横山秀夫のレビュー一覧

  • 臨場

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    キムタクドラマの原作!と思って購入したら、違った!内野聖陽の方でした。しかも、ドラマ観てなかった。しかも、この本、読んだことありました。チーン。

    ビブリアというアプリで記録してて
    「さすが!面白くて一気読み」と書いてた。

    臨場ー終身検視官、倉石。カッコイイ!
    横山秀夫さんの警察小説の中で、最高傑作。
    昔、落合信彦さんが好きで、ハードボイルド小説にハマってた時期があった。
    あ、落合陽一さんのお父様ね。
    今の時代には使えない様な言葉や言い回しもあるんだけど、だからこそ痺れる。
    フィクションだからこそ、味わえる男気。
    こういう世界、好きなんだよなあ。

    全8編のうち、最初の「赤い名刺」が一番好き

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    2025年10月29日
  • 動機

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    読んだ本 動機 横山秀夫 20251023

     はまってる横山秀夫作品。どうだろう初期の短編集なのかな。ちょっと今まで読んだのと毛色の違うお話も含まれてました。とは言え、主題の「動機」はいかにも横山秀夫っぽい捻り方で、なんとなく犯人はわかるものの、解けないまでもオチ(何故ってところ)になるとホッとするようなお馴染み感。で「逆転の夏」ってのが横山臭はあるものの、シチュエーションが見慣れない感じだったかな。しかし、ほかの2遍も含めよくこんなの思いつくよな。

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    2025年10月24日
  • 真相

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    横山秀夫作品を読んだのは、「臨場」に続き2冊目でした。
    短編集で全部おもしろい。
    タイトルからしてイヤミス風ですが、本当にそうでした。
    知らなきゃ良かった、知りたくなかった。後悔先にたたず。

    「18番ホール」と「他人の家」が、特に秀逸だと思いました。

    18番ホール・・・
    県庁を退職して、地元の村の村長選挙に出馬することになった男。
    当選確実と言われ仕事を辞め、妻子を連れて地元に戻ったが、予期せぬ対抗馬の出馬により、当選の行方があやしくなっていく。
    仲間への不信、過去に犯したことが露呈しているのではないかという疑心暗鬼の中、投開票の日を迎え、結果は・・・。
    人間の心理がすご

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    2025年10月22日
  • ノースライト(新潮文庫)

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    横山秀夫氏の書く小説がやけに心に刺さるようになった。
    それは自らの年齢も相まってかもしれない。

    建築士である青瀬稔の最高傑作である信濃追分のY邸。
    だがその最高傑作の家に、
    引き渡し以降、ただの一度も住まれた形跡がないことを知る。
    消息を絶った施主の吉野の痕跡を追ううちに
    日本を愛したドイツ人建築家ブルーノ・タウトの存在が浮かび上がってくる。

    物語の前半はゆっくりと状況を我々に説明してくれる。
    そのスローテンポさに少し飽きを感じてしまうのだが、
    ところがどっこい、後半に差し掛かるにつれ、
    散らばった点と点は見事に線となり繋がっていく。

    そして何より後半にかけての青瀬の決意にはグッとくるも

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    2025年10月19日
  • 半落ち

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    2002年第15回「このミステリーがすごい!」
                     第1位。
    2005年には寺尾聰主演で映画化。
    第28回日本アカデミー賞優秀作品賞を受賞。

    読んでいなかったかもしれません。
    2003年の直木賞最終候補にも残りましたが、「リアリティの問題」が指摘されたと聞きます。
    警察組織を扱ったからこそ、小説であっても現実とのすり合わせが求められたのでしょうか。
    当時そういう議論があったことも覚えておらず、どうやら“読んだつもり”だった一冊です。

    警察官が妻を殺した。
    そう聞けば、どうしても動機を求めたくなる。
    けれどこの物語では、その動機は最初から明かされている。
    刑事、

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    2025年10月18日
  • 半落ち

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    ネタバレ

    •空白の2日間の意味がわかった時、読んで良かったと思った。
    •警察、検察、記者、弁護士、刑務官とそれぞれの職業での心理描写がすごかった。

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    2025年10月15日
  • 半落ち

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    各登場人物それぞれの立場と心理描写がとても良く書かれており、それが最後に繋がっていくことと、半落ちの結末が素晴らしい

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    2025年10月13日
  • 影踏み

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    星4.5です。横山秀夫の短編は外さないですね~!ミステリーにはよくあるパターンでしたが、プロの泥棒に重ねたのは秀逸でした。そして全編に通じる暖かさはホロッとさせられました。

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    2025年10月05日
  • 第三の時効

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    短編集ですが、それぞれの話に読み応えがあって良かったです。二転三転、すっかり騙されました。
    起こる事件に派手さはないですが、各班長がキャラ立ちしていて好感が持てました。

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    2025年09月28日
  • ルパンの消息

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    警察目線ではなく、ひとりの被疑者の供述を中心としたストーリー展開で、登場人物は多いけれど軸がぶれないので読みやすく、最後まで次のページが気になり、特に後半は一気読みしました。
    伏線もきちんと回収され、気になる人物のその後にも明るい兆しがあって、読後感も良かったです。面白かった。

    ただ1つ、登場人物の竜見がどうしても意見と書いてあるように見えてしまって、そこだけ読みにくかった(笑)

