【感想・ネタバレ】老人と海(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

八十四日間の不漁に見舞われた老漁師は、自らを慕う少年に見送られ、ひとり小舟で海へ出た。やがてその釣綱に、大物の手応えが。見たこともない巨大カジキとの死闘を繰り広げた老人に、海はさらなる試練を課すのだが――。自然の脅威と峻厳さに翻弄されながらも、決して屈することのない人間の精神を円熟の筆で描き切る。著者にノーベル文学賞をもたらした文学的到達点にして、永遠の傑作。

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「叩きつぶされることはあっても、負けやせん」
自らを慕う少年に見送られ、一人漁に出た不漁続きの老漁師。やがてその釣網にかかったのは、見たこともない巨大なカジキだった。老人とカジキは死闘を繰り広げるが・・・
カジキとの対決の際、老人からは何度も「あの子がいてくれりゃ」というセリフが出てきます。あの子とは自らを慕ってくれている少年のことでしょう。実際には少年はその場に存在せず、一人でカジキと戦わねばなりません。「人は人を望むが、結局は孤高に戦わねばならない」ということを暗に示しているかのようです。
自然の雄大さ、脅威。そして、それらと対峙する人間の、老いてもなお失うことのない尊厳。眩しいほどに力強い作品です。ぜひご一読ください!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ヘミングウェイにピューリッツァー賞とノーベル文学賞をもたらした中編作品。
「漁師は老いていた。」という始まり方がとても好き。

屈強だった漁師の老いとの対峙。少年とのかかわり。舟でのカジキとの戦い。孤独との戦い。そして帰途においても。

舟の上で出会う生き物たちにかける言葉や、関わっているうちに変わってくる心情。綱や鉤や海、そして傷ついていく身体の描写。
染み入ってくる。

かなり好きでした。

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2026年06月19日

Posted by ブクログ

圧巻。この一言に尽きる。
解説によればヘミングウェイはこの本を3ヶ月ほどで書き上げたらしい。
この本の勢いとリンクしているように感じた。つい勢いでそのまま読んでしまった。

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2026年05月25日

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書店の店頭でプッシュされてて、気になって購入!

今ある環境で自分が何ができるかを考えて常に最善を尽くそうとする老人の姿に揺さぶられたし、その思考や行動がさも当たり前くらいのレベルまで老人の中に根付いてるのを見て、自分もそうありたいと憧れのような気持ちを抱きました。

読んでると勇気を貰える本だと思います。
めげそうな時は一生懸命な老人の姿を思い出して頑張ろうと思います

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

超平たく言うと文学界のジョーズ。
スピード感やスリルもさることながら、登場人物の心理描写が見事。140ページ弱とは思えない満足感だった。

老い、孤独、漁師、過去の栄光、情け、気高さ、海の恵、カジキ、サメ、格闘、生命力、喪失感、友情、家、試合に負けて勝負に勝つ

じいさんの生き様が刺さった。美しいわ
じいさんが死にかけながら巨大魚と死闘してんだから私ももっと出来ることあんだろ、と思いました。

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2026年02月10日

Posted by ブクログ

老人と海。
死闘と溜飲。

あの子がいたらなぁ!
あまりにも死闘を繰り広げる老人は、
繰り返し言う。
あの子がいたらなぁ!

なんと立派な鮫なの。
それが結末。

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2026年07月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思っていたより読みやすい。カジキとの戦いや帰路に着く際のサメとの戦いではかなり生々しい表現もあり迫力があるが、時々とても詩的で豊かな表現が添えられていて美しい。

お爺さんからは、人間としての驕り、海や魚に対しての尊敬の念、どちらも感じられるところにとても読みごたえがあった。過酷な漁の中での自問自答が興味深い。

そして苦労して得たものが奪われ失われていく様。そこに漂う哀愁と、ある意味の安堵。人間の感情の揺らぎをこんなに仔細に丁寧に追うことができるのがとても面白かった。
詩的な表現だけではなく人間的な疑問や焦りや怒りや安堵、様々な感情もしっかり描かれているからすっと理解しやすく想像にやさしい。

他のヘミングウェイの本も読んでみようと思った。他の作品ではどんな風に人と世界の形を表現しているのかとても気になった。

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2026年06月30日

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ネタバレ

今更ながら読んだ。

シンプルな文体で読みやすかった。
老人と大魚の戦い、そして帰宅までの孤独な航海を描いていて迫力があった。
しかし、私ではこれ以上は読み取れなかった。獲物をすべて失っても捨て鉢にならず、帰ることを考え続けた不屈の精神…ということなのだろうか…

