横山秀夫のレビュー一覧

  • 半落ち

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    初めての横山秀夫さん。
    がっしり重厚感のある物語。
    一人ひとりの心情も展開も、説明しすぎず、それでいて不足なく、最後まで濃い読書時間でした。

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    2026年09月06日
  • ノースライト(新潮文庫)

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    ネタバレ

    建築家の専門用語もあり、内容が少し難しかったように感じた。読みやすくはない。
    ミステリーということだが自分的にはもう少しパンチのある内容が良かった。

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    2026年09月05日
  • 半落ち

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    ネタバレ

    誰が挑んでも崩せなかった。挑む人たちは、いろいろな欲望を抱えて梶に挑むも、梶は絶対に落ちなかった。むしろ彼の澄み切った眼差しに怯んで、自分の悲願を曲げても彼に協力した。
    途中、事件は捜査らしい捜査が行われず、梶が止めている以上のことが掴めないのに、複数人が繰り返し記述するので、すごく焦らされたが、その分最後に来たカタルシスはよかった。
    またメイン登場人物たちの正義感、野心、功名心、挫折感などは共感しやすく、また同時に嫌悪感も抱いたが、組織悪対個人の対立構造が単純だったように感じた。
    トリック自体は単純で、きちんと調べればすぐに分かったものであるのも残念。
    カオスを描きたいならもう少し迫力が必要

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    2026年08月30日
  • 陰の季節

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    D県警シリーズの短編第一作です。
    D県警を舞台にしてるのですが、こんなに多くのお仕事があるのだなぁと思いました。
    警察のお仕事と言うと、捜査一課や鑑識など事件に関係する部署が多かったと思うのですが、事件に絡まない警察官の小説は初めてで斬新でした。
    シリーズ物なので、これからもコツコツと読み進めていきたいと思います。

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    2026年08月29日
  • ルパンの消息

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    ネタバレ

    最後のたまたま目撃していてとか、学校の金庫にお金を入れていたとかあんまりピンと来なかった。
    構成面白いから残念。
    それと奥さんを疑ったまま終わったけど、、

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    2026年08月24日
  • クライマーズ・ハイ

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    ネタバレ

    訳あって御巣鷹山に登り、520個の墓標を目にした。被害者の遺書や遺族の言葉を目にした。衝撃だった。自分が生まれる前の事故で何も知らなかった。日航機墜落事故についてもっと知るべきだと思った。

    兵隊からしたらどうでもいい派閥争いとか、それぞれの部署のぶつかり合いとか、職場の葛藤がリアルでどのような結末を迎えるのか気になって読み進めた。佐山、神沢、玉置の記事が報われないのが悔しくて辛い。整備された登山道でも登るのは大変だったのに、神沢は毎日登り続けていた。墜落当日の現場を目撃し、最後まで日航機墜落事故を追い続けた神沢をもっと知りたいと思った。主人公である悠木の葛藤は理解出来なくはないが、最後は新聞

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    2026年08月16日
  • 64(ロクヨン)(上)

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    ネタバレ

    横山秀夫作品は外れが少ないので、楽しみにと長らく積読扱いだったもの。
    本作は犯人探し主体のミステリーではなく(上巻を読む限り)、警察組織内部の権力争いを軸に、関係する記者クラブや遺族、自身の家族問題など組織と個人の相克をあぶり出したヒューマンミステリー、というよりむしろ純文学ミステリーに近い。
    県警広報官の三上が、家族を守るための警察組織内での生き残りと警官として残されたなけなしの正義を貫こうとする苦悩との板挟みになりながら、物語(上巻)は進んでゆく。
    特に、32章は鳥肌もの。筆者の破綻のない展開、圧倒的な筆力と構想力が堪能できる。感情移入できる登場人物たちのリアリティこそが本作を純文学ミステ

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    2026年08月16日
  • 臨場

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    ドラマ版を先に見ていたので
    脳内では内野さんが動いて話してました。笑


    途中からなんだか随分強引だなぁと思ってましたが、最後まで読んでそういう事だったのかと。


    鉢植えの女 と 真夜中の調書 の謎解きが良かったです。
    話全体としては 餞 が心に残りましたね。

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    2026年08月09日
  • 半落ち

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    嘱託殺人という行為は、実社会でも実際に発生し頭では理解しても理性が揺らぐ出来事です。アルツハイマーで母として生きていけなくなったと感じた妻から殺してほしいと頼まれて殺した。その後の残された時間を早くに亡くした息子に報いるために、真実を語らず生きていく覚悟は考えさせられました。

