ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
『64』で話題沸騰! 横山秀夫の警察小説の原点! 署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か? 男たちの矜持がぶつかりあう。表題作(第53回日本推理作家協会賞受賞作)ほか、女子高生殺しの前科を持つ男が、匿名の殺人依頼電話に苦悩する「逆転の夏」。地方新聞の警察担当記者が主人公の「ネタ元」、公判中の居眠りで失脚する裁判官を描いた「密室の人」、珠玉の四篇を収録。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
最近横山秀夫の短編集にはまっています。本作もドラマになった位なので、表題の動機、逆転の夏他、裁判官モノの密室の人、どれも引き込まれました!
再読。素晴らしい短編集! 昔、短編集って物足りないなぁ、やっぱり小説は長編でなくちゃなぁ、と思っていたのは、ただ単にこのような素晴らしき短編集に出会えていなかっただけだったんだよな。 ちなみに、既にあちこちで言ってはいるんだけど、短編の面白さに気づかせてもらったのは道尾秀介さんの「流れ星のつくり...続きを読む方」です。 道尾さんの短編集「花と流れ星」に収録されてます。 未読の方いましたら、ぜひ!
どの章も人間の持つ裏の顔……を描いているようで恐ろしい。表の顔からは予想出来ない人達ばかりが出てきて人間不信になる作品だわ。(褒めてます!!。) 「ネタ元」だけは主人公の女性を応援したくなる終わり方で唯一明るい印象の結末。 最後の章の「密室の人」はオチが少し物足りない結末に感じた。というか、どの人物...続きを読む像にも共感出来なかったわ。 ずいぶん昔の作品だか心の闇っていうのは古今東西変わらない物だわ。怖っ。
1.動機 は良かったです。警察手帳の紛失対策として一括金庫に付いては掘り下げてなかってが、紛失の調査、原因、発見に至る、誰も処分されない所が、作家 ミステリー作家の所以か? 署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か。男たちの矜持がぶつかりあう表題作(第53回日本推理作家協...続きを読む会賞受賞作) 2.逆転の夏 女子高生殺しの前科を持つ男が、匿名の殺人依頼電話に苦悩する「逆転の夏」。 3.ネタ元 沢口靖子主演でドラマ化した社会派サスペンス 沢口靖子と内藤剛志、キャップとデスクのやり取り、科捜研にツナガルドラマ、脇役がすごい BS TBS 4.密室の人➡️妻の茶室?法服を身に纏った密室の夫?全てを失った二人が最後の向かった場所は、密室の茶室だつた。 公判中の居眠りで失脚する裁判官を描いた「密室の人」など珠玉の四篇を収録。
4つの短編から構成されている短編集。 複雑な物理トリックは無く、心理トリックが肝になっている。探偵役が自身の過去の体験(トラウマ)によって視野狭窄に陥り、狭い思考の範囲で都合の良い犯人を仕立て上げる心理プロセスは秀逸。社会人経験のある中年が読んでも納得感がある。たしかにこういう体験があれば、こう考え...続きを読むるだろうと思える。 特に「逆転の夏」の「買春で脅迫されている人間の気持ち」を勝手に想像している主人公の視野狭窄と、「ネタ元」の「男社会でもがく女同士の共感」と勝手に想像している主人公の思い込み。どちらも自分自身の過去に縛られた意識の壁から出られないし、それが現実の社会だと誤解している。現実を見ないまま推理を進め、セルフミスリーディングしていく様は他人ごとでは無かった。 人間は過去の体験から現実を再構築し、そのことに無自覚である。そんな当たり前の事実に気づかされた。 ●動機 県警の警察手帳一括保管の初日、30冊の警察手帳が盗まれた。誰が何のために…。 ●逆転の夏 元殺人犯の男の元に嘱託殺人の依頼電話。出所後、会社員と勤めている男は断るが、金が必要になり犯行に加担する決心をする…。 ●ネタ元 大手新聞社から引き抜きの誘いを受ける主人公の女記者。自分を勧誘している理由はネタ元が欲しいからだと推測するが、その関係は曖昧なものだった…。 ●密室の人 裁判官が裁判中に居眠りを起こす。些細なミスだが大事にされ、犯人を捜し始めるが…。
読んだ本 動機 横山秀夫 20251023 はまってる横山秀夫作品。どうだろう初期の短編集なのかな。ちょっと今まで読んだのと毛色の違うお話も含まれてました。とは言え、主題の「動機」はいかにも横山秀夫っぽい捻り方で、なんとなく犯人はわかるものの、解けないまでもオチ(何故ってところ)になるとホッとす...続きを読むるようなお馴染み感。で「逆転の夏」ってのが横山臭はあるものの、シチュエーションが見慣れない感じだったかな。しかし、ほかの2遍も含めよくこんなの思いつくよな。
司法に関わる組織や人を題材にした短編集。 警察、警察担当記者、保護司や前科持ち、裁判官。前科有りの人物に焦点を当てた短編集はちょっと毛色が違いミステリー色が強い。他の3編は硬直した組織の話で有りつつ、ミステリー。 どれも面白く読めるが、記者の短編の話の行方がおもしろかった。 なかなか普段接すること...続きを読むの無い組織の中が覗けるのがお仕事小説として面白い。 そしてシリーズ物なので、前作で見かけた人の名前が出てきたりするのも楽しい。 次も楽しみです。
4.0/5.0 警察署、記者、裁判官等々、堅気な職場を舞台に人間のイヤな部分、姑息な手口や執念の復讐などが描かれる。 どんなに正義面していても、結局みんな自分の利益が一番。そう感じた。
「動機」:警察手帳30冊盗難事件。 「逆転の夏」:女子高生殺しの前科を持つ男に掛かってきた殺人依頼。 「ネタ元」:地方新聞で働く女性記者の物語。 「密室の人」:裁判中に居眠りしてしまった裁判官、真実は?
人間模様が深く織り込んだサスペンスの短編集。いずれの短編もサスペンスとしても人間ドラマとしても面白い。冗長な本を読んだ後だったので、短編でかつ中身も濃厚という点で気に入った。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
動機
新刊情報をお知らせします。
横山秀夫
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
半落ち
顔 FACE 〈新装版〉
陰の季節
影踏み
華文ミステリーvs.日本ミステリー アジア発、ミステリーの新潮流【文春e-Books】
看守眼
合本 64(ロクヨン)【文春e-Books】
クライマーズ・ハイ
「横山秀夫」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲動機 ページトップヘ