あらすじ
1920年代、パリ。未来の文豪はささやかなアパートメントとカフェを往き来し、執筆に励んでいた。創作の苦楽、副業との訣別、“ロスト・ジェネレーション”と呼ばれる友人たちとの交遊と軋轢、そして愛する妻の失態によって被った打撃。30年余りを経て回想する青春の日々は、痛ましくも麗しい――。死後に発表され、世界中で論議の渦を巻き起こした事実上の遺作、満を持して新訳で復活。
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これは面白かった。想像していたより読みやすかった。
若き頃のヘミングウェイの目線をそのまま体感できたようだった。
個人的には、パルムの僧院に対する感想が自分と似ていて面白かったし、ヘミングウェイがそう感じたなら、自分の感性は正しいんだと少し自信にもなった。
ヘミングウェイという人物や作品をもっと知った上でこれを読んだら面白いと思う。まだ老人と海しか読んだことのない自分は、この作品を満足に楽しめはしなかったと思うが、それでもお酒を呑んでどこか自由に暮らす姿は痛快さもあった。
もっと本を読んで、色々なところに旅をしないといけないな。それで何かを得るとかではなく、本気で楽しく幸福を感じる事が大切なんだ。ヘミングウェイの作品を読んでから、またこの本を読んでみたい
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1921-26年、ヘミングウェイ22-27歳。21年暮に、新妻ハドリーとともに、パリに移住。最初は記者の仕事をもっていたが、その後はフリー。カフェやホテルで小説を書く毎日。
ガートルード・スタイン、ジェイムズ・ジョイス、エズラ・パウンド、スコット&ゼルダ・フィッツジェラルドとの交遊も詳しく描かれている。ジョイスとパウンドには敬愛の念をもって、スタインとフィッツジェラルドについては感謝しながらも、幻滅の出来事も記している。
印象的だったのは、シルヴィア・ビーチが経営するシェイクスピア書店。英文の書籍をあつかっていたため、作家たちの交流の場だった。この書店がパリになければ、ヘミングウェイの未来も、英語圏の文学の現在も、いまとはかなり違ったものになっていたかもしれない。ヘミングウェイが借り出して読んでいたのは、チェーホフ、ドストエフスキー、ツルゲーネフ、トルストイ。ヘミングウェイの作品にロシア文学がどう影響しているのか、考えてみるのもおもしろい。パリの幸福な生活は1925年で終わりを迎える。その経緯にも触れている。
本書は亡くなる数年前の1957年から60年にかけて執筆され、没後3年後に刊行された。書名 “A moveable feast”は本人がつけたものではない。英語版と同時刊行されたフランス語版は“Paris est une fête(パリは祭り)“、こちらのほうが適題かもしれない。
(ウッディ・アレンは、本書にインスパイアされて、映画『ミッドナイト・イン・パリ』を制作した。あのなかの主人公、駆け出しの作家の視点はヘミングウェイのそれである。)
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330P
ヘミングウェイ
(1899-1961)シカゴ近郊生れ。1918年第1次大戦に赤十字要員として参加、負傷する。1921年より1928年までパリに住み、『われらの時代』『日はまた昇る』『男だけの世界』などを刊行。その後『武器よさらば』、短編「キリマンジャロの雪」などを発表。スペイン内戦、第2次大戦にも従軍記者として参加。1952年『老人と海』を発表、ピューリッツア賞を受賞。1954年、ノーベル文学賞を受賞。1961年、猟銃で自裁。
移動祝祭日――回想のパリ
by アーネスト・ヘミングウェイ、福田陸太郎
「わかってる。ぼくも、コンスタンス・ガーネットの訳を手に入れるまでは、何度も何度も『戦争と平和』を読みかけて、うまく行かなかったことを覚えているよ」 「その訳もまだ改良の余地があるそうだね」とエヴァンは言った。「ぼくは、ロシア語は知らないが、たしかにそうだと思う。でも、ぼくたちは二人とも、翻訳というものを知っている。それにしても、これはまったく途方もない小説になってるね。一番偉大な小説だと思う。何度もくり返して読むといい」
「きみは国籍喪失者だ。きみは土地とのむすびつきをなくしている。きみはつまらぬ奴になった。いかさまなヨーロッパの考え方が、きみを破滅させたんだ。きみは酒を飲んだあげく死んでしまうだろう。きみはセックスにとりつかれている。きみは働きもせず、むだ話をしてすべての時間を過ごしている。きみは国籍喪失者だ。わかるかね? きみはカフェーに入りびたっている」
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ヘミングウェイの集大成ともいえる作品。2冊目にこの本を選んだのは順序的におかしいかもなと思ったけど、多分これから著書を読むにあたって理解の補助になるだろうと思い、むしろプラスになるのではないかと思ってみたりする。
やはりヘミングウェイの書く文章は明快で生き生きとしていて、さも自分自身がその世界に入り込んでいるかのように感じられて好きだ。もしかしたらリラでのエヴァン・シップマンのトルストイのくだりにあるように、翻訳者の手腕も一因としてあるのかもしれないが...。
この本を通じてエズラ・パウンドやスコット・フィッツジェラルドなどの著書も読んでみたいなと思ったし、リラにも行ってみたいと思った。私のやりたいことが増えたことが読んで得たものの中で1番大きいことだろう。
私にとってのa moveable feastは多分熱海だと思う。ただ、訪れた場所が少ないこともあり、比較対象が少ないため、これから色んな場所に行って、真のa moveable feast見つけたいな。
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芸術家が集う1920年代パリの活気を綴ったメモワール。決して、青春の群像劇ではない。堕落する者もいるパリで、数々の出会いが交錯する。それが作者の才能を刺激し、逞しい創作意欲を育んだ...“祝祭日”とは喝采を浴びた者だけに許される慰めの軌跡ではなかったか...
