陰の季節

陰の季節

作者名 :
通常価格 529円 (481円+税)
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作品内容

『64』で話題沸騰! 横山秀夫「D県警シリーズ」はここから始まった!

警察一家の要となる人事担当の二渡真治は、天下りポストに固執する大物OBの説得にあたる。にべなく撥ねつけられた二渡が周囲を探るうち、ある未解決事件が浮かび上がってきた……。「まったく新しい警察小説の誕生」と選考委員の激賞を浴びた第5回松本清張賞受賞作を表題作とするD県警シリーズ第一弾! 表題作他、「地の声」「黒い線」「鞄」の短篇四篇を収録。

陰の季節 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    購入済み

    mentizai 2020年09月25日

    この人の長編小説にも素晴らしい作品は幾つもあるのだが、特に、この人の短編小説には、絶品といってもいいくらいレベルの高いものが多いと思う。 

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月16日

    仲村トオルさんや上川隆也さんが演じている「陰の季節」の原作です。
    短編集。そして全て警察内の出来事を取り上げた小説です。

    内容はテレビで観て知っていましたが、原作もとてもおもしろかったです。

    0

    Posted by ブクログ 2020年03月30日

     噂に違わず面白いね( ´ ▽ ` )ノ

     警察署内のいざこざが中心で、いわゆる刑事と呼ばれる警官はほとんど出てこないとこがミソ( ´ ▽ ` )ノ
     古今東西変わらない 組織の構造的な歪み・淀み・腐敗が主題ゆえ、どこの誰にでも共感できる普遍性があるね( ´ ▽ ` )ノ
     堅苦しいお役所が舞台だ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月18日

    横山秀夫。警察小説の短編集であり、それぞれ別の人物を主役においた群像劇である。警察小説としては珍しく捜査部門ではなく管理部門がメインで、警察の内部で起きた事件を内々で処理する一風変わったストーリーとなっている。
    短編集でとても読みやすく、組織人としての悲哀を感じられる一冊でした

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月16日

    D県警シリーズの第一作目を含む短編集。一つ一つの作品に、地に足がついたドラマがあって、すべて最後が腑に落ちる。おどろおどろしく、こけおどしの展開だらけのミステリーにはない味わいがある。

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    Posted by ブクログ 2022年06月11日

    横山秀夫氏のデビュー作。D県警シリーズ第一弾。D県警シリーズの第ニ作を先に読んでしまったが、本作の方が面白かった。警察ミステリーだが、犯人逮捕やアクションシーンは無い。警察管理部門の話である。

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月06日

    警務部の中の課を描いた小説。
    自分が知らない部課内の事やそこで働く人達の、
    仕事に対する姿勢、やるせない感情、組織内の人間模様を面白く読ませていただきました。

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月23日

    D県警シリーズ第1弾!
    組織にあんまり依存しない一匹狼的な刑事が事件を解決する。そういうのが多いけど、このシリーズは違う。

    このストーリーのメインは、捜査一課とかの華々しいとこやなくて、秘書課とか、警務課とか管理部門みたいなとこ。
    人事に力あるとか、そんな人が主役。
    二渡さんが、メインな気がするけ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年06月26日

    普段スポットの当たりにくい警察内部の話なんだが、コレが実に興味深く、面白い。
    警察特有の身内意識がより問題を難しくしたり、身の振り方で変わる出世への執着など刑事物には無い言わば「警察物」。警察もエリートになると大変。

    0

    Posted by ブクログ 2020年12月11日

    先にFACEを読んでた。4話の短編で所々にニ渡が出てくる。40歳で警視になりクールなニ渡が第一話で、元刑事部長に翻弄され珍しくうろたえる様もありですね。黒い線はFACEの平野瑞穂巡査が無断欠勤してしまうが、原因を作った上司の顔を引っ叩いた先輩婦警の友子に胸のすくおもいでした。

    0

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