繰り返し読んでみたいと思った1冊。

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2026年06月19日

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老人はカジキマグロとの勝負、勝ったのか?、負けたのか?
金儲けという観点では失敗した。しかし、カジキマグロや周りの生き物、海、自然に敬意を持ち続けながら、自らも誇り高く全力で獲物、自然と戦う姿、老人の生き様に敬意を感じた。
老人自身も負けたとは思っていないだろう。
人生の「勝ち」ってなんなのだろうとも考えさせられた。
勝ち方、気高い生き方って年齢により違ってくるのかもね。

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2026年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あらすじ↓
不運続きの老漁師サンチャゴが、全てを賭けて巨大なカジキマグロとの3日間に及ぶ壮絶な死闘を繰り広げ、帰途でサメと戦いながらも自身の誇りと不屈の精神を貫き通す物語。

カジキマグロとの戦いにのめり込んでいきどんどん沖に出ていく焦りを感じた。
死闘の末、ついに獲物を仕留めたものの、帰る途中サメに肉を食われていく虚しさがつらかった。
獲物がサメによって跡形も無くなってしまい、老人の成果が誰にも認められない虚しい展開を恐れていたが、最終的に頭やガワだけは残っていたようで良かった。

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2026年06月07日

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有名な著。ふと気になって読んだ。ストーリーなど何も情報を持たず読んだ。淡々と話は進み、読後なんとも言えない寂しさを感した。

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2026年06月01日

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ネタバレ

美しい寓話
最初から最後までこれジジイ死ぬんじゃね?と思いながら読んでる
カジキを仕留めるシーンめちゃかっこいい!
でもかなりタフジジイ こんなん体も心もボロボロなったろうにきっとまた漁に出るんだろうな

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2026年05月28日

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この本は老人サンチアゴと海やそこに生きる生き物達を通して宗教、仕事、博愛、ヘミングウェイの人間性、色々な見え方のできる話のようです。
この本を読んで見る際は、あなたも何か心当たりや共通しているようなことを当てはめて見てみると面白いかも知れませんね。

あとがきも面白いので是非最後まで読んで見てください。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

すごく苦しいしょうせつだった。

物語は最低限の進行で、ただその時間を追体験するかのように物語は進んでいく.

老人は過去の煌めきや憧れを過去である、と認識して、自分の老いを実感しているが、それでも老人は若ききらめきを持っているのである。
それは命のように変わらない煌めきであり、ライオンや、サバンナ、あるいは海といったそこに生きる我々と自然を慈しみ、それでいて我々は協働しているという煌めきである。

しかし,老人は自分のことにある程度妥協をし,見切りをつけて-無くなった妻を思い馳せるほど-、生活をしている.

しかし、海に出て、一人で孤独に戦い、焦燥し生活をしている中で自分の持つ強さや蓄えてきた強かさを思い出していく。
それは相手への同情、自然への同調という形でどんどんと思考が自然に命へと絡み取られていく。
カジキに対して感情移入をし,それを殺すという行為に疑心暗鬼になり同調をし,それでもしとめてしまう。

我々は老いや、時間に絡め取られてそこに存在した何かに同調して影響をうけていきていく。
そして、それとともに誰かが積み上げた命の煌めきや、その過程に依存して、蓄えて生活をし,それをまた続けていく。
科学や技術、生活の発展はそのようにできていく。
我々は過去の人々や、その生活を鮮明に思い出すことはできない。
しかし,そこにある積み重ねや、力、というのは見えなくても感じなくても確かに存在をするのだろう。

とにかく、生きる力に溢れた物語だった。


また、老人の苦しみや思考の迷い、憂いがそのまま分圧に乗っている力強い文章だった。
その分読み進めるのも苦しいがそれでこそ、美しい読者体験だったと思う。

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2026年05月16日

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ネタバレ

舞台はキューバのハバナ。(公用語はスペイン語)
メキシコ湾。
84日間もの不漁に見舞われたサンチャゴという老いた漁師の物語。

漁はもちろん、スペイン語や野球の知識がなく、随時調べながら読んだ。

サラオ- スペイン語で不幸のどん底(解説によると、直訳ではないそう)


_人間は叩きつぶされることはあっても、負けやせん。
_人間ってやつ、負けるようにはできちゃいない。


老人の、海と、そこに生きるものたちへの敬愛が伝わってきた。
老人の中で、海はスペイン語の女性形【ラ•マール】であったこと。

52ページにある、つがいのカジキを賞賛するとともに憐れむシーンや、途中で出てくる鳥やイルカ、そして大魚カジキへの愛、襲って来たサメの母までをも恨むシーンからもそのことはよくわかる。