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往来堂書店『D坂文庫2012冬』から。
文豪が若き日々をパリで過ごした時の回想録。当時の暮らしぶりや交友が赤裸々に語られていて、大文豪も所詮"男"だったんだなぁと、その存在が少し身近になった。それにしても、スコット・フィッツジェラルドとのことを描いた部分は出色。これだけで短編小説として楽しめる。
それから、もうひとつ。これから絵画を観るときは空腹にしよう。
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「もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らす事ができたなら、その後の人生をどこですごそうと、パリはついてくる。パリは移動祝祭日だからだ」
という冒頭のエピグラフで有名なヘミングウェイの遺作。以前から気になる本であったのだが、品切れ状態となっていた。新訳で、文庫で出たので早速、読んでみる。
20年代のパリという伝説的な都市と伝説的な芸術家たち。そして、貧しくも、芸術を志す青年と新婚の夫婦の美しい愛。カフェ、レストラン、リゾートなどなどの風俗の記述。様々な芸術家達の姿の辛口の描写。
もう、絵に描いたような「修業時代の芸術家の貧しいけど、幸せな日々」の話である。そして、その美しい日々は、作家としての成功とともに、やってきた「リッチな連中」の侵入によって終わる。
「若くて幸せな日々」を描きながら、61才で自殺した作家の胸中には、どのような思いがよぎっていたのだろうか?
という作品の背景から必然的にやってくるセンチメンタリズムは抜きにしても、なんだか、とても切ない気持ちにさせる作品である。
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お決まりぽいですが、『ミッドナイト・イン・パリ』繋がりで読んだら面白すぎて一気読み。ヘミングウェイが辛辣すぎて笑えて仕方ない。文学に真面目でひとを作品で判断するところとかどこかの誰かみたいで、可笑しかった。こういう男が好きだ。1920年代の狂騒の時代といわれたパリにたくさんの作家たちが集ったのは、アメリカがピューリタン色が強かったせいもあると思うけど、パリに行ったらなにかかわるのかもと思わせるものがあるのかも、昔も今も。短編集を読もう。
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アーネスト・ヘミングウェイ22歳。新妻ハドリーを伴い、文学修業のためパリに渡ってからの思い出の日々を綴った青春回想エッセイです。ヘミングウェイの死後、発表されたものとのことです。
「もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らすことができたなら、その後の人生をどこですごそうとも、パリはついてくる。パリはどこへでもついてくる魂の饗宴=移動祝祭日だからだ。」
1920年代パリ。第一次世界大戦が終わった後のパリは、次世代の新しい芸術を志す者が集まり、様々な才能が競い合う芸術の都であった!パブロ・ピカソ、ジャン・コクトー、ガートルート・スタイン、ジェイムズ・ジョイス、エズラ・パウンド、フォード・マドックス・フォード、エヴァン・シップマン、スコット・フィッツジェラルド・・・。
名がまだ売れていない若き日のヘミングウェイは、つましい生活を送りながらも、こうしたパリで文学を志し、文学サロンでの多彩な芸術家たちとの交流、美術館訪問、貸本屋で借りる文豪たちの小説、カフェでの執筆とさまざまな出会いを通して、その文学才能を開花させていった。それに、お腹をすかせながらもパリで興ずるボクシング、競馬、カフェでのワイン、高級でないフランス料理、そして妻との新婚生活!
