横山秀夫のレビュー一覧
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『決別の春』:なんでも相談テレフォンという市民からの電話相談を受ける部署に異動した瑞穂。連続放火魔の事件が頻発してる時にしおりと名乗る女性から助けの電話が。過去に両親を伯父の放火により殺された過去をもつしおり。トラウマに悩むしおりだが、過去の事件の真実とは。驚きの真実でびっくり。ストーリー性が上手いからやられる。
『心の銃口』:女性警官が拳銃を奪われて犯人は逃走。危篤状態になった女性警官が話せる状態になったときに口にした犯人の姿は高身長の女。緊急配備されて犯人が判明した時、瑞穂と相棒箕田は犯人の居場所を探して東地区へ。犯人の女を見つけ家に押し込むとそこには警察グッツがたくさんあった。犯人の女は -
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数年前に大分県に旅行に行った際、回天大神訓練基地記念公園に立ち寄った。展示されていた回天レプリカの真っ黒の異様な様相に驚いた。操縦室を見るとあまりにも狭い。こんな中で死ななければならなかったのかと思いを馳せた。でも、その時の私は戦争の遺物を見ただけだった。本を読むと主人公の人生に引き込まれて、『大勢の人が亡くなった』ではなく、『夢見る一人の若者が亡くなった』に変わった。私だったらどうしただろう、卑怯者と言われても、卑怯な手を使ってでも生きようとしただろうか。もし大切な人がこの任務についたなら、、、、。どうにか抗えないかとずっと考えながら読んだ。私はこんな風には人生を終えたくないし、誰にも終えさ
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ネタバレ約30年かかって、今日やっと読み終わった。生存者の少女と同い年なのもあり、事故当日に一報を聞いた時から1週間ぐらいのことは、今でもかなりよく覚えている。
発刊翌年に読み初めて辛くなって、その後、自分の人生にかまけて読まず。また数年ぶりに読み始めては挫折の繰り返し。あの事故現場の新聞写真やグラフ誌のページが蘇って来て辛くなった。でも昨年暮れから、今回こそ読み通そうと決めて果たした。
今、読んでよかったと思った。主人公の年齢に近づき息子たちもいる現在が、読み通すのに最も適した時期だった。人生経験を積んで来た今なら、登場人物のどの心情も、共感出来る気がする(経験していないことまで、全ては理解出来