【感想・ネタバレ】老人と海(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

八十四日間の不漁に見舞われた老漁師は、自らを慕う少年に見送られ、ひとり小舟で海へ出た。やがてその釣綱に、大物の手応えが。見たこともない巨大カジキとの死闘を繰り広げた老人に、海はさらなる試練を課すのだが――。自然の脅威と峻厳さに翻弄されながらも、決して屈することのない人間の精神を円熟の筆で描き切る。著者にノーベル文学賞をもたらした文学的到達点にして、永遠の傑作。

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「叩きつぶされることはあっても、負けやせん」
自らを慕う少年に見送られ、一人漁に出た不漁続きの老漁師。やがてその釣網にかかったのは、見たこともない巨大なカジキだった。老人とカジキは死闘を繰り広げるが・・・
カジキとの対決の際、老人からは何度も「あの子がいてくれりゃ」というセリフが出てきます。あの子とは自らを慕ってくれている少年のことでしょう。実際には少年はその場に存在せず、一人でカジキと戦わねばなりません。「人は人を望むが、結局は孤高に戦わねばならない」ということを暗に示しているかのようです。
自然の雄大さ、脅威。そして、それらと対峙する人間の、老いてもなお失うことのない尊厳。眩しいほどに力強い作品です。ぜひご一読ください!

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ネタバレ

年老いた漁師の孤独で孤高なカジキマグロ、そして鮫といった自然との格闘。vs大自然。人vs自然。この老人のようにここまで戦える人間がいるだろうか…最後に自分を支えるのはプライドと経験値。そして根性!そんな作品。この結果は手厳しい…

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2026年08月30日

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ネタバレ

老人の乗る船が大海原にぽっつりと浮かんでいる。
やがて巨大カジキがやってきて、長い長い苦闘の末にようやく釣り上げる。
かと思えば、そのカジキがどんどんサメに喰われてしまい、再びお互いに命を賭けて格闘しはじめる。
ずっとハラハラしっぱなしだった。特にサメと格闘するシーンでは、あんなに頑張って釣ったカジキが……!とショックだった。

「だが、人間ってやつ、負けるようにはできちゃいない。」
結果が実らなくとも、苦労して釣り上げたカジキが骨だけになろうとも、老人は負けていない。過程があるから。不屈の精神を貫き通したからだ。
そんな考えに行きついたとき、この作品の素晴らしさを真に理解できた気がする。

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2026年08月30日

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こんな表現を思いつく発想力や創造性が自分にはないので、ただただ尊敬する。ありふれたものを独自の視点で切り取り、言葉にする力がとても印象的だった。

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2026年08月27日

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時々よく分からない釣り道具の名前が出てきて困惑することがあったが、全体的には読みやすい本だった。ページ数が少ないながらも読み応えがありました。少しですが、ヘミングウェイの世界を覗けました。

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2026年08月20日

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彼の人生の年表が巻末にあったが、やっぱりこの時代を生きた人は常に命懸けだったのだと思い知らされる。。

老人と海では、「これだけ苦労して格闘したのに何も残らなかった」
が描かれているが、そこにヘミング・ウェイのロマンチシズム、ニヒリズムが詰まっていると思う。

ニヒリズム大好き人間としては最高に刺さる

ライオンの夢を見なくなった、つまり人生に対する野心や目の輝きを失ったヘミングウェイが最後に自殺をするのも、老人と重なった。

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2026年08月09日

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全く想定外に面白かった。例えるなら夢枕獏の餓狼伝を読んている時に近い感覚で。闘いのところの猫写や、また自分自身との闘いとでも言うのでしょうか。自分との対話とボロボロになりながらも諦めない姿、最後までどうなるのかわからない、なんとか無事帰ってくれとまさかの展開とかやめてくれと願いながら、大満足でした。いや~これは面白い。なんというか格闘家やアスリートのような、相手とそして自分との戦いな話だけれど、そこに老人と子どもという関係、親子じゃないからの友情のような相棒のような、そんなところも気に入りました!