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    2025年09月28日
  • クライマーズ・ハイ

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    自分もこんな風に情熱を持って何かに打ち込める人間になりたい。心を熱くし、命とは何かを考えさせられる作品。

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    2025年09月23日
  • 半落ち

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    認知症が悪化する妻。亡き息子の命日さえも忘れてしまうことに恐れを抱き、せめて母親として死なせてほしいと懇願する妻を絞殺する。2日後に自首するが、その2日間に何をしていたのか謎の空白。その空白の2日間をめぐる色々な人たちの視点からのオムニバス形式の小説。明らかにされたその2日間の話やその心情には心が熱くなり、何度も読み返した。

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    2025年09月17日
  • 64(ロクヨン)(上)

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    読んでいて緊張感のある、いい作品。
    64の謎を追いながらも、警察組織の内容でもある。
    D県警シリーズを順に読み進めてきたので、警察組織については初読の人よりは理解が進んでいるかも。なのでさらに面白さが上積みされているかもしれません。二渡さんはこの作品で初めましてではないてますし、警務部と刑事部の関係とか。

    64について、長官視察について、県警内の対立について、マスコミについて、それぞれの家族について、その他にもいっぱい種まきがなされた上巻。
    下巻が楽しみでしょうがないです。

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    2025年09月15日
  • 顔 FACE 〈新装版〉

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    D県警シリーズ3冊目。

    警察組織とそこで働く婦警(女性警察官)を主人公とした短編集。そしてそれはこれまでの作品で登場した似顔絵を描く婦警。

    これまでの2冊に比べると、ミステリー要素が少し強めかな。それでも、警察という組織の中でもがく女性に焦点が当てられている。実際の警察内部の事は分からないが、実際にそうなのではないかと感じさせられる程にリアリティのある表現がされている。

    どの短編もなるほどと思わせる結末。そしてその出来事を通じて、主人公の婦警も着実に成長したのではないかな。
    今後、このシリーズに登場するかは知らないが、その姿がまた読めるといいな。

    シリーズ次作が楽しみです。

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    2025年09月07日
  • クライマーズ・ハイ

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    ネタバレ

     日航ジャンボ機墜落事故から40年の報道を見て、今が読むタイミングかと思って読んだ。
     横山秀夫の著作を読むのは2冊目。前作もそうだったけど本作も組織のなかの人間関係を描くのが上手い。元新聞記者が描いているのも説得力がある。
     実話がもとになっているから、読んでいて苦しくなるところもあったけど、報道のあり方、命の重さについて考えさせられる一冊。

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    2025年09月06日
  • 動機

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    司法に関わる組織や人を題材にした短編集。

    警察、警察担当記者、保護司や前科持ち、裁判官。前科有りの人物に焦点を当てた短編集はちょっと毛色が違いミステリー色が強い。他の3編は硬直した組織の話で有りつつ、ミステリー。
    どれも面白く読めるが、記者の短編の話の行方がおもしろかった。
    なかなか普段接することの無い組織の中が覗けるのがお仕事小説として面白い。
    そしてシリーズ物なので、前作で見かけた人の名前が出てきたりするのも楽しい。
    次も楽しみです。

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    2025年08月31日
  • 半落ち

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    アルツハイマーを患う妻を殺害し、自首してきた警察官。ただ殺害から自首までの2日間は黙秘をしており、その真相を探るために警察官、検察官、新聞記者といった立場から話が進む。どの章でものめり込んで読めた。最後の数ページでは心に響いた。

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    2025年08月30日
  • ノースライト(新潮文庫)

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    面白かった。表紙から、少し怖そうな暗そうなイメージを持って読み始めたが、そんなことはなかった。
    謎を追う展開だから、これはミステリーなのかな。
    中盤、なかなか話が進まなくて少し中弛みしたけど、最後はとにかく面白かった。
    主人公の建築士が、自分の設計した家にブルーノ・タウトゆかりの椅子を残し姿を消した一家の謎を追うミステリー。恥ずかしながら、ブルーノ・タウトという人物を初めて知った。タウトの椅子、実物を見てみたい。そして主人公の代表作となるY邸も、実際に訪れてみたい。

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    2025年08月29日
  • 半落ち

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    読み終わったらツーっと涙が流れていました。
    歌舞伎町=黒い世界というイメージなだけに、何も知らない人からすると結局そういう男かよ、と思いがちなのに、関係者全員が梶に対する敬意を持ち、誰1人そうではないと思わせる瞳を持った梶は真の人徳者だったんだと思う。

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    2025年08月24日
  • 第三の時効

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    クライマーズハイの作者の初期の作品で評価の高い作品ということで読み始めました。
    6つの短編で構成された警察小説、とても濃厚で緻密な作品ばかりでしたが、クライマーズハイには及ばないというのが正直な感想でした。
    とは言っても、犯人逮捕に泥臭く、汗臭く、ドロドロとした執念を持って追及して行く刑事の迫力ある描き方はやはり作者の筆力を感じました。
    6作品の中では、「ペルソナの微笑み」のストーリーが追求する刑事と犯人の精神面での葛藤や仮面を被ってしまう二人の子供時代の出来事、二人の取り調べのやり取りなど、一番読み応えがありました。
    他の作品もまた手に取りたいと想います。

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    2025年08月24日