横山秀夫のレビュー一覧

  • 64(ロクヨン)(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み終えた感はあるがすっきり感は無い。
    結局事件は被害者家族の執念が無ければ棚上げのママだし、
    娘は生きているかどうかも不明のママだし・・
    それでも★5個

    0
    2024年08月26日
  • 臨場

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    よかった。読めて本当によかった。
    短編集だが、一番は「餞」。
    涙が止まらなかった。この人生の区切りの話は横山さんの話が一番心に響く。
    「十七年蝉」では様々な人生の区切りがみれて、感情が乱される。
    本当に面白かった。

    0
    2024年08月21日
  • 第三の時効

    Posted by ブクログ

    横山秀夫さんの短編集
    ミステリー小説なのに、
    何度読み返しても面白い
    何回かドラマ化されていて、
    親しみやすく、読みやすい小説です。

    0
    2024年08月06日
  • 第三の時効

    Posted by ブクログ

    どこの県かわからんけど、
    こんな優秀な刑事さん揃いなら
    未解決な事件なんてないや。
    大阪に配属願う。

    0
    2024年06月23日
  • ノースライト(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    半年前に父を亡くしたので、ことさら刺さる作品だった。
    生前の父の背中を思い出して何度か涙が出た。
    それぞれの登場人物にそれぞれの守りたいもの、愛や信念が詰まっていて、内側が紐解かれる度に、心で温かいものを飲み込んでいた。
    次の本を読み始めるのに少し時間がかかりそうな、いい意味で余韻の残る一作。

    0
    2024年06月20日
  • 動機

    Posted by ブクログ

    再読。素晴らしい短編集!

    昔、短編集って物足りないなぁ、やっぱり小説は長編でなくちゃなぁ、と思っていたのは、ただ単にこのような素晴らしき短編集に出会えていなかっただけだったんだよな。

    ちなみに、既にあちこちで言ってはいるんだけど、短編の面白さに気づかせてもらったのは道尾秀介さんの「流れ星のつくり方」です。

    道尾さんの短編集「花と流れ星」に収録されてます。
    未読の方いましたら、ぜひ!

    0
    2024年06月16日
  • ルパンの消息

    Posted by ブクログ

    再読。これが処女作とは恐れ入る。
    推して知るべし。さすが横山さんという他ない。
    評価は初読時と変わらず⭐︎5つで!

    0
    2024年06月13日
  • 陰の季節

    Posted by ブクログ

    横山秀夫作品は面白い。
    凝ったトリックはなく、心理トリックというか、視点人物の錯誤が中心になっている。

    探偵ものによくある、調査フェーズが退屈という問題が無いのは、主人公が上司からのプレッシャーで苦悩している姿がヒリヒリするからだろう。

    組織内で問題が起こる。
    主人公は解決を命じられる。
    解決できなければ組織内での評価が下がる。
    それは社会的死を意味する。
    社会的生命の危機を感じる主人公は操作は、自ずと生命の危機を感じさせるヒリヒリした物語になる。

    退屈なミステリーは操作フェーズが退屈なのだ。横山作品の主人公はヒリヒリしている。
    だから面白い。

    4作品の中では「鞄」が好みだった。
    上司

    0
    2024年06月07日
  • 第三の時効

    Posted by ブクログ

    悪を許さない執念がそれぞの班長を通じて静かに語られる。短編ながら綺麗に完結し、興味を引くエッセンスと巧みなトリックが見事。班長達の強烈な主導権争いと上に立つ課長の心理も面白い。特に表題の第三の時効には驚きと恐ろしさを感じた。大好き度❤️❤️❤️

    0
    2024年05月28日
  • 動機

    Posted by ブクログ

    どの章も人間の持つ裏の顔……を描いているようで恐ろしい。表の顔からは予想出来ない人達ばかりが出てきて人間不信になる作品だわ。(褒めてます!!。)
    「ネタ元」だけは主人公の女性を応援したくなる終わり方で唯一明るい印象の結末。
    最後の章の「密室の人」はオチが少し物足りない結末に感じた。というか、どの人物像にも共感出来なかったわ。
    ずいぶん昔の作品だか心の闇っていうのは古今東西変わらない物だわ。怖っ。

