クライマーズ・ハイ

クライマーズ・ハイ

784円 (税込)

3pt

1985年、御巣鷹山で日航機が墜落。その日、北関東新聞の古参記者・悠木は同僚の元クライマー・安西に誘われ、谷川岳に屹立する衝立岩に挑むはずだった。未曾有の事故。全権デスクを命じられ、約束を違えた悠木だが、ひとり出発したはずの安西はなぜか山と無関係の歓楽街で倒れ、意識が戻らない。「下りるために登るんさ」という謎の言葉を残して――。若き日、新聞記者として現場を取材した著者みずからの実体験を昇華しきった、感動あふれる壮大な長編小説。

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クライマーズ・ハイ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1985年、御巣鷹山で日航機が墜落。新聞報道を巡る記者たちの葛藤を描く。時間との戦い、情報の取捨選択、それぞれの部署のプライド…。
    主人公が家族と向き合う様、病に倒れた同僚の謎、爽やかな登山シーンが、物語に厚みを加えている。

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    引き込まれた。最後までページを捲る手は止まらなかった。

    1985年8月12日、群馬県御巣鷹山に墜落した日航機123便。
    その日、群馬県の地方紙・北関東新聞の遊軍記者である悠木は
    同僚の安西と共に衝立岩登攀へと向かう予定だった。
    だが、安西との待ち合わせに向かう直前、社内で事故の一報を受け
    悠木はそ

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    日航機墜落ニアミス経験があるので一応の思い入れがある話。
    85年の夏、新聞社、、、熱い時代。映画では、でんでんがいい感じだった。
    映画はどうしても端折るんで、小説の方がそりゃいいわな。あの夏の熱気とかそういう雰囲気を味わう系。

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    はじめて横山さんの作品を読んだが、これは読み応えのある本だった。
    前半部分の航空機事故発生のあたりは、読んでて本当に引き込まれた。
    電車で読んでて、口がポカンとあいてしまった。
    そして、なんとも言えない気持ち。
    なんだか、涙が出てくる。
    これは泣かせる本ではないけど、泣いてしまう本だ。
    無駄のない文

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    ちょうどお盆だったので、40年前に起こった日航機墜落事故について知りたくなって、本書を読み始めた。当然事故の詳細が語られると思って読み始めたが、どうやら違っていたらしい。事故を通じて、新聞を作るという仕事を生業にしている人間模様を描いた作品であった。
    毎朝当然のように、新聞が自宅に届けられ、当たり前

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    日航機御巣鷹山墜落と、それに巻き込まれた群馬の地方新聞社を描いた本。新聞社内の描写がやけにリアルだと思ったら著者自身が御巣鷹山を追った上毛新聞の記者だったのね、納得。過去と現在、新聞社と山のように時空間が切り替わるテンポがよく、ページを捲らせる本。

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

     何回目かですね。本書を読み直すのは。時期は大抵この時期。透き通るような夏の青い空と沸き上がるような白い雲を見ているとふっと読みたくなる小説である。
     本書が舞台にしている日航機123便墜落事故については、実際にテレビや新聞などの報道を見ていたので記憶している。
     受験生だったぼくは、夕方、家に帰っ

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ

    とても惹き込まれる作品。

    私はこの事件を知らずに、この小説を読み進め、1985年に悲惨な事故があったことに胸を痛めた。

    この事故の裏で、人に届けるための新聞をつくる新聞社の奮闘模様が描かれ、色々考えさせられる1冊だと思う。

    "下りるために登る" (北関を辞めて山の世界に戻る

    0
    2025年04月22日

    Posted by ブクログ

    本当に作中内にあるような事故があったのか、1つづつ調べながら読んだから時間がかかった。
    読む前と読み終わった後では、実際に本の重みが違うように感じた。
    読後、映画館でドキュメンタリーを見たような疲労感。臨場感が半端なかった‼︎

    0
    2025年04月21日

    Posted by ブクログ

    かなり昔に読んだ。記録していなかったのでメモ。
    日航機墜落事故の取材に当たった新聞記者の小説。
    ニュースで見るよりよほど壮絶な事故だったようだ、とこの作品で知ったように思う。
    この作品と前後してWikipediaの記述で、事故について読んだ。より理解が深まって良かったと思う。

    新聞記者らしいスクー

    0
    2025年04月08日

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