横山秀夫のレビュー一覧

  • 震度0

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    ネタバレ

    2017年51冊目。
    これこそ横山秀夫とも言うべき作品。
    最初は役職名と人物像を一致させるのに必死だったけど、それぞれの心理描写が丁寧でどんどん引き込まれ、あっという間に読破。
    それにしても県警トップが揃いも揃ってこんなかぁ・・と冷静に考えるとどうしようもない屑だらけで嫌になった。
    最後どうなったんだろう・・。
    「見て見ぬふりをしない」を貫けたのか。

    0
    2017年11月04日
  • 真相

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    短編5編からなるミステリー小説。
    どれも面白かった。
    読みやすい文章な上に、主人公の内面の葛藤や暗さが巧みに描かれていて、誰しも持っている心の弱さや偏窟な人間性に心が惹かれる。物語一つ一つの「真相」が気になって進む手が止まらず、終始ハラハラドキドキした。特に「18番ホール」が印象的で、「世にも奇妙な物語」を思い出させられた。

    0
    2017年09月26日
  • 半落ち

    購入済み

    くやしい、泣かされた。

    泣ける本特集とやらで見つけたのだが、同じ特集で薦められていた違う人の作品は、ぜんぜん泣けなかったのでそんなもんだろうと期待はしていませんでした。

    でも最後の最後で、そんなことかよ、と突っ込みを入れたくなるネタばらしでしたが、泣けてしまいました。
    人間嫌いの私ですら、「人間て捨てたものじゃないよな」という、希望を持たせる逸品。

    0
    2017年06月10日
  • 半落ち

    購入済み

    感涙

    名作です。全ての方に読んでほしいと思いました。

    0
    2015年05月28日
  • 64(ロクヨン)(下)

    購入済み

    もう圧巻

    紀伊国屋書店のキノベスにランクインされていて何の気なしに読んでみた
    ページをめくったその瞬間からもう、三上の世界にぐーっとのめり込んでしまった。続きが読みたくて、日常生活もままならないほど!電子書籍は布団被っても読めちゃうから危ない。
    読み始めたら最後。全部全部完璧なる展開。人間って。警察って。親って。上司って。部下って。夫婦って。
    久々のアドレナリン全開作品でした!

    1
    2015年02月28日
  • 出口のない海

    購入済み

    最高です。

    戦争もの、ということで二の足を踏んでいました。好きな作家なので、期待ハズレを覚悟の上でしたが、最高でした。日本が中国といつか戦争の道をたどるかもしれないと恐れる今日、小説とは思えないリアリティがありました。そして今回も人として、いかに生きるべきか、を教えられました。警察ものではありませんが、
    最高です。

    0
    2014年11月18日
  • 第三の時効

    購入済み

    この警察小説が凄い1位

    さすが1位になるだけありました。短編集だけど全てが上手く絡んでいて、それぞれの事件・キャラに特徴がある。一編一編が短さを感じることなく、全てが丁度良い感じ。素晴らしい。

    1
    2014年07月09日
  • 第三の時効

    Posted by 読むコレ

    再読。警察小説の名作です。
    一言でいうと、「勿体ない」です。しかし、僕が通常レビューで使う、設定やらキャラクターの無駄遣いという意味ではありません。6篇の短編に、長編にしても充分な結末を惜しげもなく投下してくる恰幅の良さに唖然としてしまっている表現です。これだけの内容で、一冊分の代金しか貰わないなんて、勿体ないでしょ!
    中でも、表題にもなっている「第三の時効」は、初読の時には独りで「うぉ!」とか思わず声を出してしまったのを憶えてますね・・。
    近いうちに再々読してるかも。それくらいの一冊です。

    1
    2013年12月31日
  • 震度0

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    2006年の『このミス』3位作品。
    いや~、やっぱり横山秀夫さんの作品は面白いね~。
    もう一気に読んじゃいました。
    『クライマーズハイ』もそういえば一気に読んだよ。
    で、読み終わった後の読後感が良かった。
    なんかでっかい長編を一気に読み終えたこの感じが好き。

    このね~、事件や被災の陰に見栄隠れする幹部たちの駆け引きや思惑、そしてその幹部たちの妻たちの嫉妬やエゴの何とも言えないドロドロしさ。すっごいね。
    そういう背景に課長の失踪事件が絡んでくるんで、もうね、目が離せないの。
    最後はね、ちょっと可哀想な事件の真相が分かって何ともやりきれなかった。
    で、最後の県警幹部がどう持って行くかはちょっと有耶無耶になってるのが惜しい気がした。
    でも面白かった~!!

    私はやっぱりこういう本格的な長編が好きだな~。
    また、横山さんの本読みたい。

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    2012年11月28日
  • 震度0

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    通常では1方向からのフセンだけど、この小説は多方向から多数のフセンがはられていて、それに乗っかって様々な人間心理が絶妙に描写されていた。
    よくこんな複雑な小説が書けるなあ、とえらく関心してしまった!!

    おもしろい!!!

