横山秀夫のレビュー一覧

  • ルパンの消息

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    学生の時に初めて読み、そして人生で初めてどんでん返しをくらった作品。
    それから、たまーに読み返しています。
    今回は5年以上ぶりの再読だったので、覚えている所と覚えていない所が混在していて、ワクワクしながら読むことができました。


    『15年前の女性教師の自殺は他殺の疑いがある』
    突如警視庁に有力なタレコミが入る。
    女性教師が死亡した時間帯に、その教え子三人が、期末テストを奪取する「ルパン作戦」のために校舎に忍び込んでいた。
    捜査を進めていくと、戦後最大の謎「三億円事件」も絡んでくることに。
    時効まであと24時間・・・
    といったあらすじ。


    登場人物たちの行動が複雑に絡み合い、この事件が形成さ

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    2025年08月12日
  • 半落ち

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    一つの事件を、1人の人間を、たくさんの役職の違う人間が追っていく構成。
    「言えません」しか毎回ないんだが、追う人間にも苦しみや矜持があり、見え方が少しずつ違う。変に毎章事実が小出しされるということでもなく、渦の中にいるよう。
    最終、ページの少なさが目立ってきたのでモヤモヤ終わりするかと思ったけど、大変よい終わりだった。全部納得できるし理解できるし感動的。誰かの解説も読みたかった。
    今年のベスト3に入り得る、

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    2025年08月04日
  • 陰の季節

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    読んだ本 陰の季節 横山秀夫 20250801

     D県警シリーズの最初の単行本。
     捜査一課とかの花形部署が舞台ではなく、警務課とかが人事の問題や議会対策なんかをする中で、解決する中で事件ではないものの筋読みをして解決に向けて取り組むって話で、まあ警察が舞台なんで変な緊迫感があるけど、なんか会社っぽい話ではある。
     でも、このストーリーテラーぶりはホントに毎回驚かせるぐらい先を読ませるし、ああそうかって唸らされる。FACEの前日譚もあったりして読みごて十分でしたね。
     この人の本は制覇しようと思ってます。

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    2025年08月03日
  • ルパンの消息

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    非常に素晴らしい小説でした。物語の構成、展開など全てが完璧に近いものでした。個人的に最近読んだ中でもトップレベルで好きな小説です。
    時効が迫る中、容疑をかけられた喜多たちの供述による回想と事件をおう現代、主に警察に焦点が当たる方での構成となっています。登場人物一人一人しっかりと描き分けがされていて、全員が人間性の溢れる人たちで読んでいて非常に楽しかったです。
    横山秀夫さんが新聞記者であるということを知り納得が行きました。事件が解決してからの溝呂木、後閑たちの会話と最後に登場したお嬢さんでの掛け合いと会話が横山さんの伝えたいことのように感じました。単にミステリーだけで終わらず3億円事件も絡

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    2025年07月14日
  • 出口のない海

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    先を読むのが怖かったけどページを捲る手が止まらなかった。どこにいてもこの本の世界に入り込めてすらすら読めた。こういった時代があったことを忘れてはいけない

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    2025年06月28日
  • 64(ロクヨン)(下)

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    後半にかけての疾走感が半端ない
    警察組織の中でも地味な広報
    小説として取り上げられないし取り上げにくい
    この地味な広報をよくぞここまでエンタメとして昇華させたものだと思う
    あの一瞬ともいえる昭和64年
    誘拐事件、報道協定、記者クラブ、失態と隠蔽
    お飾りのキャリア、警察内部の確執、刑事至上主義

    リアル感がすごい!
    実際の警察官達が横山作品を愛読するのも納得です

    この凄まじい臨場感に自分も現場にいるような錯覚を起こして読み終えた時は疲労困憊ε-(´∀`; )

    無言電話と血豆の爪には涙が出ました(/ _ ; )

    さてこのD県警シリーズ再読してみようか!!



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    2025年06月25日
  • 動機

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    最近横山秀夫の短編集にはまっています。本作もドラマになった位なので、表題の動機、逆転の夏他、裁判官モノの密室の人、どれも引き込まれました!