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2026年08月07日

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どこの本屋にも必ず目立つ場所に置いてある、この世界的に有名な小説を今更読みました。
質のいい映画を見ている気分でした。
ボリュームは少ないですが密度が濃い。
小説の残り3分の1は訳者による解説です。
解説も含めて最後まで読むと背景がよく分かります。

主人公・サンチアゴの独り言が面白くて、いい人柄が出ていて好きです。
年始の特番・大間のマグロ漁に出ているおじさんを思い出しました。

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2026年07月23日

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学生時代に読んで、まあまあ長編だった記憶がまさかの130ページ。読みやすく世界に入り込みやすく、これは10代がまず読むのにもオススメですね。
ちょいちょい出てくる野球用語などは、巻末の「翻訳ノート」に説明されていて手厚い。私はなんとなく雰囲気で読み飛ばしてました。

冒頭、サンチアゴを慕う少年のいじらしさ。一人海へ出るサンチアゴ。つい口をついて出てくる「あの子がいてくれたら」という言葉に感じられる、老い。
ですが巨大カジキと対峙するうち、全知識・全経験をフル稼働、自らを奮い立たせ、「老いる」って「それなりに修羅場はくぐってきてる」って事でもあるんだよな。

カジキを捕らえた後がもう怒涛!いろいろあって、ラストは少年に感情移入しまくり。

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2026年07月18日

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ヘミングウェイにピューリッツァー賞とノーベル文学賞をもたらした中編作品。
「漁師は老いていた。」という始まり方がとても好き。

屈強だった漁師の老いとの対峙。少年とのかかわり。舟でのカジキとの戦い。孤独との戦い。そして帰途においても。

舟の上で出会う生き物たちにかける言葉や、関わっているうちに変わってくる心情。綱や鉤や海、そして傷ついていく身体の描写。
染み入ってくる。

かなり好きでした。

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2026年06月19日

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ついに大物のカジキを釣り上げたと思った矢先、幾度もサメの襲撃に見舞われる老人。怪我を負いながらも決して諦めず、できることをやり抜こうとするその姿に心を打たれた。困難に直面しても立ち向かい続ける姿勢は、見習うべきものがある。サメと対峙するたびに、老人の胸中にある思いが少しずつ変化していく描写も印象的だった。老人の独り言が多く綴られており、その心の内側が丁寧に伝わってくる。見送ってくれた少年への「一緒にいてくれたら」という思いから、二人の間にある深い信頼関係を感じると同時に、共に行けなかった寂しさも滲み出ていた。
たとえ思うような成果を得られなくても、最後まで自分にできることを続ける。その大切さを教えてくれる作品だった。

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2026年08月30日

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とにかく渋いという印象だった。
海の上での巨大魚との果てしない死闘。そして長くて過酷な戦いの末、ボロボロになった老人に突きつけられるのは、無慈悲な結末で自然は本当に容赦なと感じた。戦いの中で芽生えた魚との絆、老人も報いたかったと思う。
孫のように慕ってくれる男の子の優しさは救いだったが、きっと老人もまた立ち上がるのだろうと信じたい。

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2026年08月30日

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ネタバレ

てっきり希望に満ち溢れた話かと思っていたけど、想像していた内容と異なっていて良い意味で裏切られた。さすがノーベル文学賞を取るだけあって、描写が非常にリアルで丁寧。海の匂いやその土地の風が感じられた気がする。
あれだけ頑張って手に入れた獲物が目の前で失われていくむなしさ、やるせなさ?無力感に自分も苛まれた。

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2026年08月29日

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仕事と向き合う中で、独り言と考え事が溶け合いながら自分の人生にまで考えが及ぶ様子が共感できて、面白かった。まさにお爺さんの語り口といったような翻訳も良かった。

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2026年08月16日

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ネタバレ

「太陽や月や星を殺さなくていいのは嬉しいことだ。海で暮らし、これぞ兄弟と思える魚たちを殺す、それ以上何を望むことがあろうか。」

今更ながら、ちゃんと世界の名作を読もう、と手に取った。
まさか、物語のほぼ全てが、巨大な魚、サメたち、そして海そのものと老人が戦う内容とは知らなかった。

鮮やかな海の描写が素晴らしい。
老いても溢れる生命力に突き動かされる老人。
海の寛容や理不尽を全てありのままに受け止め、ただひたすらに生きる。
そういう風に生きれたらシンプルで幸福なのかな?
拙い想像はできるけど、あまりにも解像度が粗く、私は、大地や自然、海から遠い場所で暮らしてしまっているんだなぁ…

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2026年08月15日

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老人の確固たるプライドとそれを見せびらかさない心の強さ。

「おれのやり方に狂いはないからな。毎日が新しい日だ。運がむけば言うことはない。とにかく正確な手順を守ることだ。加えて運が向けば、何もかもうまくいく。」

こんな自分に自信のある主人公、なかなかいません。

最後の結果に私はとても納得しました
人は他人からの評価によって生きるのではない。よりよく生きるには、自己評価、そして自己有用感が支えになるんだと思います。

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2026年08月13日

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勘違いしていた。タイトルや序盤の雰囲気から、海と老人の人生を重ね合わせたり、少年との交流を描いたりする寓話的な話なのかと思っていたら、良い意味で裏切られた。

