本のエンドロール
  • 値引き

本のエンドロール

1,012円 (税込)
506円 (税込) 5月9日まで

2pt

本の奥付に載っている会社名の後ろには、悩みながらも自分の仕事に誇りを持ち、本を造る「人」たちがいる。豊澄印刷の営業・浦本も、日々トラブルに見舞われながら「印刷会社はメーカーだ」という矜持を持ち、本造りに携わる一人。本を愛する人たちの熱い支持を集めた物語が、特別掌編『本は必需品』を加え、待望の文庫化!

...続きを読む

本のエンドロール のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月20日

    「読んでよかった」と思える作品でした。
    こんなにも関わる人がいて、紙、装丁、印刷、製本…そして価格決定され、私たちの手に渡る。技術やこだわり、思いなど…今後、書店で本を手に取るところから変わる作品です。
    どうか書籍が無くなりませんようにと、思いを馳せながら、今後も書店に通い続けたいと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月14日

    紙の書籍派である人間として、この本を買ってからしばらく読まずに積んでいることを後悔した。奥付に出版社だけではなく印刷会社も記載されていることは知っていたが、その裏にどういう人たちがいるか考えたことがなかった。自分も仕事をするようになって1つのサービスの裏にたくさんの人がいることを知っているはずなのに...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月22日

    あらすじ
    営業、工場作業員、DTPオペレーター、デザイナー、本が本になるまでに関わる無数の人々。奥付の向こう側に隠された裏方の仕事を熱く描いたお仕事小説

    総合点 4.7/5
    めちゃくちゃ良かったです。

    ストーリー  5/5
    章ごとに一冊の小説が生まれていく構成。
    その中で、キャラクター同士のスト...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月20日

    本を作る人たちの物語です。
    印刷会社の営業、浦本学が主人公。
    紆余曲折しながらも素敵な本を作るために日々頑張る姿が描かれていました。
    読書好きの人には面白い内容だと思います。
    そしてこの本にはエンドロールが付いていて、それもとても興味深く読みました。

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月12日

    本を読むのは大好きだけど、本ができるところなんて考えた事無かった。
    こんなにも人の手間と情熱が詰まっていて、文庫で1000円しないなんて、安すぎるんじゃないだろうか。
    印刷会社の人たちの情熱に胸が熱くなる一冊。
    紙の本がこれからも生き残りますように。

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月05日

    “本がどうやって作られるのか”を作家さんでも出版社でもない“印刷会社”という視点から描いていて面白かった。「この仕事をやってよかった」と思える瞬間を感じられたらそれだけで幸せだ。本のエンドロールの向こう側の人達の物語に触れて、「紙の本が好きだなあ」と改めて思った

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月01日

    後半、中だるみしたものの傑作であることは間違いない。
    子供の頃『はてしない物語』を読んでいて、主人公が読んでいる本と、自分が手に取っている本の装丁が同じことに気づいてすごく興奮したのを思い出しました。

    この本は、よくある本を売ることの裏方や裏側を描くだけでなく、それをお仕事本として描いたところがよ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月19日

    ずっと読みたい本だった。
    読んで良かった。

    本が出来るまで。
    知らなかった苦労。
    色んな人が携わってやっと1冊の本が出来上がる。

    本屋に行けば簡単に手に入る。
    本が出来る工程はあまり考えた事がない。
    この本を読んで、1冊の本が出来上がるには、たくさんの時間がかかり、色んな方が試行錯誤を重ねている...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月24日

    「この先本が売れなくなるのは火を見るより明らかで、印刷業界は客観的に見れば斜陽産業、沈みかけた船だ。」プロローグより

    そんな沈みかけた船が、少なくとも自分のいる間は沈まないようになんとか頑張る人たちの話。
    しかし本の売上は落ちる一方で、時代の流れには逆らえない。彼らの苦労やプライドや喜びが、読んで...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月16日

    私自身、モノづくりのメーカーに勤めているので、あぁこの状況よくわかるなぁ…という場面が幾つかありました。工場のベテランさん(ジロさん、キュウさん)の存在ってありがたいですよね。新しいことに挑戦する人が評価されがちだけど、「目の前の仕事を毎日手違いなく終わらせる」ためには、積み重ねてきた経験や技術が不...続きを読む

    0

本のエンドロール の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

安藤祐介 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す