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    2025年06月18日
  • ルパンの消息

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    ネタバレ

    時効まであと1日という設定のなかで、本当に犯人を絞り込める?また、逮捕までできる?っと思いながら読んでましたけどまさかの展開。ほぼ確定と思われた容疑者が実は他に真犯人がいた、という設定はよくあるけどまさかあの人が犯人とは、、、

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    2025年06月15日
  • 真相

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    事件の奥に隠された真相についての5つの短編集。息子を殺された男が犯人の自供によって知る息子の別の顔。選挙に出馬した男の絶対に当選しなければならない理由。リストラされた山室が知った真実。本当のことを知ることが必ず幸せには繋がらない。苦く重く皮肉な結末の数々。

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    2025年05月17日
  • 第三の時効

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    F県警捜査1課を舞台にした短編6篇
    今まで読んだ短編の中では1番面白いかもしれない。
    1章沈黙のアリバイ
     1班 朽田班
    2章第三の時効
     2班 楠見班
    3章囚人のジレンマ
     1課長 田畑
    4章密室の抜け穴
     3班 村瀬班
    5章ペルソナの微笑
     1班 矢代
    6章モノクロームの反転
     朽田と村瀬

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    2025年04月27日
  • 顔 FACE 〈新装版〉

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    警察ものは元から好きですが、顔という視点からいろいろな事件を追っていく面白さがあった。
    事件ごとに短編集的な感じになっているので、とても読みやすかった。
    主人公は20代設定ですが、自分が20代の頃はこんなに聡明で行動力のある女性では無かったなと思いつつ、魅力を感じました。

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    2025年04月05日
  • ルパンの消息

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    回収が見事で心地良い。テンポよく話が進み、読みやすい。事件だけでなく、美形の婦警と容疑者のくだり等、大小の物語がつながるところは、この後の作品を待たず、よく練られていると思う。
    緊迫感をだすため、15年前の事件が、24時間でここまで見事に解決に向かうところはご愛嬌。

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    2025年03月30日
  • 真相

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    ミステリー短編集としては秀逸な作品と思います。東野氏、今野氏も影響を受けているのでは。とにかく、今横山秀夫にハマってます!

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    2025年03月25日
  • 陰の季節

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    警務課という日が当たらない部署をテーマに、よくここまで面白く書けるなと驚いた
    ⭐︎内部で起きた問題は表に出る前処理する人たち、警務課

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    2025年03月16日
  • 出口のない海

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    回天。子供の頃は、詳しく知らなかったが、きちんと後世に伝えるべき事実。その舞台の葛藤を、感情を小説にしてくれた。こういう事実もあったんだろうと想像できる。先の大戦のことは、やはり涙なしでは読み終えれない。悲しさと、虚しさとモヤモヤの複雑な余韻が残らざるをえないが、また読み返すだろう。息子に読ませるべき、大切な本。

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    2025年03月12日
  • 出口のない海

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    戦争の小説はたまに読むけど本当に毎回苦しくなる。でも、日本国民として知るべきだと思う。本作はすごく読みやすかった。飛行機に乗る「特攻隊」は知っていたけど、水の中の特攻隊「回天」が存在するなんて知らなかった。この平和な時代に住んでる私じゃ彼らの気持ちはわかるとは嘘でも言えないけど、自分自身が武器になるなんて今ではおかしいって思うけど、本作で書かれてるような教育がされてたら、、思い込むしかないよね。すごい深くて重くていい話だった。

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    2025年03月01日
  • 64(ロクヨン)(上)

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    64とは、たった7日間の昭和64年に発生した「翔子ちゃん誘拐殺人事件」を指す刑事部内での符丁だった。

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    2025年02月09日
  • 64(ロクヨン)(下)

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    64とは、たった7日間の昭和64年に発生した「翔子ちゃん誘拐殺人事件」を指す刑事部内での符丁だった。

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    2025年02月09日
  • ノースライト(新潮文庫)

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    建築士の青瀬稔が空き家となった理想の家をめぐり、真実を追うミステリー。特に印象的だったのは、家の中に「椅子一脚だけ」が置かれていた場面。青瀬が設計したはずの“完璧な家”に住む人がいないことが謎を深め、物語全体を象徴するように感じられた。また、主人公が「家は人を幸せにするものなのか?」と自問するシーンも心に残る。家をつくる仕事に誇りを持ちながらも、彼は家族を失い、自分自身もまた居場所を求めているのだ。
    物語を通じて、人が求める「理想の場所」とは何かを考えさせられた。外見が完璧でも、そこに人の心や絆がなければ本当の意味での居場所にはならない。この作品は、物や形よりも、そこに込められた思いが人を支え

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    2025年02月05日
  • 出口のない海

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    高校生になって初めて読んだ本です。何よりもいつかまた読み返したいなぁと思いました。思い出の一冊になりました。

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    2025年01月25日