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苦手な営業に異動となり、ついにリストラ勧告まで受けたマジオこと真島等(まじまひとし)は、接待専門の「営業零課」で再起を図ることに。落ちこぼれ社会人のマジオと仲間たちは修羅場を乗り越え、年間売上50億という無謀な目標を達成できるのか!? 涙も笑いも挫折も成功も、「働くこと」のすべてが詰まった感動の営業小説。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
<今の気持ちのまま他へ行っても、あなたはまた同じ過ちを繰り返す>
そしてもうひとつ。
<あなたは変われる>
学生の頃は毎朝同じようなスーツを着て同じ方向へ歩いてゆく人々の流れを見て、自分もこんな風に普通の勤め人になるのだろうかと味気なく感じたものだ。しかしそれはとんでもない思い上がりだったと気付く。普通に勤めるということは大変なことだ。
奇妙な縁の力によって集い、同じ崖っぷちの境遇を分かち合う営業零課の人々。僕はこの先もこの営業零課で仕事を続けたい。だからこそ、この仲間のために少しでも役に立ちたい、ベストを尽くして頑張りたいと思える。
「そうか・・・。その節は非礼なことを言って申し訳なかった。最近、部下に謝ってばかりだな」黒田ばバツが悪そうに顔をしかめて苦笑した。
営業零課に 異動してから怒濤のように過ぎた1年の中で、父の言った<一隅を照らす者は 国の宝なり>という言葉の意味が自分なりに少し分かった気がする。それは身の丈をわきまえつつも目の前にある物事にベストを尽くせということなのだと僕は思う。
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