実際にそこにあったのは、一人の老人と一匹の魚が一対一で対峙する世界。
それが圧倒的な迫力と熱を帯びてハードボイルドに迫ってくるせいで、その一人と一匹の世界に引きずり込まれてしまうような熱さを持った作品だった。

そうたらしめているのは、恐らく綿密な洋上の情景描写と、それに立ち向かう老人の意識の流れのリアルさだ。
俯瞰した視点で海の情景を細かに描写する一方で、突然老人の頭の中に入れられたかのように、彼の巡る思考や混濁する意識さえも描かれる。そのせいで、文字から情景が浮かび上がりながらも思考をジャックされ、作品の中にのめり込まされてしまった。

個人としてはこの作品に教訓めいたものはあまり感じず、ただ「友とも言い得た巨大な魚」と老人の、命をかけたタイマンから何を思うかは自由、といった印象だ。
いつの間にか手に汗を握り、生唾を飲み込んでしまうような、そして読んだ後も、老人と魚が相対する世界に一人取り残されたような感覚が燻り続ける傑作でした。

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2026年08月11日

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ネタバレ

ドパガキや本読めない向けに簡潔に言うなら、老人と大魚のバトル海外小説です。

ヨルシカというアーティストが好きなのもあり、今やってるマウントレーニアのブックカバーコラボと重なりもあり、老人と海をいつか読んでみたいとは思い読んでみました。
個人的には、イメージは国語の教科書に載っててもおかしくない小説やなーって思ってました。
読んでてわからない漢字、言葉はありましたがそこは調べつつ読みました。
『老人と海』というタイトルですが、老人は常に基本大物の魚と戦っています。それを三日間の死闘の末に待ってる結末を書いてるものです。じゃなぜ?老人と魚ではなく、海なのだろうと思うと、老人が戦ってるのは魚ですが、疲れ、風、海流、運、寂しさ、サメなど、魚だけではなく老人の人生には様々な物が味方であり敵になります。それに➕で老人の生き様を合わせて海と書いた作品だと、あと想像以上に海は気まぐれなんだなと個人的には思ってます。(初めの方に海は女性に見立てるとかいう言葉があったので)
見れていい作品ではありました。男性は好きだと思うけど女性には、違う視点で見れてそうな作品です。
うまくまとまらないけどこんな感想です。

少し海外小説で読みにくさ癖ががある点で⭐️5にはしなかったです。

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2026年07月27日

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前から見たかった純文学!
老人と少年の絆、野球の話、漁の知識、不漁からの大魚との格闘、新たな敵(鮫)の出現と敗北…百数ページに集約された漁師として人間として男としての描写が逞しく描かれている。
 要所要所に描かれる老人自身の鼓舞、憧れの人を心の糧にあきらめない姿は人生で訪れる苦悩を乗り越える人間の姿そのもので、我々の代表である。単に「諦めない事の大切さ」を説くだけでなく、その先に失敗や敗北の可能性を孕んでいるということも同時に教えてくれる。自分可愛さにハッピーエンドで幕を閉じることを選びがちな私たちであるが、常に成功する保証は何もない。
 だから、私は限られた時間、環境中で他者を尊敬し、感謝の念を以て生きないといけないのだろう、と改心させられた。失恋直後に読み終えた大切な作品だ。
 表現としては、潮流の向きの描写で大魚の体力をうまく表現しているところに、読書することの面白さを再認識させられたかな。

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2026年07月20日

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2年ほど前読破できなかったのでリベンジ。命のやりとりをまざまざと見せつけられた。丁寧な情景描写に想像力が掻き立てられた。

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2026年07月16日

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長い数日のことなのに読むとあっという間だった。船上でのありのままが全て描写されていた。老人も魚も何十年もともに海にいたのではないかと思った。命のダイナミックさと儚さが同時に描かれていた。タイトルが『老人と魚』ではなく『老人と海』なのが改めて良いと感じた。

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2026年07月07日

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老人と海。
死闘と溜飲。

あの子がいたらなぁ!
あまりにも死闘を繰り広げる老人は、
繰り返し言う。
あの子がいたらなぁ!

