クライマーズ・ハイ

クライマーズ・ハイ

作者名 :
通常価格 784円 (713円+税)
紙の本 [参考] 836円 (税込)
獲得ポイント

3pt

【対応端末】

  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

【縦読み対応端末】

  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

作品内容

1985年、御巣鷹山で日航機が墜落。その日、北関東新聞の古参記者・悠木は同僚の元クライマー・安西に誘われ、谷川岳に屹立する衝立岩に挑むはずだった。未曾有の事故。全権デスクを命じられ、約束を違えた悠木だが、ひとり出発したはずの安西はなぜか山と無関係の歓楽街で倒れ、意識が戻らない。「下りるために登るんさ」という謎の言葉を残して――。若き日、新聞記者として現場を取材した著者みずからの実体験を昇華しきった、感動あふれる壮大な長編小説。

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    文春文庫
  • ページ数
    471ページ
  • 電子版発売日
    2011年07月15日
  • 紙の本の発売
    2006年06月
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

クライマーズ・ハイ のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月29日

    事故は草津から神奈川の自宅へ帰る車のラジオで知った。自宅に戻ると事故の報道一色で、生存者が救出された映像や報道写真に目が釘付けになった記憶が蘇る。読み進むにつれて、事故の記憶が鮮明になるとともに、新聞社の裏事情や記者の葛藤の描写に心を強く引き付けられた。最読本に決定

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月28日

    「私は自分の父親の何を知っているのだろう。」
    子どもの視点以外の「父親の人物像」を考える切っ掛けになった本。
    父親にも社会人としての顔、友人としての顔、弟としての顔など、いくつもの「顔」あったはずだ。
    父親の背中を見たような気がした。

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月02日

    とても良い小説でした。
    面白かったです。
    十数年前映画を観て感動した記憶があったので、以前から原作小説を読みたいと思っていたのです。
    日航機事故の全権デスクとしての決断の苦悩、新聞記者としての意地、男たちの戦い、新聞社内の人間模様などそれぞれが良く描かれていました。
    地方紙の役割はなんなのかとの問い...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月24日

    面白かった。休日に丸一日かけて、一気読みした。ドンドン物語に引き込まれて、読むのを止められない!くらいに夢中で読んでいた。
    読んだきっかけは、テレビで映画をやっていたから。そして、日航ジャンボ機の事故は、群馬出身の自分にとって、結構身近なところにあったから。
    誰かの上司になるとは、責任がのしかかると...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月05日

    非常に読み応えのある作品。

    1985年に起きた、日航ジャンボ墜落事件をベースに、地元の地方新聞社の記者を主人公としたに会社という組織や主人公の家庭などを扱った一作。
    人間臭いが故に重みがあり、無駄な文章が一切ない為一字一句丁寧に読みました。

    男性の仕事にかける気持ちとその重み、組織の中で生きてゆ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月17日

    1985年の日航機墜落事故の取材の陣頭指揮を取った記者の物語。

    新聞社の中の人間関係や駆け引きなどいわゆる仕事ものの小説です。

    読むうちにどんどん引き込まれていきます。

    オススメ!

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月29日

    「横山秀夫」の傑作長篇『クライマーズハイ』を読みました。

    「横山秀夫」作品は8月に読んだ『出口のない海』以来ですね。

    -----story-------------
    2003年週刊文春傑作ミステリーベストテン第1位
    1985年、御巣鷹山の日航機事故で運命を翻弄された地元新聞記者らの濃密な一週間。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月07日

    選民思想はどこにでもある病ですな。
    内容は抜群なんですが、事あるごとの決断理由が分かりにくいところが難あり。

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月09日

    重厚長大。漢くさい、骨太な小説。それでいて、四十男の女々しさみたいなものもよく描かれていて、どこにも隙がない印象。だからと言って「詰め込み過ぎ」感は全く無く、所々栞替わりに挟まれる心象描写でふっとスピードを緩めて一息つける感じも用意されている。が、それが逆に次の頂を高く感じさせる効果があり、本当に抜...続きを読む

    0
    購入済み

    mentizai 2020年09月25日

    御巣鷹山で起きた日本航空123便墜落事故を巡る地方新聞記者の奮闘を描いた小説。まさに「奮闘」の中をひたすら突き進まされる感覚でした。

    0

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

関連書籍

文春文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

クライマーズ・ハイ に関連する特集・キャンペーン