横山秀夫のレビュー一覧

  • 深追い

    Posted by ブクログ

    横山秀夫の警察小説はどれも面白い。はずれがなく楽しい。この作品は同一の警察署の話で、それぞれの短編で主人公が違っています。そういう点では、警察のさまざまな管理部門を主人公にした「陰の季節」とつくりは似ています。

    ただ、「陰の季節」では、1つの話の主人公が別の話では脇役で登場したりして、それぞれの短編が微妙にシンクロしていましたが、この本では、場所は同一でも登場事物の接点はなかったみたいです。

    うまいと思わせる作品ばかりで、さすがです。ただ、登場人物がどれも陰があるように思えてしまうのは、そのように意識された作品集だったのかもしれません。特に「顔」を読んだ後だからかな。

    短編は以下の7編

    0
    2009年10月04日
  • 64(ロクヨン)(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ふう、おもしろかった。最後の最後まで怒濤の展開で、まさかの"ロクヨン"の犯人がここにきて分かるとは思いもしませんでした。遺族側の執念がまさか、ここまでとは。三上が飲酒運転の被害者の内情を知り、日吉に語りかけ、広報官であることを自覚していく過程は胸にきました。日吉と落合という、上に翻弄され、異なる不幸を背負った二人には同情します。家出のオチも陳腐ではなく、その先を感じられるもので好き。積読本が減ったら横山さんの本をチェックしてみます。

    0
    2026年03月18日
  • 64(ロクヨン)(下)

    Posted by ブクログ

    下巻の展開に、そう来たか!と読んでて面白かった

    時間を忘れてこんなにも夢中になれた本は久々だった!

    0
    2026年03月15日
  • 真相

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    相変わらず緊迫感やばかった…。
    最後の解説にもあった通り、この短編集はどれも「事件が起こった後の出来事」がテーマになっていて、結末はどれも重苦しい。殺された息子の潔白を信じたかった父親、自分の犯した罪が露呈することを恐れる男、前科者とその妻として苦労をする夫妻の心情がありありと描かれていて、感情移入しまくりだった。しんど…でも夢中で読めたし面白かった。

    0
    2026年03月11日
  • ルパンの消息

    Posted by ブクログ

    時効まで24時間で解決まで持っていくとか、15年前の事件で新事実が明るみになるとか、三億円事件まで大風呂敷を広げるとか、欲張りセット詰め込みすぎる作品。その打開においてなんやかんやのご都合主義がすぎる部分が多々あるけど、人間の描き方がかなり好みの作品。回想シーンは情景がありありと浮かぶぐらいよく描かれた。複雑に絡み合う糸が綺麗に解かれていくのは読み始めからは想像できない怒涛の顛末に帰結する。悲哀の物語のはずなのに、救いがきちんと用意されているのは、ご都合主義だと思いたくない。

    0
    2026年03月09日
  • 動機

    Posted by ブクログ

    追い詰められた主人公の焦燥や緊迫感がまざまざと伝わってきて、こっちまで終始緊張しっぱなしだった。読み終わった時はどっと疲れたけど、夢中になれるいい物語だった。

    0
    2026年03月06日
  • 半落ち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みやすかったけどいまいち印象に残らなかったというのが正直な感想。
    中盤あたりまで「警察組織による隠蔽工作!それを見抜く検察!」みたいな刑事モノの展開が続いたのでどんでん返し的なものを期待していたがオチが感動系だったので「あっ…ふーん」という気持ちになった。

    0
    2026年02月28日
  • ノースライト(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夫が建築士なのでこういうこと考えてるのかな〜と思いながら読んだ。
    最後に色々と話が繋がってくるが、まぁ繋ぎ合わせただけのような気もしたり。一気読みしてたらもっと入り込めたかなぁ。

    0
    2026年02月21日
  • 半落ち

    Posted by ブクログ

    わき役の話し長いって、、、ς(ꐦ◺˰◿)_凸

    まー
    ラストは
    終わった瞬間
    女王蜂のメフィスト

    頭で、流れてブルってしたわー

    ラストチャンスに飢えた梶警部♪♪♪♪

    0
    2026年02月17日
  • 半落ち

    Posted by ブクログ

    妻を殺し自首してきた現職の警察官
    しかし自首してきたのは殺害してから2日後。
    この2日間なにをしていたのかは頑なに言わない

    ラストはよかった!