なんと立派な鮫なの。
それが結末。

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2026年07月04日

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ネタバレ

思っていたより読みやすい。カジキとの戦いや帰路に着く際のサメとの戦いではかなり生々しい表現もあり迫力があるが、時々とても詩的で豊かな表現が添えられていて美しい。

お爺さんからは、人間としての驕り、海や魚に対しての尊敬の念、どちらも感じられるところにとても読みごたえがあった。過酷な漁の中での自問自答が興味深い。

そして苦労して得たものが奪われ失われていく様。そこに漂う哀愁と、ある意味の安堵。人間の感情の揺らぎをこんなに仔細に丁寧に追うことができるのがとても面白かった。
詩的な表現だけではなく人間的な疑問や焦りや怒りや安堵、様々な感情もしっかり描かれているからすっと理解しやすく想像にやさしい。

他のヘミングウェイの本も読んでみようと思った。他の作品ではどんな風に人と世界の形を表現しているのかとても気になった。

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2026年06月30日

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ネタバレ

今更ながら読んだ。

シンプルな文体で読みやすかった。
老人と大魚の戦い、そして帰宅までの孤独な航海を描いていて迫力があった。
しかし、私ではこれ以上は読み取れなかった。獲物をすべて失っても捨て鉢にならず、帰ることを考え続けた不屈の精神…ということなのだろうか…

繰り返し読んでみたいと思った1冊。

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2026年06月19日

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最後にやっと感動できたけど、それまでが長すぎた。一ヶ月はかかった。
次に読む機会があれば短時間で読んで理解したいと思う、

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2026年08月16日

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ヨルシカの同タイトルの楽曲をきっかけに興味を持ち、読み終えた。会話文が少なくその点の読み進めづらさはあったが、その分情景描写が細かく、読んでいる時はいつも大海の景色が浮かんでいた。一人の老人が孤独な海の上でどんな困難にも全身で立ち向かう姿、そしてその姿は誰にも見られることがない、さらに気付いてももらえないかもしれないというような残念さも秘めながら、それでも乗り越えてきたところに、現代社会に生きる人間の姿が映っているようにも思えた。すべて読み終えてからヨルシカの“老人と海”を聴くと、よくわからなかった歌詞を自分なりに解釈できるようになり、曲の理解をさらに深めることができ面白かった。

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2026年08月03日

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「めっちゃジョジョっぽいから」と会社の同期に勧められて読み始めた。最初は、別ににジョジョっぽさは感じないけどな……と疑い半分で読んでいたのだが、カジキとの決着がついた後の描写を読み進めながら「なるほどね……」と納得してしまった。結果だけ見れば老人は敗者になるのかもしれない。でも、彼はその過程で最も意味のあることを獲得し、そして成し遂げたのだと思う。

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2026年07月31日

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古典的作品にもチャレンジ。
生活の糧としてカジキを獲るが、カジキを狙うサメとは闘う。どちらも命を奪うことに変わりはないが、老人の感じ方が全く違うわけで。
大きな魚を揚げたいと、まだ捨てられない虚栄心、海での場面に応じた判断力と素早い対応、あの子がいてくれたらなぁ、と何度も呟いてしまう寂しさ。

老人にとって海は人生そのものだっただろうし、それにしても、果てしない漁になってしまったよな、と思うなど。

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2026年06月27日

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初ヘミングウェイ。
勝手な思い込みでヘミングウェイってもっと堅苦しい教訓めいた話を書く人だと思ってました。(文豪と言われる人々に対する偏見)
分かりやすくて読みやすいし、独りきりで舟にいる故に気持ちがカジキに向いたり鳥や海、風、過去、少年に向いたりと移ろい行く様が「独りあるある」で、予想以上に楽しめました。
ずいぶん前に映画化されているとの事ですが、このほぼ老人の独白で成り立っている小説がどのように映像化されているのか気になります。

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2026年06月22日

Posted by ブクログ

若い頃に読んだ時は何度か挫折した作品。
魚釣りの話じゃん!って笑
でもある程度年齢を重ねると人生はうまく行かないことの繰り返しだけどどう闘うか、結果が伴わなくてもその繰り返しだっていうことがよくわかって、老人の思いに共感することができた。
叩き潰されても這い上がるだけ。
これが出来るかどうか。

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2026年06月20日

Posted by ブクログ

サンチアゴの気持ちの語りが魅力的。まだまだ諦めるなと自分に言って聞かせ、実際にどんな状況になっても諦めないところがかっこいい。
一緒に漁に出ている気分になって楽しい。
取りたての魚を捌いて食べるところがなんともおいしそう。塩やライムがなくてあんまりだと言ってるけど、それでもおいしそう。
最後には大魚のカジキへの愛着を自分も感じていた。

少年が本当にかわいくて彼が出てくるシーンは読んでてニコニコしてしまう。一緒にまた漁に出てほしいなあ。

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2026年06月09日

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