横山秀夫のレビュー一覧
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キムタクドラマの原作!と思って購入したら、違った!内野聖陽の方でした。しかも、ドラマ観てなかった。しかも、この本、読んだことありました。チーン。
ビブリアというアプリで記録してて
「さすが!面白くて一気読み」と書いてた。
臨場ー終身検視官、倉石。カッコイイ!
横山秀夫さんの警察小説の中で、最高傑作。
昔、落合信彦さんが好きで、ハードボイルド小説にハマってた時期があった。
あ、落合陽一さんのお父様ね。
今の時代には使えない様な言葉や言い回しもあるんだけど、だからこそ痺れる。
フィクションだからこそ、味わえる男気。
こういう世界、好きなんだよなあ。
全8編のうち、最初の「赤い名刺」が一番好き -
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ネタバレおもしろかった。
横山秀夫作品を読んだのは、「臨場」に続き2冊目でした。
短編集で全部おもしろい。
タイトルからしてイヤミス風ですが、本当にそうでした。
知らなきゃ良かった、知りたくなかった。後悔先にたたず。
「18番ホール」と「他人の家」が、特に秀逸だと思いました。
18番ホール・・・
県庁を退職して、地元の村の村長選挙に出馬することになった男。
当選確実と言われ仕事を辞め、妻子を連れて地元に戻ったが、予期せぬ対抗馬の出馬により、当選の行方があやしくなっていく。
仲間への不信、過去に犯したことが露呈しているのではないかという疑心暗鬼の中、投開票の日を迎え、結果は・・・。
人間の心理がすご -
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横山秀夫氏の書く小説がやけに心に刺さるようになった。
それは自らの年齢も相まってかもしれない。
建築士である青瀬稔の最高傑作である信濃追分のY邸。
だがその最高傑作の家に、
引き渡し以降、ただの一度も住まれた形跡がないことを知る。
消息を絶った施主の吉野の痕跡を追ううちに
日本を愛したドイツ人建築家ブルーノ・タウトの存在が浮かび上がってくる。
物語の前半はゆっくりと状況を我々に説明してくれる。
そのスローテンポさに少し飽きを感じてしまうのだが、
ところがどっこい、後半に差し掛かるにつれ、
散らばった点と点は見事に線となり繋がっていく。
そして何より後半にかけての青瀬の決意にはグッとくるも -
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2002年第15回「このミステリーがすごい!」
第1位。
2005年には寺尾聰主演で映画化。
第28回日本アカデミー賞優秀作品賞を受賞。
読んでいなかったかもしれません。
2003年の直木賞最終候補にも残りましたが、「リアリティの問題」が指摘されたと聞きます。
警察組織を扱ったからこそ、小説であっても現実とのすり合わせが求められたのでしょうか。
当時そういう議論があったことも覚えておらず、どうやら“読んだつもり”だった一冊です。
警察官が妻を殺した。
そう聞けば、どうしても動機を求めたくなる。
けれどこの物語では、その動機は最初から明かされている。
刑事、 -
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D県警シリーズ3冊目。
警察組織とそこで働く婦警(女性警察官)を主人公とした短編集。そしてそれはこれまでの作品で登場した似顔絵を描く婦警。
これまでの2冊に比べると、ミステリー要素が少し強めかな。それでも、警察という組織の中でもがく女性に焦点が当てられている。実際の警察内部の事は分からないが、実際にそうなのではないかと感じさせられる程にリアリティのある表現がされている。
どの短編もなるほどと思わせる結末。そしてその出来事を通じて、主人公の婦警も着実に成長したのではないかな。
今後、このシリーズに登場するかは知らないが、その姿がまた読めるといいな。
シリーズ次作が楽しみです。 -
Posted by ブクログ
クライマーズハイの作者の初期の作品で評価の高い作品ということで読み始めました。
6つの短編で構成された警察小説、とても濃厚で緻密な作品ばかりでしたが、クライマーズハイには及ばないというのが正直な感想でした。
とは言っても、犯人逮捕に泥臭く、汗臭く、ドロドロとした執念を持って追及して行く刑事の迫力ある描き方はやはり作者の筆力を感じました。
6作品の中では、「ペルソナの微笑み」のストーリーが追求する刑事と犯人の精神面での葛藤や仮面を被ってしまう二人の子供時代の出来事、二人の取り調べのやり取りなど、一番読み応えがありました。
他の作品もまた手に取りたいと想います。