横山秀夫の作品一覧
「横山秀夫」の「合本 64(ロクヨン)【文春e-Books】」「第三の時効」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「横山秀夫」の「合本 64(ロクヨン)【文春e-Books】」「第三の時効」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
国際商科大学(現在の東京国際大学)商学部卒。1998年『陰の季節』で小説家デビュー。同作は第5回松本清張賞を受賞。代表作 『半落ち』、『クライマーズ・ハイ』、『出口のない海』などは映画化もされている。他に『臨場』、『64』など多数の作品を手がける。
小説・文芸
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少年・青年マンガ
Posted by ブクログ
1985年8月12日に起きた日本航空123便墜落事故の場所が、群馬県であったことから地元の新聞社に巻き起こった登場人物の葛藤や、組織内の軋轢、人間模様を、元新聞記者の作者だからこそ描ける非常に現実感のある話しは、傑作が保証されていたように思う。
40年以上前であるから、この生々しい組織内の派閥や上下関係が成り立っているのか、この時代も新聞社の中ではこと本のようなことが毎日行われているのか分かりかねるが、新聞社の毎日の戦いが理解できて興味深く読み進められました。
一方で、世界一遭難死亡事故が多い谷川岳一ノ倉沢の衝立岩を絡めた人間模様を、時間軸を変化させて、人の想いの振り返りを上手く使っている
Posted by ブクログ
最初から最後までずっと面白かった。
序盤で登場人物が次々と出てきて、ごっちゃにならないようメモしたけど、メモしたら整理できて、見返すことはなかった。
取り調べの心理戦の描写が緊迫感あって良かった。
受ける側は、相手はどこまで知っているのか、自分は何を話せばいいのか、極度のストレス状態。
警察側は、優勢ではあるけど自白に頼る部分が大きく、また時効のリミットを悟られたら一気に劣勢になる危うい状態。
こういう微妙な心の揺れって心理としては複雑なのに、スッと文章が入ってきてイメージできちゃうから不思議。
回想と現在を行き来する構成で、15年の移り変わりの表現もすごく好き。
ストーリーと直接関係な
Posted by ブクログ
1985年に起きた御巣鷹山の日航ジャンボ機事故を扱っているだけに、当時の昭和の空気感が色濃く描写されていて、今では眉を顰める行動や言動が時代を感じさせた。
リ○イン片手に24時間戦えますか?の絶頂期だと思うけど、あの頃は良くも悪くも日本人はみんな元気があったように思う。
物語は地元紙の記者である悠木和雅が、事故の全権デスクとして極限の苦労と葛藤に晒される日々と、その17年後の衝立岩登攀の二つの軸で進行する。
本作は単なる報道の舞台裏の描写に留まらず、いろいろな要素が盛り込まれていた。仕事にかける情熱だったり、新聞社内の凄惨な派閥争い、家庭内の複雑な問題、親子の微妙な距離感、同僚の不審な行動
Posted by ブクログ
終戦記念日をきっかけに再読。
第二次世界大戦終盤、戦況が悪化するにつれて学生たちも徴兵される。
普通の一青年がある日突然軍隊へ。
そして、死という未来しかない特攻隊へ。
日本を、家族を、愛する人を守るためなら死ねる、死ぬぞ、という文字通り決死の覚悟と、だけど生きたい、死にたくない、という感情の狭間の描写が秀逸で、読んでいて苦しかった。
フィクションとはいえ、実際に回転に乗って亡くなった人たち一人一人に、想像を絶するほどの感情があったと思う。
特攻隊は誇らしい、名誉だ、という間違った洗脳。そして、そう思い込まないと、自身の感情のコントロールや、存在意義を見失ってしまう。
狂っていたと