横山秀夫の作品一覧
「横山秀夫」の「クライマーズ・ハイ」「半落ち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「横山秀夫」の「クライマーズ・ハイ」「半落ち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
国際商科大学(現在の東京国際大学)商学部卒。1998年『陰の季節』で小説家デビュー。同作は第5回松本清張賞を受賞。代表作 『半落ち』、『クライマーズ・ハイ』、『出口のない海』などは映画化もされている。他に『臨場』、『64』など多数の作品を手がける。
Posted by ブクログ
非常に素晴らしい小説でした。物語の構成、展開など全てが完璧に近いものでした。個人的に最近読んだ中でもトップレベルで好きな小説です。
時効が迫る中、容疑をかけられた喜多たちの供述による回想と事件をおう現代、主に警察に焦点が当たる方での構成となっています。登場人物一人一人しっかりと描き分けがされていて、全員が人間性の溢れる人たちで読んでいて非常に楽しかったです。
横山秀夫さんが新聞記者であるということを知り納得が行きました。事件が解決してからの溝呂木、後閑たちの会話と最後に登場したお嬢さんでの掛け合いと会話が横山さんの伝えたいことのように感じました。単にミステリーだけで終わらず3億円事件も絡
Posted by ブクログ
後半にかけての疾走感が半端ない
警察組織の中でも地味な広報
小説として取り上げられないし取り上げにくい
この地味な広報をよくぞここまでエンタメとして昇華させたものだと思う
あの一瞬ともいえる昭和64年
誘拐事件、報道協定、記者クラブ、失態と隠蔽
お飾りのキャリア、警察内部の確執、刑事至上主義
リアル感がすごい!
実際の警察官達が横山作品を愛読するのも納得です
この凄まじい臨場感に自分も現場にいるような錯覚を起こして読み終えた時は疲労困憊ε-(´∀`; )
無言電話と血豆の爪には涙が出ました(/ _ ; )
さてこのD県警シリーズ再読してみようか!!