顔 FACE 〈新装版〉

顔 FACE 〈新装版〉

小説・文芸
836円 (税込)

4pt

「わたしのゆめは、ふけいさんに、なることです」小学1年生の時の夢を叶え警察官になった平野瑞穂。特技を活かし、鑑識課機動鑑識班で似顔絵捜査官として任務にあたっていた。「だから女はつかえねぇ!」鑑識課長の言葉に傷つき、男社会の論理に苦悩しながらも、忠実に職務に立ち向かう。描くのは犯罪者の心の闇。追い詰めるのは「顔なき犯人」。女性主人公の活躍を鮮やかに描く異色のD県警シリーズ!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    顔 FACE 〈新装版〉
  • タイトルID
    :
    1097353
  • ページ数
    :
    392ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年03月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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顔 FACE 〈新装版〉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    警察ものは元から好きですが、顔という視点からいろいろな事件を追っていく面白さがあった。
    事件ごとに短編集的な感じになっているので、とても読みやすかった。
    主人公は20代設定ですが、自分が20代の頃はこんなに聡明で行動力のある女性では無かったなと思いつつ、魅力を感じました。

    0
    2025年04月05日

    Posted by ブクログ

    顔FACE 横山秀夫

    ●動機
    まとまった休日のため、ビジネス書以外で小説にも手を伸ばしたくなりました。
    横山さんをチョイスです。
    ロクヨン、クライマーズハイ、半落ちなど記者、警察、そして犯人側のいずれの描写も迫りくるものあります。

    ●主人公は?
    20代女性警察官です。
    鑑識で目撃情報をもとにモンタージュを作成する、絵心もスキルもある方です。

    転機が訪れます。
    ある事件で、彼女の描写が機会となり、犯人検挙となりました。

    しかし、描写と犯人の乖離があるため、逮捕後に書き直しを命じられます。
    そして、実行します。
    組織の力に、若さ、情熱だけでは太刀打ちできませんでした。

    そして、葛藤と戦い、休職をするほどのダメージとなります。
    さらに、復職をしたら、異動という顛末でした。

    ●小説のタイトル「顔」
    小説のなかで、女性警察官が男性警察官からどのように見られているのか?の描写があります。

    それに耐える顔、表情に出さない顔。
    閑職に追いやられても、冷静に職務をする顔。
    同期が、後輩が辞めていくなか、警察官を続ける顔。

    これらは、すべて彼女が見せる顔です。

    なぜ、耐えるのか?何のためななのか?

    彼女には、ひとつの「信念」ありました。
    それが幼少期の記憶です。
    『なぜ、警察官を志したのか?』

    ●読みおえて
    働く、生きる。
    楽しいことも、苦しいことも、悲しいこともあります。
    その繰り返しの毎日です。

    そんなとき、自身が自身にどう声をかけるのか?
    結局は、自分自身です。

    主人公の20代の若き女性警察官の生き方から感じとれるものがありました。

    横山秀夫さんの世界。
    人間味が溢れる世界。
    だから、好きなのかもしません。

    0
    2022年10月08日

    Posted by ブクログ

    D県警シリーズのひとつで、読む順番が気にならなければどこからでも読めなくはないが、部分的にわかってしまうところもあるので、順に読んだ方が良い。流れは①影の季節②動機③顔(本作)④64ロクヨン⑤刑事の勲章(電子書籍)なのだが、私は逆行していた。

    今回はD県警の二渡ではなく、機動鑑識班の似顔絵捜査官平野瑞穂が主人公。男性社会と言われた中で女性が如何に活躍していくかが描かれている。
    二渡はほぼ名前だけ出てくる。

    6歳で放火被害を受けたしおりとの接点は、瑞穂の気持ちが特に上手く描写されていると感じた。
    後輩の似顔絵婦警との関係性はがろうにある絵が物語っているように思う。絵には描き手の表現したい感情が現れる。文字と同じように、しかし異なる形で。

    銀行強盗訓練の際に本当の銀行強盗が起こる。ここでも婦警の立場で瑞穂の苦悩が表されている。絵を描く際には対象をよく見る、それが役に立ってくる。

    心の銃口では、南田婦警との気持ちを共有しながら事件を追いかける。「相棒」の箕田とともに。瑞穂が大きく成長したと感じる。
    最後に心の銃口の意味がわかり、瑞穂の揺れ動きながらも正義を貫く真面目な姿が美しささえ感じた。そしてその中で強くなり成長していく姿を応援したくなった。
    いつのまにか瑞穂が警察官としての「顔」になっていた。

