ちょいワル社史編纂室

ちょいワル社史編纂室

小説・文芸
805円 (税込)

4pt

4.4

「ブタ野郎」を捨て台詞にリストラ予備軍の巣窟、社史編纂室行きとなった玉木敏晴。煙たがる家族の元には帰れず、時間を持て余す日々。ある夜、公園で披露したマジックが喝采を浴び、編纂室のメンバーを巻き込んでマジック団を結成。それぞれの人生の再生に向けた計画が始動する。窓際に追われた社員の意外な反乱の行方は? 笑いと涙の痛快小説!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    ちょいワル社史編纂室
  • タイトルID
    :
    289203
  • 電子版発売日
    :
    2014年11月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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ちょいワル社史編纂室 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    家族崩壊も顧みず、モーレツに働いてきた主人公が嫌な上司にはめられて飛ばされてきたのは地下二階にある社史編纂室。仕事らしい仕事もなく、ただ時間を過ごす日々。失っていたことを取り戻そうと始めたのが、アフター5魔術団。同じように飛ばされてきた室員たちとともに生き生きと生きるために活動を始める感動の物語。いじめられていたガリ勉娘、グレていた息子、離婚を決めていた妻もやがて…。何事も真面目にやっていれば報われるってこと。後味爽やか。著者の他の作品も読んでみよう。

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    リストラ部屋の社史編纂室へ送られた玉木俊晴。最初は絶望していた玉木だが、手品を通じて同じ社史編纂室の同僚たちとアフターファイブマジック団を結成する。

    バラバラになった家族がマジックと同僚、そして愛猫のおかげでひとつにまとまっていく様子が良かったです。

    人生の半分はマジックの様に、自分の力でコントロールできるという。腐らなければ誰かが見ていてくれる。青臭い展開ですがそれが何より暖かい。

    終盤に向けて、泣けるエピソードが続きます。猫の虎二も良かったけど、最後の最後で妻の恵との展開はハラハラドキドキでした。

    久しぶりに車内で泣くのを堪えた小説でした。

    0
    2014年10月23日

    Posted by ブクログ

    上司にはめられリストラ部屋に追いやられた中年サラリーマンの人生&家族再生物語。思っていたより面白かった。
    家族も同僚もキャラがよい。息子も娘も何だかんだでまっすぐ育っており応援したくなるし、アフター5魔術団のメンバーもある意味くせ者揃い。最後の妻のドッキリも楽しめた。自分も頑張ろうと思える一冊。

    0
    2017年07月21日

    Posted by ブクログ

    上司にうまいこと利用され、リストラ待ちの社史編纂室という部署に左遷させられた45歳の中年男性を主人公とした再生物語。主人公は仕事一筋で家庭を顧みず、妻は独りで家庭を維持する孤独と不満を子供の成長への期待に転嫁し、娘は優秀な成績をとるが実はぼっちであり、息子は悪い先輩に捕まりパー券売り捌きやかつ上げに手を出している。そんな主人公にとってのどん底の状態から、会社以外に目が向いてなかったことに気づき、社会を、家族を見るようになり、趣味のマジックを路上で行うことにより人間性を取り戻していく。

    予定調和と思わせない底からの回復が気持ちよかった。端から見れば主人公は負け犬かもしれない。45歳にして慣れた会社を離れ、ベンチャー企業で給与を下げて働き始める。それでも妻や子供との絆を取り戻し、街にいる若者や年寄りと触れ合い、会社人間だった頃には気づかなかった、左遷されなければ気付けなかったものがそこにある。連続ドラマのようなきれいな収まり型が絶妙。底に落ちるとは言ってもどん底ではなく、あくまで本人にとっての底であり、気分が悪くなるほどの底ではないこともポイント。きれいにまとまっており、前向きにさせてくれる物語でした。

    0
    2015年08月09日

    Posted by ブクログ

    安藤祐介さんのシリーズにはまって読んだ本。いつもながら本人が壁にぶつかりながら、周りの人との関係性の中で成長していくストーリーで面白かった。

    0
    2017年09月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これはおもしろいな。久しぶりの娯楽小説。
    挫折してそこから立ち直る物語って最近多いと思う。
    時代背景が影響しているのか…。

    0
    2014年12月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    その夜、悟は来来軒で時給九百円の労働に精を出しながら思った。課せられた”ノルマ”を補填するために始めたアルバイト。お金のためだけに始めた生まれて初めての労働に、お金ではない何かを感じるようになったのはいつ頃からだろうか。注文を取り、水を出し、レジを打ち、食器を洗っているうちに時間があっという間に過ぎてゆく。仕事に没頭していると、全てを忘れることができた。レジ打ちを手早くできた時、たまった食器をタイミングよく見計らって洗えた時、入口で逡巡している客さんに声を掛けてうまく店内へ案内できた時。そんなさあいなことひとつひとつに達成感を覚えるようになった。「おつかれさまでした」の挨拶のあとで身体を包む心地よい疲れ、シャツに染み付いた汗や油の臭い。いつしか、一時間九百円の仕事に没頭しているこの時間が、とても好きになっていた。

    これは自分にとって必要な日々だったのだ。そんなふうに受け入れることができた。

    0
    2021年05月19日

ちょいワル社史編纂室 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    ちょいワル社史編纂室
  • タイトルID
    :
    289203
  • 電子版発売日
    :
    2014年11月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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