連弾

連弾

小説・文芸
924円 (税込)

4pt

都内の小さな公園で死体が発見された。警察は殺人事件と判断し、特別捜査本部を設置。捜査一課の音喜多弦は、音楽隊志望という少し変わった所轄署の刑事・鳴海桜子と捜査を開始した。遺留品にクラシックコンサートのチケットがあったことから、関係者を訪れる二人だが……。時を超えた愛憎と狂気が渦巻く、慟哭の傑作ミステリ。 文庫書き下ろし

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

連弾 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは...「凄い」(^ ^; 緻密なストーリーの組み立てが凄い(^ ^; 犯人の行動の原動力となっている「狂気」も凄い(^ ^; 

    ⚪︎⚪︎ガールシリーズで知られる佐藤西南氏だけあって、メインの探偵役はいたいけな(?)女性刑事。温大卒で音楽隊採用なのに、なぜかバリバリの一線で刑事として活躍している。が、起こる事件は陰湿で根が深く、その背景もかなり救いがない。

    章ごとに過去と現在を行ったり来たりする構成で、最初のうちは何が何やらさっぱり分からない(^ ^; 刑事たちは「現在」でとある殺人事件を追っている訳だが、過去の登場人物は事件とは何の関係もない子供達で...(^ ^; でも、ジグソーパズルのピースが少しずつはまり徐々に全体像が見えてくる感覚に似て、え、これがここにこうつながるのか!?(^ ^; となるのが、最初は快感なのだが、徐々に怖くなってくる(^ ^; 作者はどれほど緻密にプロットを練り上げてるのか(^ ^;

    要所要所に出てくるベートーベンが、作品も「人として」も本書の主題と複雑に絡み... メタファーというより、ベートーベンからインスパイアされて作り上げた物語なのでは、とすら思う。ミステリなのであまり細かくは書けないが、かなり荒唐無稽な設定も飲み込まざるを得ないような、周到な計算の上に成り立っている一冊である(^ ^

    0
    2024年02月15日

    Posted by ブクログ

    佐藤青南氏の作品。
    警視庁捜査一課の音喜多刑事とタッグを組むのは、警視庁音楽隊を目指す音大出身の所轄の鳴海 桜子。

    一風変わった経歴の鳴海たちが向かうのは、公園で発見された男性の遺体。
    遺留品にあったクラシックコンサートのチケットから、音楽関係者を訪れる二人。
    そこには、はるかな時を超えた愛と憎悪が隠れていた...

    表紙の『連弾』とは、そういう意味なんですね。
    悲しい過去の話に、ウルウルします。

    0
    2023年05月28日

    Posted by ブクログ

    佐藤さんらしくない主題にあまり期待せずに読み始めたのですが、前半にて早くも自分の予想が間違っていたことに気がつきました。
    不幸な生い立ちの少年と家庭環境に恵まれているものの才能に悩む少女の物語から、ベートーヴェンとの相関性、次々と明らかになる予想外の事実、個性的な女性刑事など、精緻な構成と途中で中弛みしない展開に最期まで引き込まれました。
    早速続編もこうにしなきゃ。

    0
    2024年10月27日

    Posted by ブクログ

    捜査一課の刑事と音楽隊志望の所轄署の女性刑事のコンビが活躍する作品で……物語も音楽にまつわる事件で過去と現在を行き来する感じで進められて面白かった!伏線回収もしっかりされて最後は唸ってしまった

    0
    2024年07月30日

    Posted by ブクログ

    鳴海桜子と音喜多弦がバディを組むシリーズもの。
    すでに第2作第3作を詠んでおり、第1作が最後になってしまった。
    二人がバディを組むことになった経緯も記されている。
    都内の公園で殺死体が発見され、事件の幕が切って下ろされる。捜査本部が立ち上がり、桜子と音喜多が担当となる。
    遺留品にクラシックコンサートのチケットがあり、当時指揮をしていた天才作曲家に、彼らは疑いの目を向けることになる。
    彼の哀しい生い立ちは、松本清張著の『砂の器』を彷彿し、少年と少女の関係は東野圭吾著『白夜行』を思い出す。だからといって、本作の価値が減じるものではない。
    現在の事件捜査と関係者の過去が交互に語られ、あたかも題名の「連弾」のよう。
    事件の背景にあるのは、少年の一途な思いがもたらした「気の遠くなるような時間と労力を注いだ復讐劇」。
    このシリーズ、3作で終わらずにこの後も続いてくれることを期待したい。

    0
    2024年07月30日

    Posted by ブクログ

    身元不明の遺体から始まる殺人事件。
    容疑者が浮上してくるのもわりかし早い段階だったがそこから容疑者やその回り、被害者の身元などが現れてきて、読み進めやすかったかな。
    中村亘の狂気さが徐々に現れてきてゾッとする部分もあったが、中村亘の生きざまが切なく感じる。

    0
    2023年06月20日

    Posted by ブクログ

    鳴海桜子シリーズ、めちゃくちゃ面白かった!

    ストーリー展開が、過去と現代を行き来するので、そのテンポに乗るまでは、違和感があったけれど、こういうものだ。と分かれば、スラスラ。

    鳴海桜子さんの症状には、全く気づかず、それが出てきた時は、「ええー!!でもらたしかに!!」ってなったけれど、それに気づいた音喜多さんもすごいと思う!
    だって、あれってなかなかわからないもん。
    そもそも、あれを知っている人も多くはないしね。
    (って、あれ。ってなんだよ。。の感想ですが。読んだ方はわかるはず)

    続編に期待。

    0
    2023年04月25日

    Posted by ブクログ

    鳴海桜子がとても面白い。

    観察力がずば抜けていて、ちょっと抜けているのかと思うと、「全て計算なのか?」と思わせる桜子。今まであまり読んだことのないキャラクターが癖になる。

    音楽隊志望なのに刑事に配属される理由がよく分かる。でも誰が音楽隊への志望を握りつぶしているのか。続きを読みたくなる。

    0
    2023年03月08日

    Posted by ブクログ

    2作目を予約しようとしてしまい、慌てて1作目を予約しました。

    面白かったです。
    過去と現代が徐々にリンクしてきてどんどん引き込まれました。

    一風変わった警察音楽隊希望の鳴海と組むことになった音喜多刑事。捜査会議とか挟まれるわけではなく現代は2人で事件に迫っているので、冗長的にならず良かったです。

    少し「砂の器」を思い出す、そんな作品です。

    0
    2022年10月07日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    新しいシリーズになるのかなぁ?
    県警捜査一課の音喜多弦と所轄刑事課の音楽隊志望の鳴海桜子が事件を解決していく。
    桜子の天然と鋭い観察眼に唖然とする。

    0
    2022年09月21日

連弾 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

佐藤青南 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す