少年マノーリンへの想いを吐露するシーンが何度も出てくる。
「あの子がいてくれりゃ」



最後まで怯まず、諦めず、闘い抜いたサンチャゴはすごい。

てっきり、大物を釣り上げて人々から賞賛されるというラストを想像していたが、全く違う哀しい結末で、泣けた。
しかし、それこそがこの物語の真髄なのではとも思う。
大勢の他者から認められなくても、記録に残らなくても、分かる人には分かるものだ。
私もそうやって生きていきたい。

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2026年05月13日

Posted by ブクログ

ヘミングウェイの有名な一作。
映画「イコライザー」のワンシーンで活用された本で、気になり購入。
巨大な魚と老漁夫との戦いを描いた作品。
この物語は、彼の内面の強さと勝利を称賛し、「人は破壊されることはあっても、打ち負かされることはない」というメッセージを強く印象づけられた。

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

老人の漁に挑む姿勢に、命に対する深い愛を感じました。彼は人間的でありながらも、しっかりとした敬意を持って魚と接していると感じます。巨大カジキと命を賭けた駆け引きからも、そういった老人の簡単に説明できる意味を越えた熱意が伝わってきて惹かれました。

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2026年05月06日

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若い頃読んだ時の感動が、残念ながら湧き上がってくる事はなかった。老人がさまざまな困難に直面しても決して諦めず、立ち向かって行く姿は確かに勇気をもらえる。サメに魚の肉をすべて食われてしまって金になるものは何も残らなかったのに、少年に再び一緒に漁に出たいと言われるとすぐに必要な道具などの事を考える件はグッときたが、。
なんでしょう。分かりませんが。

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

ハードボイルドの王道、読んだことなかったので手に取る
ヨルシカの老人と海、聴き流してかけていたことがあったけど、これをオマージュしてたのか!と知らなかった…

ということでこれを読んだ後にもう一度聴いてみた

この本を読んで…
大魚と共に集落に戻ってくるまでのサンチアゴの孤独感とか、蓄積した身体の節々の疲労感とか、せっかく手にした大物がサメに喰われていって、苦労したものが水の泡みたいになる無力感みたいなものを感じたので、
うーん、キャッチーな曲調が個人的には響かなかった…
物語から受け取る音楽的なインスピレーションや色は、人それぞれなのだなと改めて感じる

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

自身の老いを受け入れつつ自然と闘う姿、決して言い訳をせず目の前の状況に向き合い力を出し切る様に心を揺さぶられた。

諦めずに続けることで、「運」が向いてくるということにも気付かされた。

ただ、この作品ならではの深みをいまいち感じ取れていないようにも思うし、時間を置いてまた読みたい作品。

また、他のヘミングウェイ作品も読んでみたいと思わされた。

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2026年04月22日

Posted by ブクログ

古典的作品にもチャレンジ。
生活の糧としてカジキを獲るが、カジキを狙うサメとは闘う。どちらも命を奪うことに変わりはないが、老人の感じ方が全く違うわけで。
大きな魚を揚げたいと、まだ捨てられない虚栄心、海での場面に応じた判断力と素早い対応、あの子がいてくれたらなぁ、と何度も呟いてしまう寂しさ。

老人にとって海は人生そのものだっただろうし、それにしても、果てしない漁になってしまったよな、と思うなど。

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

初ヘミングウェイ。
勝手な思い込みでヘミングウェイってもっと堅苦しい教訓めいた話を書く人だと思ってました。(文豪と言われる人々に対する偏見)
分かりやすくて読みやすいし、独りきりで舟にいる故に気持ちがカジキに向いたり鳥や海、風、過去、少年に向いたりと移ろい行く様が「独りあるある」で、予想以上に楽しめました。
ずいぶん前に映画化されているとの事ですが、このほぼ老人の独白で成り立っている小説がどのように映像化されているのか気になります。

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2026年06月22日

Posted by ブクログ

若い頃に読んだ時は何度か挫折した作品。
魚釣りの話じゃん!って笑
でもある程度年齢を重ねると人生はうまく行かないことの繰り返しだけどどう闘うか、結果が伴わなくてもその繰り返しだっていうことがよくわかって、老人の思いに共感することができた。
叩き潰されても這い上がるだけ。
これが出来るかどうか。

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2026年06月20日

Posted by ブクログ

サンチアゴの気持ちの語りが魅力的。まだまだ諦めるなと自分に言って聞かせ、実際にどんな状況になっても諦めないところがかっこいい。
一緒に漁に出ている気分になって楽しい。
取りたての魚を捌いて食べるところがなんともおいしそう。塩やライムがなくてあんまりだと言ってるけど、それでもおいしそう。
最後には大魚のカジキへの愛着を自分も感じていた。