まさにヘミングウェイにとっての青年時代の祝祭の日々が、当時を思い出しながらの会話やシニカルな観察眼を踏まえた文章力にて絶妙に再現され、それらに思わず笑みがこぼれます。また、当時に交流していた「自堕落世代」の芸術家たちへのどちらかといえば厳しくあからさまな批評・批判の数々は、読者にはとても面白いのですが、これは当時の文学界に波乱を巻き起こしたのではないかなあ。(笑)特にフィッツジェラルドとの破天荒な会話や2人珍道中は映画になっても面白いかもしれない。いや、それよりもこの『移動祝祭日』自体、映画でも相当面白くなるだろう。
青年時代の苦くもきれいな思い出に彩られたパリでの生活。解説を読むと、祝祭の記憶をこのような形で封印したかったヘミングウェイの想いが伝わってきて、羨ましくも物悲しい気分にさせられました。
パリ!そこは一度は暮らしてみたい憧れの都。しかし、祝祭の日々は若い時代に味わうものなんですね・・・。あ~ホントに限りなく羨ましい。魂だけは若返らせ、自分も一度は暮らしてみたい!
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若き駆け出し作家になろうとする頃のパリ在住の日々。晩年、死を目前に完成したヘミングウェイが思い出を綴ったもの。
移動祝祭日というタイトルの印象に比べると、内容は純粋で真面目で慎ましい暮らしぶりである。当時は1920年代の華やかな戦間期であって、文人や画家のきらめく才能たちと交流できたのは確かなのだが。その退廃的な気分に毒されるまでの、素朴で幸福な時代を綴ったのだろう。
解説に種明かしがあり、実際とはいささか違うとの指摘もある。それを読んでもなお、ヘミングウェイという若者の純粋さ素朴さに感じるところのある作品だった。
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文豪アーネスト・ヘミングウェイが何者でもなかった頃のこと。
愛する妻と、お金はないが幸せな日々を送るパリでの時間。
懐かしさと苦さと甘さが混ざった回想録。
100年前のパリをヘミングウェイが、フィッツジェラルドが、ジョイスが、ピカソが歩いて声を交わしていたんだな、本当に。
誰も拒まないパリの懐の深さを知った気分。
Posted by ブクログ
面白かったです。ヘミングウェイの1920年代のパリでの作家としての修業時代、パリで暮らす文壇、画家達、ガートルード・スタイン、フィッツジェラルドとの交流が描かれています。また、最初の妻との破綻と二番目の妻となるポーリンファイファーとの三角関係で悩むヘミングウェイがさらっと書いています。
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序文から心をわしづかみにされた。
若い頃、ほんのわずかな間、パリに滞在したことがある。帰国後もしばらくの間は、熱にうかされたように、パリでのことを思い返せずにはいられなかったから。
無駄のない文章と鋭い観察眼で、ヘミングウェイがいた1920年代のパリと、同時代に生きた作家たちの飾らない様子が描かれており、最後まで興味深く読めた。
この作品はヘミングウェイの死の一年前に完成したそう。その後、猟銃での自死を選んだヘミングウェイ。そんな単純なことではないのかもしれないが、やはり人は死ぬ前に一番幸せだった時のことを思い出さずにはいられないのだろうか…等々、老いることについても考えさせられた。
Posted by ブクログ
大昔、まだ20代の頃旧訳を買ったが、どうしても一冊読み通せなかった。しかし今回、青山浩の新訳を古本で見つけて読んだら、あっさり読めた。
冒頭の章、パリのお気に入りのカフェで若き日のヘミングウェイが短編を書くところが好きで、そこだけは昔から、何十回も読んでいる。
昔読んだ時は、若き日のヘミングウェイに感情移入していたわけだが、今はこの本を書いた年代のヘミングウェイの視点で読む。悲しい。読み通せたのは、そのせいかもしれない。
スコット・フィッツジェラルドに関してはひどい書きぶりで気の毒になるが、確かに旅先で病まれた話を読むと、まあむべなるかなとも思う。
だけどリッツ・ホテルのバーで店員にフィッツジェラルドのことを尋ねられて「長編の傑作を二つ書いている、未完の長編も完成したら傑作になっていただろうと言われている」と答えている。その才能を認め、畏怖していたことは間違いないだろう。
Posted by ブクログ
NHKの100分de名著「ヘミングウェイ・スペシャル」に合わせて購入。
放送終了とほぼ同時に読み終えた。
予備知識なしでは少し読むのが大変だった。
フィクションのようでフィクションでない。不思議な回顧録です。
Posted by ブクログ
気軽に読めたしフランス生活とかワインとか興味深かった。
出版時に物議を醸したであろう内容というのもわかるけど、死後の出発だからどこまで本人は出版物として出すつもりだったのか、出版社が意図的に変更したところやら削ったとこもあるとか無いとかで、本人が仕上げてたらどうだったであろうかと思う。
ただやっぱり通して読んだ回想としてもベッドでちょっと読むとか、誰か待っている間に読むとかするのにちょうど良い章の長さや口調だったな。
Posted by ブクログ
彼の最後の作品。1961年自殺してしまう年に書き上げた。
