横山秀夫のレビュー一覧

  • 第三の時効

    Posted by ブクログ

    やっぱり圧巻だった。
    横山先生の力量に脱帽です。

    県警内の覇権争いなど、
    本当の警察ないでも
    あるんだろうな。

    人間自身の中からくる
    疑心暗鬼など心理描写が
    絶妙でグイグイ引き込まれる。

    0
    2026年05月19日
  • 影踏み

    Posted by ブクログ

    泥棒を家業としている主人公を中心とした短編小説です。
    どの話も男くさくて女ウケはしなさそうですが、自分はこのハードボイルドな感じが好きでした。
    亡くなった弟の声が聞こえるという特殊な設定ではありますが、それが嫌にならないストーリー展開は流石だなと思いました。

    0
    2026年05月14日
  • クライマーズ・ハイ

    Posted by ブクログ

    今やってる仕事に対して誇りを持つ。敗北を知ろうとも懸命に生きること。そんな言葉達が後半に畳み掛けて書き連ねていた。航空機事故、友人の病気が男を発奮させていく。
    読み継がれる名作、拝読しました。

    0
    2026年05月09日
  • 出口のない海

    Posted by ブクログ

    夢や希望がある若い人たちがこんなにも無惨な形で大勢失われたかと思うと無念でならない。戦争って何も生まない無駄なものだよね。改めて人ってよくもこんなに残酷なものを思い付くなって思った…

    0
    2026年05月08日
  • 半落ち

    Posted by ブクログ

    はじめての横山秀夫作品。章ごとに視点者が変わり、その度にキャラクターに感情移入した。事件の全貌は見えているが、最後のピースだけは明かさない。こういった引っ張り方もあるのかと驚いた。最後のシーンは、誰でも感動する。また、好きな作家が増えた。

    0
    2026年05月03日
  • 64(ロクヨン)(下)

    Posted by ブクログ

    64(ロクヨン)と呼ばれる未解決の誘拐事件という大きなストーリーがありつつ、警察の内部の確執やマスコミとの軋轢が大部分を占める本作。
    いわゆる"警察モノ"の堅さが苦手で自分では普段手に取らないけど、人にお勧めされて読んでみたら本当に面白かった!内容はもちろん文章も硬めで読みやすくはないものの、それ以上に展開が面白くて楽しめた。ラストで明かされる誘拐事件の真相は衝撃的で、上巻からの伏線が回収される感じがたまらなかった。

    0
    2026年04月01日
  • 動機

    Posted by ブクログ

    相変わらず横山秀夫さんの短編集は安定して面白いです。

    【動機】
    ある日、警察署から三十人分の警察手帳がぬすまれた。主人公の貝瀬は警察手帳の一括保管の制度を起案した。上層部は起案者の貝瀬の責任を負わせようとしている。犯人は内部か外部か?
    この様な警察内部の組織、人間関係は作者さん得意分野ですね。

    【逆転の夏】
    女子高生を殺害した前科者、山本の所にある日、電話で殺人の依頼が来た。
    山本がどんどん追い込まれていく姿がとても良かったし、結末が全然予想出来なかった。
    それにしても職場上司の社長がクソ過ぎます。。。

    【ネタ元】
    県民新聞の女性記者、水島真知子。
    ある日、大手新聞記者から引き抜きの話が

    0
    2026年04月01日
  • ノースライト(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    家を建てること、自分の思いを形にすること、そこに登場する人物たちの人生が絡み合った読み応えがある物語。

    0
    2026年03月26日
  • 半落ち

    Posted by ブクログ

    読み終えた後、涙が止まらなかった。これほどまでに心が洗われるような経験は、今までになかったかもしれない。
     横山秀夫の『半落ち』は、妻を殺害した元警察官・梶聡一郎の「空白の二日間」を巡る物語だ。しかし、読み進めるうちに、これは単なる事件の謎解きではなく、梶に関わった人々の生き様と、彼らの目に映る「梶聡一郎という人間の本質」を描いた物語なのだと気づかされた。
     私が最も惹かれたのは、第一章の主人公である志木和正、そして裁判官・藤林の妻である亜紀子のパートだ。志木は、組織の論理に翻弄されながらも、梶の沈黙の中に「一人の男としての凄まじい覚悟」を見出す。そして亜紀子は、被告人という立場を超え、彼の佇

    0
    2026年03月26日
  • 64(ロクヨン)(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一人娘が失踪中であるD県警広報官の三上のもとに、ある事件の被害者遺族を警察庁長官が訪問するという話が舞い込む。その事件は14年前に発生した幼女誘拐殺人事件で、未だ未解決となっている通称「ロクヨン」であった。遺族のもとに段取りをつけに行ったところ拒絶されたことに疑問を持った三上は、ロクヨンについて書かれた極秘の「幸田メモ」というものが鍵を握っていると考え、調査を開始する。やっとの思いで幸田メモの正体に辿り着いた三上は、それが日本の警察組織自体を揺るがしかねない、隠蔽事件の告発であることを知るーーー。

    淡々とした文章の中にも三上の心情がうまく織り交ぜられ、警察組織内の緊張感や重厚感が伝わってきた

    0
    2026年03月21日
  • 半落ち

    Posted by ブクログ

    横山秀夫さん著「半落ち」
    「影踏み」以来の著者の作品となる。

    近所の古本屋さんに何気なく立ち寄って眺めていたらこの本を発見。なんと100円。
    物語を思い出せない… 迷わず購入してみた。

    当時この作品は映画化され物凄く話題になった。寺尾聰さんの主演映画で映画館で観たのを覚えている。
    調べてみれば2004年公開とのこと。ということは20年以上経っている。
    時間が経つのが早い。そんなにも時間が経っていた事に驚いている。

