臨場

臨場

550円 (税込)

2pt

臨場――警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に当たることをいう。捜査一課調査官・倉石義男は死者からのメッセージを的確に掴み取る。誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」と覆(くつがえ)してきた。人呼んで『終身検視官』――。組織に与せず、己の道を貫く男の生き様を、ストイックに描いた傑作警察小説集。全8編。テレビ朝日系ドラマ原作!

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臨場 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    再読。
    やっぱり何度読んでも面白い。
    1人の人間の生と死、そこにはその人なりのドラマが詰まっている。
    そして、それは死んでからしか周りには分からないこともたくさんあるのが現実。
    それを余さず汲み取ってくれるのが、この検死官倉石義男。
    どんな人にもオススメできる短編警察小説です。

    0
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    短編は苦手なほうだけど、これは止まらなくなるくらい面白かった。どの作品も驚くような納得するような終わり方。

    0
    2024年05月05日

    Posted by ブクログ

    警察小説で、八つの短編集。
    その短編全てに共通してでてくるのが、『終身検視官』の異名をもつ、52歳のベテラン検視官倉石。誰もが他殺と思う事件を殺人と見破り、殺人と思われる事件を事件性なしと覆していく。その観察眼で、組織に流されず検視官の仕事を淡々とこなしていくその姿がとにかくかっこいい。短編それぞれ

    0
    2023年06月07日

    Posted by ブクログ

    8編収録の警察小説
    どの作品もおぉって感じる結末でした
    調査官・倉石が主人公で他殺か自殺か見分け
    事件の核心に迫る
    この人がいたら無敵なんじゃないだろうかと思わせました
    おもしろい作品ばかりでした

    0
    2022年03月11日

    Posted by ブクログ

    私はなぜ、今まで横山秀夫を読んでこなかったのだろう。そんな後悔を覚えるほど、濃密な佳作が詰まった短編集。

    それぞれの話で主人公が変わり、それぞれの主人公視点で話が進む。が、内容は結局一人の検死官のことに集約されていく。「お仕事小説」にジャンル分けしてみたが、ミステリでもあり、人情話でもあり...割

    0
    2022年03月01日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白い。
    ただの警察小説かな、と思っていた自分が恥ずかしい。
    連作短編集だが、長編で読んでみたいくらい内容が濃いと感じた。
    『終身検視官』の異名を持つ倉石義男。
    この男がカッコよすぎるんだな。
    彼の“執念”と呼べるほど徹底した検視や鑑識眼が、事件の真相を見つけ出す。
    そこに秘められた各人

    0
    2022年02月11日

    Posted by ブクログ

    キムタクドラマの原作!と思って購入したら、違った!内野聖陽の方でした。しかも、ドラマ観てなかった。しかも、この本、読んだことありました。チーン。

    ビブリアというアプリで記録してて
    「さすが!面白くて一気読み」と書いてた。

    臨場ー終身検視官、倉石。カッコイイ!
    横山秀夫さんの警察小説の中で、最高傑

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    臨場のドラマは、再放送でちらっと見たことあるくらい。
    実は、横山秀夫さんの本を読むのもはじめてだったりする。
    おもしろくてすらすら読めたし、短編集として語りすぎないところもよかった。
    主人公の倉石はやたら偉そうで、「終身検視官」と呼ばれている、警察の中で特別扱いされている変人。
    でも倉石のシンパは多

    0
    2025年08月19日

    Posted by ブクログ

    あらすじ
    倉石検視官を中心とした、色々な事件とその真相を描く短編集。

    良かったところ
    本格派っぽい語り口ながらも短編集で、個々の物語は簡単にするすると読めます。読後感も良い話が多く、基本的には救いのある物語になっているところも良いです。

    うーんなところ
    強いてあげればリアリティが薄いかもしれませ

    0
    2025年05月27日

    Posted by ブクログ

    倉石検視官のプロ振りが際立つ作品。鋭い観察眼に加え、冷たさの中に人としての優しさが垣間見れるところも引き込まれました

    0
    2025年04月22日

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