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    2026年07月31日
  • 半落ち

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    警察官、検察官、新聞記者等々、章ごとに語り手を変えながら、物語を進めていく構成が見事だと思います。

    所属する組織の軋轢の中、職務上の葛藤やそれぞれの事件との関わり方が、丹念に描かれていて読み応えがありました。

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    2026年07月30日
  • 64(ロクヨン)(下)

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    刑事物ではあるけど、刑事から警務に異動した主人公視点で進んでいく。広報室から警察内部やマスコミと対峙する。過去と今、公と私のそれぞれで事件が起こり、丁寧にゆっくり書かれており、結末は予想外だった。ただ消化不良な部分もある。
    お互いに取り繕うよりも、相手を信じて良い意味で任せるのも大事だと感じた。

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    2026年07月15日
  • 64(ロクヨン)(上)

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    上巻は物語の進行だけを見るとゆっくりで、長く感じる場面もあった。しかし、その時間を使って警察組織の内部や人間関係が丁寧に描かれるため、物語の世界が少しずつ立体的になっていく。テンポの遅さは好みが分かれる部分だが、その積み重ねが作品全体のリアリティを支えていると感じた。

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    2026年07月08日
  • ノースライト(新潮文庫)

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    文章は読みやすかった
    謎を解き明かしていく過程は分かりやすく
    話も面白かったが
    読後あまり印書に残らない

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    2026年06月27日
  • 半落ち

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    真実を明かそうとして断念、という同様の展開が繰り返される構造になっていると感じられた。最後の秘密は、そこまでの文脈や伏線とのつながりがあった方がより興味深くなると思われた。

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    2026年06月25日
  • 真相

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    ネタバレ

    短編集

    最初の話、息子を殺した犯人が見つかっても「よかったですね」といわれるのは、複雑なんだな。

    息子と一緒に行動していた友達というのが、娘の旦那だと分かって、激怒。
    しかし娘は、それを分かっていて結婚したと。

    娘や母以上に、息子の死を受け入れられていなかった父親。切なかった。


    最後の、犯歴ある人が幸せに生きられる場所は、このインターネット社会ではどこにもないというのが、恐ろしかった。


    どれも重い重いストーリーでしたわ

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    2026年06月19日
  • 動機

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    ネタバレ

    少し古い時代の本、だからこそよくわかる…警察署から30冊の警察手帳が紛失。就業後の保管を提案した調査官が責任を問われる。罪を償い保護司に仕事を世話してもらい信頼していたのに裏切られる。新聞記者、居眠り裁判官、みんなそれぞれの場所で頑張ってるのに落ちてしまう時がある。短編集で読みやすい。

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    2026年06月17日
  • 影踏み

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    主人公は忍び込みのプロ。
    短編だが、いつもの横山さん作品と何か違う。
    解説を見て納得。いつもは警察側を書いているが
    今回は犯罪者側を書いている。
    それ以上に忍びのプロがサンタになるなど少し人情味溢れる話。
    そして火事で死んだ双子の弟が耳の奥に潜んでいて
    時々現れて会話をする。
    色々といつもと違うパターンで来ていますが
    残念ながら私はちょっと合いませんでした。

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    2026年06月07日
  • 臨場

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    読んだ本 臨場 横山秀夫 20260602

     内野聖陽主演ドラマの原作。
     検視官倉石を軸に色々な事件や人間模様が描かれている。全部倉石が主人公って訳ではないんだけど、その眼力で意表を突いてトリックを暴いていく。短編ならではのああそうか的なお話も多いんだけど、その中でも警察小説ってジャンルにふさわしい息苦しさが詰め込まれてる。
     でも、主人公が別にいるようなお話って、どうやってドラマにしたのかな。観てみたくなりました。

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    2026年06月07日
  • クライマーズ・ハイ

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    1985年当時の話だから、Z世代の私の職場環境とはかなり異なり、上司と取っ組み合いする場面などはあまり共感できなかったけど、悠木みたいに上の人に物申して、周りを味方(かどうかは分からないけど)につけて黙々と仕事に励む姿は良かった。

    岩登りなどの知識がないのと、ジェネレーションギャップもあり、読みにくい箇所もあったけど読み応えのあるいい作品でした。

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    2026年05月24日
  • 陰の季節

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    話しの展開にややご都合主義的なところがある
    警察官の発想とはこういうものかと発見した
    全体的には面白かった

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    2026年05月20日