鳴が聞こえるかどうか、それを教えたまえ」……。だが、欧州で安穏な生活を送るこの差出人には、仮借なき復讐の策謀が迫っていた。
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Posted by ブクログ
羊たちの沈黙、レッドドラゴンと読んできて、 さぁ待ちに待ったハンニバル。ようやくレクター博士が主役の本編にたどり着いた感じだ。 前作で盛大に脱獄したレクター博士は、別人になりすまして優雅な逃亡生活を送っている。猟奇的殺人を犯しながら。FBI捜査官クラリス・スターリングに手紙を送るレクター博士。愛情...続きを読むなのか支配なのか、殺して食べたいのか。その真意は何なのか。 スターリングと対峙する時が迫って来る。 復讐に燃えるメイスンもかなり不気味で残虐だ。怖さを引き立てる。 この順番で読んで正解だった。レクター博士とスターリングの過去の関わりを理解できるからだ。そして私もレクター博士が好きなのだと気づく。 下巻が楽しみだ。一気に読もう。
レクター博士にまたお会いできました。相変わらずのパワフルさでたじろいでしまいます。下巻、また楽しみですが、食欲はなくなりそうです。
ゾッとするような描写があり得るはずのない光景を見せてくれるサイコホラー(?) シリーズが進むごとになぜかレクター博士を段々助かって欲しいと望む気持ちが強くなる自分の変化が一番怖かったりして。
【2025年64冊目】 皮剥ぎビルの事件から7年、FBI特別捜査官となったクラリス・スタンフォードは麻薬組織摘発チームの一人として現場に向かっていた。慎重にことを進めていたはずが、蓋を開けてみると情報は筒抜けで、クラリスは銃撃戦の末、組織の女ボスを射殺する。赤子を抱いた彼女を死に至らしめたとして、糾...続きを読む弾されるクラリスだったが、一人の男の進言により事なきを得る。それはかつて、レクター博士による被害を受けたメイスン・ヴァージャーだった。復讐を誓う男の手は、逃亡の末フィレンツェに潜伏するレクター博士に延びつつあったが…。 こちらも映画を見てから読みました。相変わらず原作リスペクトなことがよくわかりますね。映画では、レクター博士の見かけそんなに変わってなかった気がするんですけど、原作ではちょっとした整形手術を施して逃亡しやすくしているようです。 後半は、懸賞金に釣られた男が中心の話で、クラリスがほとんど出てこないのが残念なのですが、檻の中にいないレクター博士の一面をいろいろと見ることができるのは、なかなか良いですね。機転利きすぎ、天才すぎ、恐ろしいのにかっこいい。痺れます。 下巻も楽しみに読み進めます!
レクター博士は冷酷な食人鬼でありながら、冷静で知識教養があり、一人で生きていく力に満ち溢れている。そこがもうどうしようもないほどに魅力的に感じてしまう危険な人物。目を覆いたくなるような描写にうわぁ、と思うのに読むのを止められない。トマス・ハリス大好き!
満を持して、レクター博士を主軸に置いた物語である。 冒頭を読むとアクション方面に風景が変わった?と驚くのだが、いやいやそれは猫だましのようなもので、アクションスリラーにはならない。大丈夫。 バーニーの語るレクター博士像が美しい。 「レクター博士は完璧なマナーを身につけていました。とはいって...続きを読むも、堅苦しいマナーではなく、優美で気取らないマナーを。あの頃自分(バーニー)はある通信教育のコースで学んでいたんですが、彼(レクター博士)はその学識をこちらに分け与えてくれた。といっても、チャンスと見たらこっちを殺そうという意思まで失くしていたわけじ一人の人間の中で人間のなかで、ある資質が別の資質を抹消し去るこ有り得んのです。それは両立するのですよ、良い資質と恐るべき資質とは(後略)」 格好いい!
映画は見てない。 おい、レクターさん…というよりも、いやハリスおじさん…と言いたくなる。 ハリスおじさんは、最後の章を描きたさにそもそもの初めから設定したんじゃないだろうか。 クラリスは羊〜での活躍からFBI捜査官になれたわけだけど、ヒール役(もはや精神的SM相手)のクレンドラーの妨害なんかもあっ...続きを読むて、出世どころかやりたい仕事もままならず、メイスンの件でだんだんとダークサイドに落ちていく。 羊〜ではあんなに重要ポジションだったクロフォードの存在感が薄れていき、レクター博士の存在が大きくなる。 (クロフォードの扱いが前作に比べてぞんざい過ぎて、出さなきゃいいのにレベルなのが個人的に悲しい) 父性に憧れ、また裏切られながら、問題の最終章に向かっていくクラリス。 ジョディー・フォスターが大成功を収めた羊〜の続編である本作の映画に出演しなかった理由の一つに、今作では彼女はモンスターになってしまった、と述べている理由がわかる気がする。 前作から一気読みしたせいで、最初のクラリスは何だったの…と思ってしまうけど、これはこれでハッピーエンドであることは間違いない。
逃亡中のレクター博士とそれを追う人々の話。 レクター博士だけでなく、それを追う周りの人たちのキャラもみんなたってて読みやすかった。
レクター4部作のうち、3作目。前作の「羊たちの沈黙」では、監獄の中にいて、自由のない牢の中でも、精神的な自由を謳歌していたレクター博士。そんな彼が外の世界に飛び出し、肉体的にも自由な生活を営んでいたのが今作だ。その天才性を存分に発揮し、自らの欲望をとことんにまで追求していく彼の姿は、間違いなく「悪」...続きを読むなのであろうけれど、その中に「美」を感じてしまうのは、その彼のエゴイズムがあまりに純粋だからなのだろうか。 上下巻のうちの上巻である。前作よりもよりダイナミックにキャラクターが動きだし、エンターテイメント性は増している。初見でも問題ないと思うが、「羊たちの沈黙」を先に読んでおいてよかった、と思っている。だけれども、「レッドドラゴン」を読んでいた方がもっと面白いのだろうか?(上巻では、ウィル・グレアムの名前などは全然出てきていないが)
テレビドラマでハンニバルを見て、気になったので久しぶりに読み返してみる。 以前にも増して楽しめました^ ^
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