    読んでいる最中に色々と思い出してきた。
    当時多分この作品は映画を観た後に読んだのだと思う。その事自体をあまり覚えていないのだが明らかに再読になる。

    読んでいて「あーそうだった

    0
    2026年03月19日
  • クライマーズ・ハイ

    Posted by ブクログ

    暑い夏の熱い話。安西さんの上る、とは禊と類義語なのか、やり切ると類義語なのか。降りたいなと思いながら登るのはつらいよな。と自分の仕事姿勢を顧みた。

    0
    2026年03月18日
  • ルパンの消息

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんか…すごかった(語彙力)
    色々詰め込んだなって感じ。半グレ高校生、友情、教師と生徒の恋愛、レズビアン、レイプ、殺人、トリック、etc…1冊でこんなに色々味わえる物語もなかなか無いと思う。たくさん出てくる登場人物がちゃんとストーリーに絡んできて、終始圧倒されてた。お前、ここで来るんか…って。特に最後の婦警さんとか。
    でも黒幕の動機が私のような一般人にはあまり理解できなかったのと、親バカと言えど警察のお偉いさんがそんなことする?ほんとにぃ?って思ってしまうカラクリもあって、荒っぽいなと感じる部分も少々。けど全体的にとても面白かったし、何より夢中になってほぼ徹夜で読んでしまった。
    興奮冷めやらぬ

    0
    2026年03月11日
  • 動機

    Posted by ブクログ

    本作は表題作の『動機』を含む4つの短編で構成されている。

    どれも「事件そのもの」より、その背景にある**「なぜそれをしなければならなかったのか」**という動機の解明に焦点が当てられていた。

    必死に、そして泥臭く生きる人間たちが描かれているため、読んでいる間、まるで自分がその場にいるかのような息苦しさを感じた。

    0
    2026年03月10日
  • 半落ち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    半落ちとは、警察に捕まった犯人が全てを自白していないという警察用語。全て自白することは完落ち。

    本作における主人公であり妻殺しの犯人は、殺しについては自白するものの、犯行後の空白の2日間については黙秘する。警察、検察、マスコミを巻き込んで、スキャンダラスな憶測も流れるが、誰も真相を掴むことはできずに物語は進行する。
    本作で印象的なのは、警察→検察→弁護士→裁判官→刑務官と、刑事手続きにおけるベルトコンベア順に視点が変わるところ。

    そして、最後刑務官のところで、空白の2日間の真相が明かされる。てっきり真犯人は別にいて、誰かを庇っていると予想していが、事件とは全く関係のない展開だった。

    本作

    0
    2026年03月09日
  • 真相

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ①真相
     息子を殺された主人公。長い年月が経ち、ようやく犯人が捕まった。だがそこから、思いもよらぬ息子の一面を知ることになる。それも含めてその人なのだと受け入れるのは、あまりにも苦しい。
    ②18番ホール
     過去の犯罪を隠し通すため、何が何でも選挙に負けるわけにはいかない主人公。だが、楽勝と見られていた選挙は思わぬ苦戦を強いられる。もしかしたら、味方陣営に自分を陥れようと目論むものがいるのではないかと、疑心に駆られる主人公。そしてそれは、最悪の結末へと向かっていく。
    ③不眠
     会社をリストラされ、職を探す傍ら治験のバイトをする主人公。ある日近所で殺人事件が発生し、刑事から疑われた主人公は事件の晩

    0
    2026年03月09日
  • 陰の季節

    Posted by ブクログ

    昔は好きで当著者の本をよく読んだが、わりにbooklogには記載されていないなと思い至り、再読。

    警官主人公とした短編小説。警官と言っても人事、天下り先、婦警、政治屋対応等、違った切り口で話が進みかつどれも面白い。さすが横山秀夫さんと言う感じか。

    出世競争等、事件を追うだけでなく、人間模様が興味深い。著者の警官への敬意も感じられ話に奥行きが出ていると感じる。

    0
    2026年03月07日
  • 半落ち

    Posted by ブクログ

    2026/07

    認知症の妻を殺害した警察官が自首をする。容疑について素直に話す彼が、殺害から自首までの「空白の二日間」については固く口を閉ざしてしまう。

    いわゆる「半落ち」

    警察、弁護士、検事、記者、裁判官など様々な立場から彼の真相に迫ろうと力を尽くす展開が面白い。

    私は志木さんが好きだった。取調室で急変穏やかになるの職業人すぎてカッコよすぎる。

    オチは軽い伏線があったものの「おお、そうきたか」とびっくりした。調べると致命的な欠点とかありえないとか検索ワードに出てくるけれど、そうなのかな?

    終わり方も好きでした。

    0
    2026年03月03日
  • 出口のない海

    Posted by ブクログ

    人間魚雷回天、非人道的なこの兵器に乗った若者たちの気持ちは、いまを生きる人たちには決して理解できないものだと思う。

    0
    2026年02月28日
  • 陰の季節

    Posted by ブクログ

    後の刑事小説の基になったと思える一冊。
    「震度0」に見える警察機構内部の軋轢と個人の存在意識。
    「顔」のストーリーの面白さなど、その後の作品の原点を感じた。

    0
    2026年02月27日