横山秀夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
10年くらい前に読んで、audibleで見かけたので再読。面白かったという印象だけ残ってて、内容ほぼ忘れてたので新鮮な気持ちで読めた。
面白かった。
入りの部分からして面白い。
嘱託殺人であり犯人は自首してきている、ただし自首までの二日間の行動だけが謎。読み始めて10分程度で引き込まれる。
最後その理由が明かされるんだけど、これも良い。読者の想像は多分当たらない。
正直、そこまで衝撃的な理由ではない。でも梶の心情や環境を慮れば、ああ、そうか。と思える。決して理由を語らなかった意味も分かる。
人は絶望の中にも生きる意味を見つけられる、勇気づけられるような話だった。
一点不満があるなら、警察 -
Posted by ブクログ
ネタバレとても面白かった!
日航機墜落事故を追う記者たちの衝突や心の葛藤、それぞれのエゴのぶつかり合いが描かれていて、生々しい感情が出てくる度にドキッとした。
でもその生々しさがこの小説の醍醐味だったな、と思った。悠木の心の揺れがとても人間臭くて、でも共感できる部分が多かった。
そして佐山の心の動きも良かったな、と思う。最終的に自身の子供に悠木の名前を文字って名付けているのも涙腺が緩んだ。
読み返すとするならば、悠木が退職するのを周りの人達が止めるシーン、あの場面に至るまでの人間関係も相まって、とても胸が熱くなった。
カクさんがずっと好きだった。読めてよかった。 -
Posted by ブクログ
横山秀夫の幻のデビュー作と言われる作品。
15年前、自殺とされた女性教師・嶺舞子の墜落死は実は殺人だった。
警視庁に入った一本のタレ込みで事件が息を吹き返す。
当時、期末テストの答案強奪計画
通称『ルパン作戦』を計画した喜多・竜見・橘の三人の高校生。
その三人が嶺舞子が自殺したとされる夜に校舎内に忍び込んでいた。
捜査陣が二つの事件の結びつきを辿っていくと、
戦後最大の謎である三億円事件までもが絡んでくる。
時効まで24時間、事件は解明できるのか。
処女作とは思えない完成度であった。
冒頭から参考人たちが次々と取調室へ連行されていくので
最初はここからどう展開していくのか懐疑的だったが、