安藤祐介の作品一覧
「安藤祐介」の「仕事のためには生きてない」「営業零課接待班」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「安藤祐介」の「仕事のためには生きてない」「営業零課接待班」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学政治経済学部卒。『被取締役新入社員』がTVドラマ化され、TBS・講談社第1回ドラマ原作大賞を受賞。作品に『仰げば尊し』、『営業零課接待班』、『1000ヘクトパスカルの主人公』などがある。
Posted by ブクログ
昔から読書好きだけど、本がどうやってできるかを考えたことがなかったことに頭を殴られた。
本が本としてできあがるまでに、これほどの人や職人さんの技術がかかわっているとは。
お仕事小説かつ、本への賛歌でした。
電子書籍の黎明期&印刷業が斜陽という世相もふまえつつ、本作りに誇りをもっていた製本業界のリアル。
当初は紙の本は駆逐されないだろう見通しも、コロナ禍と断捨離思考で電子化はここ数年で一気に躍進した。
紙の本はなくならない、でも仕事としては淘汰されていくのを止められない悲しさ。
それでも誰かのための一冊が今日も生まれていく。
本当に読んで良かった本でした。
Posted by ブクログ
安藤作品の企業モノ?は読み易く、好きな作家の1人です
本編も際立ったキャラクターの主人公が登場しその変遷がたくさんの仲間との就活を通じて描かれています
内容も重くなりすぎないのが安藤作品の特徴で、とてもコミカルで軽やかに読み進められます
物語の最後の方で、
「人生は選択の連続で、勝つことも負けることもない。ただ心の声に耳を澄ませ、選び続ける」
と書かれています
たいした人間ではない私も人生の節目では同じようなことを思って選択決断してきました
その選択決断に正否はなく、選んだ道を精一杯進んでいくだけと日々過ごしています
人生の色々なタイミングでヒントをくれる作品だと思います