臨場

臨場

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作品内容

臨場――警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に当たることをいう。捜査一課調査官・倉石義男は死者からのメッセージを的確に掴み取る。誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」と覆(くつがえ)してきた。人呼んで『終身検視官』――。組織に与せず、己の道を貫く男の生き様を、ストイックに描いた傑作警察小説集。全8編。テレビ朝日系ドラマ原作!

臨場 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月20日

    倉石かっこいい…。いぶし銀の魅力だよ…。
    尺の関係もあるたろうけど、ドラマ版の倉石さんよりも名探偵振りがすごかった。一発で事件の真相看破しとるやん。
    短編連作小説だけど、どれも異なる体裁だしネタも違うし横山秀夫の引き出しの多さに感嘆した。
    イッチーがドラマ版だと若者だったけと、ふつうに妻子持ちで不倫...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月11日

    8編収録の警察小説
    どの作品もおぉって感じる結末でした
    調査官・倉石が主人公で他殺か自殺か見分け
    事件の核心に迫る
    この人がいたら無敵なんじゃないだろうかと思わせました
    おもしろい作品ばかりでした

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    Posted by ブクログ 2022年03月01日

    私はなぜ、今まで横山秀夫を読んでこなかったのだろう。そんな後悔を覚えるほど、濃密な佳作が詰まった短編集。

    それぞれの話で主人公が変わり、それぞれの主人公視点で話が進む。が、内容は結局一人の検死官のことに集約されていく。「お仕事小説」にジャンル分けしてみたが、ミステリでもあり、人情話でもあり...割...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月11日

    めちゃくちゃ面白い。
    ただの警察小説かな、と思っていた自分が恥ずかしい。
    連作短編集だが、長編で読んでみたいくらい内容が濃いと感じた。
    『終身検視官』の異名を持つ倉石義男。
    この男がカッコよすぎるんだな。
    彼の“執念”と呼べるほど徹底した検視や鑑識眼が、事件の真相を見つけ出す。
    そこに秘められた各人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月02日

    短編集なので、スラスラ読み終わった。
    倉石検死官、かっこよすぎです。組織に媚びず、周りに流されず、ただ事実だけを見て感じて真相を導き出す。しかも検死官として優れているだけではなくて、人の感情にも敏感で、事件の裏にある人の思いにまで気がついてさりげなく弱い者を助けてくれる……素敵すぎます!
    最後、倉石...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月02日

    ●久しぶりに読んだ一冊。
    ●倉石というキャラで統一感はあるが、これだけ多彩な話を組めるのは素晴らしい。
    ●警察幹部の闘争ネタも好きだけど、こういう現場の話もいい。
    ●何より警察出身じゃないのにリアル感がすごい…本当かどうかはわからないけれど、いかにもありそう、本物そうっていう描写が大事なんだよね

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    Posted by ブクログ 2022年10月22日

    ドラマ化されるとのことだったので久しぶりに横山さんの本を手に取りました。

    横山作品は、個人的にあまり好きではないものもあるのですがこれは好き。
    様々な人物の視点から、各事件と検視官・倉石氏が描かれており事件の謎解きのみならず心地よい人間臭さを楽しむことができます。

    上手にドラマ化されることを期待...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月11日

    倉石検視官の鋭い洞察力で真実を突き止めて行くところが面白く、特に「餞」と「十七年蝉」は検視官の人情が表れていて読み応えがありました。

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    Posted by ブクログ 2022年07月08日

    前に読んだかも。芝居っぽい人物の作り方とか好き。現場重視の職人が全てを読み切っているのはよくあるパターンかもしれないが、読んでいて気持ちが良い。スカッとする。男臭い、女はすべてメス、的なステレオタイプを受け入れられればおススメ 80

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    Posted by ブクログ 2022年06月13日

    「餞」と「十七年蝉」の話が特に好き。
    ぶっきらぼうやけど、実は誰よりも人間味と情のある倉石検視官、かっこいい。

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