横山秀夫の作品一覧
「横山秀夫」の「合本 64(ロクヨン)【文春e-Books】」「クライマーズ・ハイ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「横山秀夫」の「合本 64(ロクヨン)【文春e-Books】」「クライマーズ・ハイ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
国際商科大学(現在の東京国際大学)商学部卒。1998年『陰の季節』で小説家デビュー。同作は第5回松本清張賞を受賞。代表作 『半落ち』、『クライマーズ・ハイ』、『出口のない海』などは映画化もされている。他に『臨場』、『64』など多数の作品を手がける。
Posted by ブクログ
再読でした。ちょっと自分語り。
私が以前働いていた某国の協会で事務をしていた頃、協会の会員の方がお亡くなりになり、本を寄付してくださるとのことで選別と引き取りにと上司に同行した際。某国関連以外は廃棄するから、欲しい本があれば持っていって構わないと伺い、いくつかある日本の小説を頂戴した中の1冊。
本好きなので廃棄されるなんて、勿体無い。どれもこれも綺麗に保管されて、しおりの様子でちゃんと読まれていた事も想像がつく。亡くなられた方はお会いしたこともなかったのですが。自分の趣味云々問わず、持てるだけ持ち帰ったのです。
この『クライマーズ・ハイ』は、特にあらすじを見て自分では選ばない本の筆頭でした
Posted by ブクログ
社会を作り維持するためには仕事と家庭、両方の営みを回し続けていかなくてはならない。しかし、その道が平坦であることはない。上りと下りを繰り返し、時には曲がりくねり、時には落とし穴がある。自分という車が故障しない限り進み続ける。そうすることによって社会の歯車が回り、機能していく。主人公の悠木もそんな歯車の一つとしてもがき苦しむ。物語は難攻不落の衝立岩の征服と日航機墜落事故に関わる新聞社の顛末を描く。同僚の謎の死、上司部下との軋轢、息子との関係などミステリアスな部分があり作品に引き込まれる。スカッとするようなことも起こらない。そこにあるのはリアルな現実。揺れる感情にワインディングロードを疾走するスリ