陰の季節

陰の季節

529円 (税込)

2pt

『64』で話題沸騰! 横山秀夫「D県警シリーズ」はここから始まった!

警察一家の要となる人事担当の二渡真治は、天下りポストに固執する大物OBの説得にあたる。にべなく撥ねつけられた二渡が周囲を探るうち、ある未解決事件が浮かび上がってきた……。「まったく新しい警察小説の誕生」と選考委員の激賞を浴びた第5回松本清張賞受賞作を表題作とするD県警シリーズ第一弾! 表題作他、「地の声」「黒い線」「鞄」の短篇四篇を収録。

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陰の季節 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公たち刑事ではないのに、まるで凶悪犯罪を追ってるように錯覚させる緊迫感がたまらない
    人事って大変なんだな、、、

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    読んだ本 陰の季節 横山秀夫 20250801

     D県警シリーズの最初の単行本。
     捜査一課とかの花形部署が舞台ではなく、警務課とかが人事の問題や議会対策なんかをする中で、解決する中で事件ではないものの筋読みをして解決に向けて取り組むって話で、まあ警察が舞台なんで変な緊迫感があるけど、なんか会社っ

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    警務課という日が当たらない部署をテーマに、よくここまで面白く書けるなと驚いた
    ⭐︎内部で起きた問題は表に出る前処理する人たち、警務課

    0
    2025年03月16日

    Posted by ブクログ

    陰の季節..D県警警務部警務課調査官の二渡(ふたわたり)真治は、警察一家の要となる人事担当である。二渡は「任期三年」という暗黙の掟を破り、天下り先ポストに固執する大物OB尾坂部の説得にあたるが、にべもなく撥ねつけられてしまう。周囲を探るうち、ある未解決事件が浮かび上がってきた…。

    地の声..Q警察

    0
    2025年01月21日

    Posted by ブクログ

    横山秀夫作品は面白い。
    凝ったトリックはなく、心理トリックというか、視点人物の錯誤が中心になっている。

    探偵ものによくある、調査フェーズが退屈という問題が無いのは、主人公が上司からのプレッシャーで苦悩している姿がヒリヒリするからだろう。

    組織内で問題が起こる。
    主人公は解決を命じられる。
    解決で

    0
    2024年06月07日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    警察ものですが、捜査や犯人や刑事は出ず、人事や管理職など裏方に徹する人たちの物語。
    短編集です。
    どの物語も最後はどうなるか、ギリギリまで分からず、ついつい先を急いでしまいます。
    どの業態もそうですが、仕事の数だけ悩みもやりがいもあるし、人の数だけ駆け引きもある。
    そんな人間臭いところ

    0
    2023年06月19日

    購入済み

    この人の長編小説にも素晴らしい作品は幾つもあるのだが、特に、この人の短編小説には、絶品といってもいいくらいレベルの高いものが多いと思う。 

    0
    2020年09月25日

    Posted by ブクログ

    『ハードボイルドアクション』みたいな警察物は色々あるが、こちらは別路線。警察内部のゴタゴタを解決する話。これがとても面白い。

    『天下り』や『議会の答弁対応』、『無断欠勤』、『婦警不要論』。警察の秩序と面子を守る為、キャリア達が奔走します。人間ドラマに、迫るタイムリミット、最後の一捻りにゾクッとして

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    ドラマ再放送で何度も見た作品。今更ながら原作を読みました。通常の警察物とは少し違う視点て描かれており、警察組織の内部を知れる作品だと思います。組織は人が作るというだけあって、心理描写や人間関係が細かく描かれている秀逸な作品です。

    0
    2025年01月29日

    Posted by ブクログ

    警察物だと事件の解決とか凝ったトリックに期待しがちだけど、横山さんの作品は心理描写が桁違い。
    めっちゃ面白い。

    0
    2024年09月28日

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