本のエンドロール
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本のエンドロール

1,012円 (税込)
708円 (税込) 12月25日まで

3pt

本の奥付に載っている会社名の後ろには、悩みながらも自分の仕事に誇りを持ち、本を造る「人」たちがいる。豊澄印刷の営業・浦本も、日々トラブルに見舞われながら「印刷会社はメーカーだ」という矜持を持ち、本造りに携わる一人。本を愛する人たちの熱い支持を集めた物語が、特別掌編『本は必需品』を加え、待望の文庫化!

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本のエンドロール のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    昔から読書好きだけど、本がどうやってできるかを考えたことがなかったことに頭を殴られた。
    本が本としてできあがるまでに、これほどの人や職人さんの技術がかかわっているとは。
    お仕事小説かつ、本への賛歌でした。
    電子書籍の黎明期&印刷業が斜陽という世相もふまえつつ、本作りに誇りをもっていた製本業界のリアル

    1
    2024年07月21日

    Posted by ブクログ

    紙の書籍派である人間として、この本を買ってからしばらく読まずに積んでいることを後悔した。奥付に出版社だけではなく印刷会社も記載されていることは知っていたが、その裏にどういう人たちがいるか考えたことがなかった。自分も仕事をするようになって1つのサービスの裏にたくさんの人がいることを知っているはずなのに

    1
    2024年04月14日

    Posted by ブクログ

    目の前のことに立ち向かい、一生懸命になる人達の生き方、気持ちの揺れが描かれていた。

    なんのために働くのだろう。
    なんのためにこれをするのだろう。
    誰にでも当てはまる疑問を登場人物たちも抱えていた。

    先が不安だからやめようという
    ……ではなく、
    先が不安でも今を頑張ろう
    という気持ちの切り替え方、

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    印刷会社から本、そして業界の内情や将来などを見据え、その中に仕事とは、家庭とは、という現実的な悩みも交え、大団円的に収束していく。
    とてもよかった。本に携わっていくことに希望が湧いた気がします。

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    良い本でした。
    機会があって、本を何度か出版しましたが、その裏側を改めて知れてよかったです。
    事実を淡々と映すような文章でも伝わることはありますが、このような読み応えのある物語にしてくれたおかげでまた違う角度から理解できた気がします。

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    読みたいリストの中から手に取った作品。

    印刷会社営業、印刷オペレーター、DTPオペレーター…様々な視点から描かれる印刷会社を舞台としたお仕事小説。

    一冊の本を造るために、こんなにたくさんの工程があり、こんなにたくさんの人が関わっているなんて…!
    本がどのように造られているのか、本の価格設定がどの

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    印刷会社社員のお仕事小説

    以下、公式のあらすじ
    ----------------------
    彼らは走り続ける。機械は動き続ける。電子化の波が押し寄せ、斜陽産業と言われようとも、この世に本がある限り。印刷会社の営業・浦本は就職説明会で言う。「印刷会社はメーカーです」営業、工場作業員、DTPオペレー

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    一冊の本が出来上がるまでの裏側について描かれた作品。

    『本は必需品。不急ではあるけど不要ではない。』

    『(中略あり)自分の仕事を天職と言い切れる人はほんのひと握りで、多くの人は今の仕事ではない別の仕事、今の人生とは違う別の人生にかすかな憧れを残し、ぼんやりと引きずって生きているのかもしれない。』

    0
    2024年08月02日

    Posted by ブクログ

    アツい仕事人たちの、心温まるストーリー。
    私の行き先にはいつも本がいてくれる。その本に携わる人はどのくらいいるのか?
    知っているようで知らなかった工程は、やはり人間同士の思いのぶつけ合いだ。

    この作者さんのお仕事小説、好きだな。
    全てのページを丁寧にめくっていくと、最後の粋なはからいによりグッとき

    0
    2024年06月13日

    Posted by ブクログ

    「読んでよかった」と思える作品でした。
    こんなにも関わる人がいて、紙、装丁、印刷、製本…そして価格決定され、私たちの手に渡る。技術やこだわり、思いなど…今後、書店で本を手に取るところから変わる作品です。
    どうか書籍が無くなりませんようにと、思いを馳せながら、今後も書店に通い続けたいと思います。

    0
    2024年04月20日

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