【感想・ネタバレ】老人と海(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

八十四日間の不漁に見舞われた老漁師は、自らを慕う少年に見送られ、ひとり小舟で海へ出た。やがてその釣綱に、大物の手応えが。見たこともない巨大カジキとの死闘を繰り広げた老人に、海はさらなる試練を課すのだが――。自然の脅威と峻厳さに翻弄されながらも、決して屈することのない人間の精神を円熟の筆で描き切る。著者にノーベル文学賞をもたらした文学的到達点にして、永遠の傑作。

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「叩きつぶされることはあっても、負けやせん」
自らを慕う少年に見送られ、一人漁に出た不漁続きの老漁師。やがてその釣網にかかったのは、見たこともない巨大なカジキだった。老人とカジキは死闘を繰り広げるが・・・
カジキとの対決の際、老人からは何度も「あの子がいてくれりゃ」というセリフが出てきます。あの子とは自らを慕ってくれている少年のことでしょう。実際には少年はその場に存在せず、一人でカジキと戦わねばなりません。「人は人を望むが、結局は孤高に戦わねばならない」ということを暗に示しているかのようです。
自然の雄大さ、脅威。そして、それらと対峙する人間の、老いてもなお失うことのない尊厳。眩しいほどに力強い作品です。ぜひご一読ください!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

老人が小舟に乗り、カジキと死闘を繰り広げる話。
独り言を言いながら、自分を奮い立たせ、手のひらをボロボロにしながらも自分を見失わない。
大きなカジキを釣り上げるもそれで終わりではなく、自然は厳しい。目に見えない大切なものに気づける物語。

0
2026年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

老人が自分を奮い立たせて、どんな苦境に差しかかっても乗り越えていくところがすごかった。
残念だったけど、結果が全てではないということを考えさせられる。

0
2026年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あまり読まない文学。
表紙の素敵さに惹かれ、手に取りました。
老人とカジキの闘いは緻密な描写と翻訳で
鬼気迫るものがあります。

しかしながら
苦労して得た勝利は
漁の結果に結び付かなかったわけで
人生とは実利だけではないよ
という解釈で良いのだろうか。
文学て難しくて深いな。

0
2026年02月28日

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