    0
    2024年05月18日
  • 第三の時効

    Posted by ブクログ

    めっちゃおもしろかった。
    刑事たち全員かっこいいし、文章もなんだかかっこいい。
    「密室の抜け穴」が特に好きです。村瀬ー!って思わず拍手した。

    0
    2024年05月08日
  • 臨場

    Posted by ブクログ

    短編は苦手なほうだけど、これは止まらなくなるくらい面白かった。どの作品も驚くような納得するような終わり方。

    0
    2024年05月05日
  • ノースライト(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    本の表紙にそそられて購入したものの、数ページ読んで一年程放置。久しぶりに手に取り読み進めると引き込まれた。横山秀夫の作品は初めて読んだが、人間の描写が細かくかつ多彩で驚いた。横山秀夫は建築家だったのか?と思わせるほど、建築に関する記載も細かい。
    岡嶋と青瀬のやりとりが好きだ。表面的には多く言葉は交わさないが、お互いを信頼し合っている。(途中)

    0
    2024年05月04日
  • ルパンの消息

    Posted by ブクログ

    すごく面白かったのですが、感想としてうまく言葉に残せません。
    街で見かけるどのおじさんにも、かつてイケイケな頃があったんだよなとノスタルジーを感じました

    0
    2024年04月10日
  • 第三の時効

    Posted by ブクログ

    一番好きな作家の一番好きな作品。もう展開もオチも何もかも綺麗に覚えてるのに、何度読んでもわくわくできる。

    0
    2024年03月29日
  • ノースライト(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これは、出版社の戦略だと思うのだけど、いろんなレビューのどれもが最初の謎を提示しているものだから、私もそちらメインで読み始めてしまった。
    だから途中から「あれ?」ってなってしまったのだ。

    よく考えてみるとそんな理由でそこまでする?って思えるんだけど、横山秀夫の文章力に乗せられて「ふんふん、なるほど」と納得しながら読まされてしまう。

    最初の謎からどんどんそれていくように思えたけれども、最後はきちんとその謎が解けるようになっている。
    警察ものでも、刑事ものでもないので、推理によって導き出されたものではないし、正直「そんな理由で!?」と思わないでもなかった。
    でも、作者が書きたいことが圧倒的な筆

    0
    2024年02月23日
  • ルパンの消息

    Posted by ブクログ

    事件が解決したか、と思ったらまだでてくる、まだでてくる、という感じで伏線がはりめぐらされていてびっくり、面白かった。

    0
    2024年02月17日
  • 64(ロクヨン)(下)

    Posted by ブクログ

    読んだ本 64ロクヨン 下 横山秀夫 20240216

     去年読んだ本で一番面白かったって思ったのが横山秀夫の「ノースライト」だっだんだけど、今年ひょっとしたらこれかもって感じです。
     とにかく警察組織の中でいろんな軋轢に身をすり減らしていく主人公の姿を追うのが息苦しく、上巻から下巻の真ん中までは窒息しそうになりながらも止まらない。真ん中でようやく警察小説らしく事件が起きるんだけど、むしろ事件が起きた方が軽くなる感じ。そしてラストに近づけば近づくほど読み飛ばしていたことがこういうことだったのかって追いかけてくる。
     ラスト、何もかもが解決しないのに、消化して前に進んで行くしかないと自覚してい

    0
    2024年02月16日
  • ルパンの消息

    Posted by ブクログ

    最後まで伏線回収がすごい作品でした。もう終わったかと思いきや、忘れていたことを回収する素晴らしい作品。

    0
    2024年02月10日
  • 出口のない海

    Posted by ブクログ

    想像以上にダメだった。
    読んだことないジャンル。
    難しいとかそう言う次元じゃなくて苦手。
    心臓バクバクして、手汗出たり、単語見ただけで手が痺れるというか。
    なんかトラウマでもあるのか?
    もしかして前世で乗ってた?
    とにかくしんどかった。
    史実があっての作品だから尚更辛い。
    全部がフィクションならいいのに。
    今からできることなんてたかが知れてるけど、歴史を知ると言う意味では読んでよかったな。
    本当に辛かった。
    それに向かう覚悟も恐怖も葛藤も私は知ることはないだろうし、知らなくていい。
    相反する感情がぐちゃぐちゃになって、でも全部本心でっていう。
    ここまで重い状況ではもちろんないけど、分かる部分も

    0
    2023年12月22日