少年が本当にかわいくて彼が出てくるシーンは読んでてニコニコしてしまう。一緒にまた漁に出てほしいなあ。

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2026年06月09日

Posted by ブクログ

「毎日が新しい日だ。運が向けばいうことはない」という言葉が特に印象に残った。
とてもシンプルな言葉なのに、不思議と前向きな力を持っていて、読んでいて心にすっと入ってきた。未来を悲観しすぎず、その日その日を生きていくことの大切さを感じさせられる、素敵な言葉だと思った。

物語全体を通して、海の描写がとても美しかった。
静かに広がる海や、空一面に広がる星空の情景が丁寧に描かれていて、読んでいると心が少しずつほぐれていくような感覚があった。一つ一つの文章が詩のようで、派手な表現ではないのに深く心に残る。自分自身もその海の上にいて、同じ景色を眺めているような気持ちになれた。

終盤、老人がサメの群れと戦い続ける場面は特に胸を打たれた。
満身創痍になりながらも最後まで諦めずに立ち向かう姿に、思わず「頑張れ」と応援したくなった。ただの漁の話ではなく、人間の誇りや意地、生きることそのものを描いているように感じた。

この作品を読んで、困難に直面しても簡単にたじろがず、自分なりに最後まで立ち向かえる人間でありたいと思った。
静かな物語ではあるけれど、読み終えたあとには不思議と力をもらえる作品だった。

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2026年05月23日

Posted by ブクログ

後書きがとても興味深い作品でした。
訳者の文学に関する知識が深く、作品の前提知識や時代背景を理解していれば、より名作として評価される理由が分かるのだろうと感じました。

一方、小説本編については、船内で起こっている出来事の臨場感はしっかり伝わってきましたが、個人的には次々とページをめくりたくなるような感覚はあまり湧きませんでした。

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2026年05月20日

Posted by ブクログ

こちらの訳が分かりやすそうなので読みました。読みやすかったですが私には刺さらなかったです。魚も老人も全力で闘うけど最終的に無力感がありました。名作なので主人公側が勝って終わるのかなと思っていたので意外でした。また色々経験したら面白みが増すのかもしれないです。
名作と出会えたヨルシカに感謝です。

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

再読。漁師の老人が大きなカジキマグロを仕留めるか仕留めないかの死闘を濃密に描かれた1冊。孤独もだが、それよりも死に物狂いで頑張ったのに何も得られない空虚とそれであっても志は捨てない男の心意気が重点のようだ。老いとの戦い

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

有名だけど内容を全く知らないまま読み始めた。

舞台は海、1人の老人vs大魚カジキの戦いが描かれる。長い間不漁が続くツイてない老人が漁に出ると、今まで見たことがないほど大きなカジキが食いついて、それを捕まえるために格闘する。

三日三晩も1人で船にいる姿が孤独だった。
あいつがいてくれたらなぁと元弟子の少年のことを度々思い出す場面が印象的。長丁場になる予定ではなかったこともあって食糧も水もほぼない状態が続いているところにも「生」を感じた。

そんな限界状態でも大魚を絶対に捕まえることを決意しているのが老人ながらに漢らしかった。

大魚との勝負に勝った帰り道、次々にサメに襲われる展開は無情だなと思った。せっかく命からがら大魚を捕まえたのに何匹ものサメに食い尽くされて結局何も残らないのは救いがない。それも人生か…。

何も無くなったわけではなく、激しい戦いの末に今まで出会ってきた中で1番の大物を老人が捕まえたという事実は残るわけだから良いのかな。
とはいえ、何匹ものサメを老人1人が全部倒して島に無事帰れたのは凄いな?

老人が不漁が続いても諦めずに1人でも大海原に繰り出していく心意気が良かった。

生命力を感じる小説だった。

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2026年05月04日

Posted by ブクログ

読んだ時の年齢によって、感じ方が変わりそう。
20代後半の私が感じたことは、歳を重ねることで出る深みはとてもかっこいいこと、けれど終始読んでいて切ない気持ちは消えなかった。心は何も諦めていないけれど、少年がいればとか、老人の老いを感じるシーンが多いからかな。

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2026年05月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

表紙買い。他の出版社の表紙もいいものばかり。

ずっと場所が海から動かない。
老人と少年の関係がとてもよかった。老人を尊敬もしてるし、心配もしてる。
老人の海や生き物に対する考え方も好き。

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2026年05月02日

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