    0
    2012年11月03日
  • 半落ち

    Posted by 読むコレ

    容疑者の強い信念が伝わってくる作品
    言葉で書くと悪の信念?的なイメージしかないが、作品中ではそんなイメージは抱かず、容疑者扱いもできませんでした。

    0
    2012年09月06日
  • 震度0

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    凄い。警察内部ってこんなんなの?!って思わず口にしてしまいました。細やかな人間関係の描写が見事でした。すらすら読んでしまい、終わりが惜しかったくらいです。

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    2012年01月02日
  • 看守眼

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    ネタバレ

    2009/9/2 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2024/12/25〜12/28

    15年ものの積読本。
    様々な職場で花形の職種ではない役職の人々に起こる事件を描く短編集。警察における看守や情報管理課、新聞社における整理部、県庁における秘書課など、どこか屈折した気持ちを持ちながら日々を過ごしている人たちに起こる出来事を鮮やかなどんでん返しで世界をひっくり返す。表題作「看守眼」、「自伝」、「口癖」の3作品が甲乙つけ難いマイベスト。

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    2024年12月28日
  • 深追い

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    さすが横山秀夫という感じ。短編集なのですが、短編ながらも起承転結がはっきりしているため、骨太な話が詰っています。読み応えもしっかりあり。

    0
    2009年10月04日
  • 半落ち

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    ネタバレ

    梶の逮捕される直前の空白の2日間、警察と検察の癒着、アルツハイマー患者の介護、などなど…テーマが盛りだくさんの本作。

    梶が語りたがらなかった理由に、自分の息子と同じ病気にかかった子供へのドナー提供が関係してくるとは。
    奥さんを殺したのもアルツハイマー患者の介護をしている人にしかわからない複雑な心情が影響しているのがひしひしと伝わってきて、妻殺しを端的に非難できない。
    妻殺しの汚名を冠してしまった故に、過去にドナー提供した子供に悪影響があるかもしれないと、空白の2日間で会いに行った事を隠し通そうとするその気概も理解できる。

    最後の面会のシーンは本当に泣きそうになった。

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    2026年10月12日
  • 64(ロクヨン)(下)

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    ネタバレ

    上巻は舞台を整えるのに徹していたが、下巻はそれらが動き出し素晴らしかった。三上の心労は計りかねる…

    誘拐事件が実は64の続きだったというのは全然気づいてなくとても驚いた。雨宮犯人説はどこかで一瞬考えたけどいつのまにか除外してしまっていた。幸田も結局共犯だったとは… 日吉が絡んでると思ってたけどそれは勘違いだった。

    記者との駆け引きはやや冗長で退屈にも思えた。
    松岡かっこよすぎる。

    結局あゆみは戻らず、64事件の結末も語られない。
    消化不良に思えるが、この作品はこれでいいのかもしれない。

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    2026年10月09日
  • 陰の季節

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    D県警シリーズ一作目
    間違えて先に『顔』『動機』を読んでしまっていた。
    なので平野巡査の話は先に真相を知っちゃったけど、それでも面白かった。

    舞台は県警だけど、事件の捜査ではなく内部のごたごたをそっと調べる短編集。
    やっぱみんな人間くさいのがいい。
    大事件がない分、出世レースや上下関係、駆け引きなどの人間ドラマがメイン。

    組織図が頭に入っていないので、〇〇部、△△課?
    がなかなか覚えられず…
    他の作品では覚えられなくてもスラスラ読めたけど、今作はちゃんと覚えてた方が楽しめる。所属も階級も役職もひとりひとり確認のためにページ戻って確認してた。

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    2026年10月07日
  • 臨場

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    以前読んだけど再読。
    こんな人実際はいないだろうけど、倉石さんがカッコよすぎ。同じことを凡人がやったらただの迷惑な人だろうけど。
    どのお話もよかったけど、「黒星」がいちばん倉石さんのかっこよさが出ている。

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    2026年09月29日
  • ルパンの消息

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    昭和の香りが漂う小説。
    最初は、登場人物が多く、話も過去と原作を行ったり来たりとごちゃごちゃして話に入りにくかったが、後半は一気に読み終えてしまった。
    これが処女作なんですね。

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    2026年09月26日
  • クライマーズ・ハイ

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    今年から父と登山するようになり、一緒に登った際に父から勧められた本。

    谷川岳には行ったことがないが、非常にリスクの高い山らしい。
    登山がメインの内容かと思いきや、実際には仕事をテーマにした小説だった。
    イメージとしては、池井戸潤の作品に近い。

    新聞社の編集者を主人公に、中間管理職ならではの苦悩が描かれている。
    腹が立つ上司、部下からの不信感、立場上どうしても仕方がないことなど、共感できる場面が本当に多かった。
    家庭の悩みも描かれており、仕事だけでなく、さまざまなことに悩みながら生きていく姿がリアルだった。
    それでも、人として腐らずに生きようとする主人公がとても立派だと感じた。

    読んでいて幸せな場面はあまりなく、苦悩の連続ではあるものの、最後は前向きで綺麗なラストに救われた。
    登山小説だと思って読み始めたのだが、仕事や人生について考えさせられる作品だった。

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    2026年09月25日