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わたしは誰──? 6月12日の交通事故で記憶を失った千尋。思い出したのは、一週間後の19日が自分の結婚式ということだけだ。相手は一体、誰なのか。“自分探し”を始めた千尋の前に、次々と明かされる予想外の事実。過去のジグソー・パズルは埋められるのか……。「結婚」に揺れる女性心理を繊細に描き、異色の結末まで一気に読ませる、直木賞作家のロマンティック・サスペンス。
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Posted by ブクログ
母のお気に入りの本。 続きが気になってさくさく読めた。 「この後どうなるの!?どういうこと!」と続きが気になり早く読みたかったが、自分の活字を読むスピードが1ページ1分程と遅いため、「早く読みたいけどなかなか進めない、、」ともどかしさを感じた笑 千尋の人柄がわかるにつれて、どんどん好きになってい...続きを読むった。 最後に「あーなるほど」とすっきりできてよかった。また読み返すかな。
交通事故で記憶喪失に陥った女性。数日後に予定されている自分の結婚式が唯一残る記憶。しかし、幸せが予想された結婚式の実態は?そこから分かる自分の過去。それでも蘇らない1年以上前の記憶とは・・・。
久々に乃南作品をば。 主人公は,結婚を間近に記憶を失った花嫁,千尋。 気づいたら見知らぬ男の家にいて,記憶を失っていた。 そして,次々と過去が明らかになるが,それらは千尋を戸惑わせるものばかりだった。 そして,ある日千尋の母を名乗るものが現れて,事態は急展開を見せる―― 結末はよめてしまったけど...続きを読む,続きが気になる作品でした。 ツッコミどころはあるし,非現実的な部分・漫画チックな部分もある作品かとは思います。 が,主人公が私と同じ名前だったのもあり(笑)楽しく読めました。 また乃南さんの本,よみたくなったなー
最近忙殺されていたので久々な読書。 これはスラスラ読めそうかなーと選んでみた。 とてもハラハラドキドキさせられて、どんどん次へ次へと読み進めたくなるような小説。 サスペンスではなかったけどサスペンス×恋愛みたいな。 あたしは好きなのに評価が低くて残念。
おすすめって程でもないけど、私は好きです。 記憶が戻ったと思いきや、謎がまだ・・・という展開がハラハラしました。 千尋が最初嫌いでしたが、いつの間にか感情移入してました。 あと一行がなんか好きです。
211227 思いつかないストーリーだった こんなことが身近で起きたら、自分はおとなしく 待っていられるだろうか?
読みやすく、設定が設定だけに続きが気になり一気に読んだ本。 義母がいかにも悪役ですという性格で行動もいかにもでした。そこで話が少しペラペラに感じた。 でも千尋が自分の過去を取り戻すためにがんばるところは面白かった。
この小説、平成3年刊の文庫化なんですが、こんなに面白いんだからもっと早くに文庫にして欲しかったなあ。などというと読者のわがまま?文庫化までの間隔って2~3年くらいだろうと思っているんだけれど。 結婚式まであと5日の花嫁が記憶を失って見知らぬ場所で目覚めるっていう「お約束」な始まり方ですが、そこからは...続きを読む一味もふた味も違う。主人公の心理描写が細やかで良いなあ。ミステリとしてもすばらしいと思う。 ただ、ひとつだけ文句をつけておきましょう。いえ本編ではなく解説になのですが。解説にいろいろと書きすぎです。まあ、ミステリファンが解説を最初に目に通すとは思いませんが。みなさん、本編から先に読みましょう。(あたりまえか)
うーん
主人公が好きになれなかった。
近々結婚式を控えているのに事故で記憶喪失。 記憶を取り戻す記憶の旅にでるのだけれど、 階段を下がるように、記憶のひだがめくれていって…。 あたかも時間旅行のようになって行きつ戻りつ。 そこにサスペンスがあります。 ひとむかし前の「結婚に揺れる」女性の心理。 だって今じゃ、揺れる前に止めてるもの。...続きを読む だからいまどきのひとにはわかりませんって。 でも、一気に読んじゃいました。 乃南アサ、うまいんです。
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