    0
    2022年09月01日

    Posted by ブクログ

    かつて似顔絵捜査官だった女性警察官の心の葛藤を描いた作品。
    警察という職業に誇りを持ち、男社会の中でどんな仕事でも信念を曲げることなく恐る恐るだが立ち向かっていく姿に共感できた。

    0
    2022年07月08日

    Posted by ブクログ

    女性軽視の社会の中で女性警察官が活躍するお話。
    「女は使えない」なんて今だったら大問題だけど、そういう時代もあったんだよなぁと、リアリティもあって引き込まれる。
    主人公の平野巡査は、若いながらも信念があるし、組織の中で葛藤するところも人間味があって好感が持てる。

    0
    2026年08月22日

    Posted by ブクログ

    『決別の春』:なんでも相談テレフォンという市民からの電話相談を受ける部署に異動した瑞穂。連続放火魔の事件が頻発してる時にしおりと名乗る女性から助けの電話が。過去に両親を伯父の放火により殺された過去をもつしおり。トラウマに悩むしおりだが、過去の事件の真実とは。驚きの真実でびっくり。ストーリー性が上手いからやられる。
    『心の銃口』:女性警官が拳銃を奪われて犯人は逃走。危篤状態になった女性警官が話せる状態になったときに口にした犯人の姿は高身長の女。緊急配備されて犯人が判明した時、瑞穂と相棒箕田は犯人の居場所を探して東地区へ。犯人の女を見つけ家に押し込むとそこには警察グッツがたくさんあった。犯人の女は警察マニアだった。瑞穂と犯人は銃を構えて対峙し、瑞穂は銃撃され、さらに撃たれそうになったところを箕田が犯人を射殺。しかし、犯人の家にすぐ辿り着けたの箕田の先導があったのだが、なぜ分かったのか…箕田と犯人の繋がりがなるほど。

    0
    2026年02月02日

    Posted by ブクログ

    2002年初版。横山秀夫さんの「顔」を読みました。横山さんの警察小説、好きです。主人公は平野瑞穂、23歳。似顔絵を、書くことが仕事の婦警さん。いろんな挫折から希望の職種から外され、苦しむ。男社会の中で足掻く姿に応援したくなります。短編集ですが、各編とも奮闘する平野婦警と他の婦警たちの苦しみ悲しみに胸を打たれます。

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    D県警シリーズ3冊目。

    警察組織とそこで働く婦警(女性警察官)を主人公とした短編集。そしてそれはこれまでの作品で登場した似顔絵を描く婦警。

    これまでの2冊に比べると、ミステリー要素が少し強めかな。それでも、警察という組織の中でもがく女性に焦点が当てられている。実際の警察内部の事は分からないが、実際にそうなのではないかと感じさせられる程にリアリティのある表現がされている。

    どの短編もなるほどと思わせる結末。そしてその出来事を通じて、主人公の婦警も着実に成長したのではないかな。
    今後、このシリーズに登場するかは知らないが、その姿がまた読めるといいな。

    シリーズ次作が楽しみです。

    0
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    2011年に読んだ作品を再読。
    内容は全く覚えておらず、似顔絵捜査官が似顔絵を描いて事件をバンバン解決していく話かと思えばそうではなく、とある事件がきっかけで似顔絵捜査官を退いた婦警のお話。
    婦警が軽視される環境化で、「仕事ができて優しいのに人から大事にされない」主人公の強すぎる正義感と、人を妬む恨む気持ちの葛藤などがよく描かれていてとても面白かったです。
    観察眼に秀でていて事件を解決することもあるけど、甘さなのか若さなのか失敗もする主人公にイライラしたり応援したりしながらあっという間に読み終えました。

    0
    2025年05月24日

    Posted by ブクログ

    どの短編の展開も面白く、心情描写が秀逸。女性活躍推進やハラスメント防止が叫ばれる現在、警察社会がどうなってるのか気になった。

    0
    2024年05月26日

顔 FACE 〈新装版〉 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    徳間書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    徳間文庫
  • タイトル
    :
    顔 FACE 〈新装版〉
  • タイトルID
    :
    1097353
  • ページ数
    :
    392ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年03月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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