横山秀夫作品一覧
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-日本のミステリーをお手本にして勃興する華文(中国語)ミステリー 香港と日本の警察小説の第一人者が熱く語り合った! 『陰の季節』『動機』で日本の警察小説シーンに新たな地平を切り拓き、『半落ち』『クライマーズ・ハイ』『64』などの大ベストセラーを書き上げた横山秀夫氏と、「2017週刊文春ミステリーベスト10」で第1位に輝いた『13・67』で華文ミステリーを世界に知らしめた陳浩基氏。 互いをリスペクトするミステリー界のトップランナー二人が、アジアミステリーの新時代を熱く語り合う。 ◆警察小説を書く面白さと難しさ。 ◆横山氏が読んだ『13・67』、陳氏が読んだ横山作品の感想。 ◆警察官とはいかなる人種なのか。 ◆民衆の庇護者か、権力者の手先か? 香港ならではの難しい政治状況 ◆陳氏がお奨めする、〈日本のファンに読んで欲しい傑作華文ミステリー〉 *本書は2018年3月10日に丸善丸の内本店で開催されたトークショー「アジア発! NEXT警察小説の潮流」に加筆修正を施したものです。
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-白バイ隊員だった秋葉和彦(あきば・かずひこ)は、信号無視のライトバンを追跡したことで運転手を事故死させてしまう。マスコミから一斉に「深追い」として非難を受ける秋葉だったが、死んだ運転手が窃盗団の一人と判り、警察は正当な職務行為として処理する。しかし、秋葉は交通機動隊を追われて交通課勤務に。ある日、秋葉は担当となった交通事故現場で、被害者・高田(たかだ)のポケベルを拾う。そして、高田の死後もポケベルに不可解なメッセージが! それは高田の妻であり、秋葉がかつて想いを寄せていた綾瀬明子(あやせ・あきこ)から送られていた……。表題作「深追い」の他、親子二代で大物泥棒を追いかける刑事の姿を描いた「引き継ぎ」。警察小説の第一人者・横山秀夫の心に沁みる警察小説2編をコミック化!