    0
    2026年02月13日
  • 第三の時効

    Posted by ブクログ

    ハードボイルドな刑事物短編小説。
    良くも悪くも昭和的な刑事像が描かれており、好みは分かれそうな作品。犯人を追う過程の描写は濃厚なのに結末があっさりしているので、「もう終わり?」と感じる場面が何度かありました。

    刑事ものは犯人側や逮捕シーンに焦点が当てられがちですが、本作のメインは犯人を追い続ける強行班係の男たちの闘争心と熱量にあります。その点を最初から意識して読まないと本作の持ち味が薄れてしまうなと感じました。

    0
    2026年02月12日
  • 影踏み

    Posted by ブクログ

    横山秀夫の警察ミステリー小説の魅力はその圧倒的な取材力と、必ずしも刑事が主人公ではない設定にある。

    …のだが、本作はちょっと「泥棒」や「死んだ弟の声」など設定に凝りすぎててあまりハマらなかった。

    0
    2026年02月08日
  • 半落ち

    Posted by ブクログ

    衝撃のラスト

    みんなそれぞれ色々な思いを持って
    生きているんだなって思った

    骨髄移植ってドナーが見つからないと
    できないけれど
    どれぐらいの人が登録しているんだろう…

    0
    2026年02月05日
  • 64(ロクヨン)(下)

    Posted by ブクログ

    無言電話の犯人が雨宮という事実はインパクトがありで面白いと感じた。終盤の妻との会話で、娘の失踪を受け入れて、自分なりに消化し、乗り越えていこうとする様子に感動した。そこから犯人の逮捕や娘の問題の解決、日吉の今後など、やっとこれから面白くなってきたぜ!というところで終わってしまった。気になる。

    「たまたまが一生になることもある」
    自分が今いる場所で、何事にも全力で取り組みたい。
    嫌いなことや苦手なことが、もしかしたら一生物かもしれないから。

    0
    2026年02月02日
  • ノースライト(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    建築&ミステリー
    複数の謎が組み合わさっているからこその設定、前提説明が長い印象があり、前半はやや難しく感じたものの、後半はどんどんと明らかになる謎や展開に惹き込まれてテンポ良く読めました。
    ずっとうっすらと不穏な空気が続いていて、それが後半にかけてはれていくイメージでした。
    建築や美術作品への興味は薄いものの、背景や作者の想いなど色んなことを知ってみるのと、知らないで見るのとでは感じるものが違うよなぁと改めて感じた作品。
    ノースライトにこだわった建築、見てみたいと思いました。

    0
    2026年01月27日
  • ルパンの消息

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミステリーらしく一気読みしたくなる。
    後味はちょっとモヤモヤは残る感じ。事件としてはスッキリ解決するけど、うーんそういう終わり方か…みたいな。結局喜多は自分の奥さんが犯人なんじゃないかと心の奥底で思い込んだままってことなのかな?そのあと新聞で知るのかな。
    橘がなんか微妙な終わり方しちゃった感がある。
    雀キチ妹婦警さんが絶世の美女って強調されてることに意味はあったんだろうか。
    あまり上手に自分が汲めないところが多い作品だった。

    0
    2026年01月04日
  • 半落ち

    Posted by ブクログ

    犯人と犯行の手口はわかっていて、殺害してから自首するまでの空白期間の行動が謎。手がかりをもとに犯人の行動を解明していく…という話。
    警察官、検察官、裁判官、矯正官など様々な職業の人たちが犯人に関わるが、最後の最後まで謎は解明されない。結末を何となく察しながら最後まで読んだら、めちゃくちゃ感動したのを思い出す。ある人物のたった一言で。しかも、励ましの言葉でも、切羽詰まった別れの言葉でもない、何気ない一言で泣いた。
    この男は本当に罪人なのか、みたいな感じで話が進んでいくけど、この作品は「想い」がテーマだったと感じた

    0
    2025年12月19日
  • ノースライト(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    たまたま群馬高崎の少林山達磨寺に寄った時に、ブルーノ・タウトを知り、その展示室でこの作品をお薦めされた。

    建築士の青瀬稔(あおせみのる)が主人公。バブルを経験し、今は大学時代の同級である岡嶋の小さな会社で無気力に働いている。ノースライトの「Y邸」を除いては。。
    プロローグ的なものがとてもとても長く感じたが、半分くらい過ぎて話が一転。名誉ある仕事を得る為に岡嶋が政界に巻き込まれる。同時に段々と「Y邸」の謎も解けていく。
    岡嶋の死後の妻の言葉が切なかったー。「たった一人の友だちなんだって、、」一方通行に向けられた言葉に戸惑う主人公。。想像する事しか出来ないが岡嶋の気持ちを思うと全てがやり切れない

    0
    2025年12月15日
  • クライマーズ・ハイ

    Posted by ブクログ

    横山秀夫さんの人の心理描写はやはり圧巻である。これをしつこいと感じる人もいるかもしれないが、私はこの心理描写があるから登場人物に感情移入できるし、惹かれる。
    作品としては、父と子の関係、日航機墜落事故の凄惨さ、仕事への情熱、新聞というメディアへの問題提起などテーマが複数あった中、作者はどれを1番伝えたかったのかが見えにくかった。
    それでものめり込んで読めるのが横山秀夫作品の凄さ。他の作品も読んでみたい。

    0
    2025年11月19日
  • 看守眼

    Posted by ブクログ

    大事件ではない、人々の身近にあるエピソード的な出来事。知らなかったことが何かのきっかけで気づくことってあるのかも。

    0
    2025年10月27日