最初の結婚(4回もしている!)相手ハドリーとのパリでの思い出をエッセイを越えた芸術論、創作論に表しているもの。
作品が売れ始める(認められる)までのみずみずしい感性があふれるように書かれてあり、引き込まれてしまう。いかにしてヘミングウエイになったか。
1921年から1927年までのパリにいる作家達とのやりとりが実名で出てくる。フィッツジェラルドの章など興味津々。
もちろん創作、誇張し過ぎ部分もあるという。
そうだろう。思い出は切なくも美しいのだ。
しかし、翻訳で読んでも文章がいい。やっぱり本当の作家だ。
Posted by ブクログ
« 幸運にも、若者の頃、パリで暮らすことができたなら、その後の人生をどこで過ごそうとも、パリはついてくる。パリはParis est une fête (移動祝祭日) だからだ。 »
彼の冒頭の言葉がすごく心にしっくりと来て読み始めた本。わたしにとっても、パリは移動祝祭日だなあ、と思う。偶然にも、わたしが今住んでいる場所が、彼がパリで始めて暮らした場所と同じ地域。通り、カフェ、全ての場所に馴染みがあってとても感慨深い気持ちで読んだ。
とにかく描写が鮮やかで、読みながら頭の中で、ひとつひとつのシーンをとても簡単に鮮明に描けた。
フィッツジェラルドとゼルダとの話が特に面白かった。
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「もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らすことができたなら、その後の人生をどこで過ごそうとも、パリはついてくる。パリは移動祝祭日だからだ。」
私も若い頃パリで暮らした経験があるので、この表現にはまったく同感。ヘミングウェイが、パリを離れてかなり経ってから書き残したエッセイ集。同時多発テロに揺れるパリで、本書は再び話題になっているという。フィッツジェラルドの別の一面を垣間見たりできるのが魅力のひとつ。巻末の年表に続く訳者の解説も秀逸。
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最初の数編は偏屈なパリの芸術家たちのエピソードとして無類の面白さだが、後半に差し掛かると反省の色が濃く、自尊心の塊に対峙するこちら側の体力が試され、読み進めるのが辛かった。しかしながら、エズラ・パウンドやガートルード・スタインとの会話は面白く、このような簡素な文章に凝縮させる作家の力量に驚かされた。(死後出版ゆえ、文章に他人の手が入っているようですが。)
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若き日のパリ。そこに集まる人々。
名声を確立しても、二度と手に入れることはできない、眩しい思い出。
それは、時間が経つほど、自分の中でさらに美しくなる。
少しせつなくなった。
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文豪と言われるような人の自伝みたいなのを読むと、まぁ自由よなぁと感じたりもする。もちろんどこまで本音かとか事実を述べているかは本人しか分からんけど。
例えば子育てなんか、放置して毎日スキーしてみたり、猫が見てくれてるから大丈夫と言ってみたり。いや昔はそんなもんだなのか、奥さんからは苦情が来るのか。やっぱ後者かな。。
とりあえずヘミングウェイに個人的な思い入れがなくても往時のパリの雰囲気がわかって面白い。概ね飲んでるわけね。
そしていつも思うに、西洋人は便所の扱いが適度よな。。
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パリ行きたい 笑
ヘミングウェイの直接的な表現で淡々と出来事や感じたことを書いているけど小説と違って「創作」に対する考え方と「人から与えられる影響」が書かれている文章は面白かった。パリ讃歌かと思いきや、必要以上にに誇張されていない点も面白い。けど、すごく好きな作品というわけではないかも。覗き見としては面白い
Posted by ブクログ
虚実ないまぜの回顧録。小説としておもしろいかというと微妙なところ。事前情報がない方がいいです。なんか事実ねじ曲げてる感が強くなってしまう。でも、ウッデイ・アレンの映画「ミッドナイト・イン・パリ」はちょうどこの頃のヘミングウェイを模写していると思うのでイメージの助けにはなりました。
Posted by ブクログ
1920年代のパリの雰囲気を感じられた。もっとヘミングウェイを読んでから、この本を読んだ方が楽しめるのかもしれない。フィッツジェラルドとのやり取りは映画になりそうだなと楽しく読んだ。
Posted by ブクログ
前半は余り面白く無かったですが、フィッツジェラルドの辺りは楽しく読めました☆ただ、二番目の嫁さんを完全に悪者に仕立て上げていた点は若干どうかなと思いましたが(^^;)。
アメリカのドルが急速に価値を高めていく中、アメリカ出身の芸術家たちがこぞって物価の安い(でも文化レベルは非常に高い)フランスに集まっていたんだなあという事を感じる事が出来、歴史的にも価値のある作品だと思います♪
Posted by ブクログ
ミッドナイトインパリを観返したくなる。猛烈にって程ではないんだけど、パリの街でヘミングウェイとハドリーに想いを馳せながら時を過ごしてみたいと思う。