主人公は一切の記憶を失っている「私」。ベッドで目を覚ますと、隣りで仮面をつけた裸の男が寝ている。「私」はどこの誰で、なぜこの男といるのか。まったく白紙の状態から手がかり探しが始まる。「私」に襲いかかる断片的なフラッシュバック…そこから漂う犯罪の臭い。ナイフを突き立てられた中年男、二人の男に犯される「私」、車に轢かれる息子…「私」を取り巻く世界がなぜ無間地獄のようなのか。ちりばめられたヒントを紐解きながら核心に迫る、本格純愛ミステリ!
Posted by ブクログ 2010年08月17日
うひゃーーーー
って感じ。
読み終わったその瞬間に
頭がその小説の前のページを
整理するのでいっぱいいっぱいになって
うひゃーーーー
ってなるw
もう1度、落ち着いて読みなおしたくなる
これは、ネタバレしたら終わりだから
感想もうまく書けないけど。
レビューでは結構みんな★少ないけど
私は...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月16日
うーん、読んでる間は過剰なセックス描写に少し辟易しながら、直前に読んだ本も記憶喪失ものだったなとうんざりしてたんだけど、ラスト周辺で明らかになるトリックがなかなか凝ってて感心させられた。パラパラと読み返してみて更になるほど。ただ、ストーリーとしては救いがないわな。トリックのための物語な感じが強くてそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月23日
意外に評価が低いことにビックリ。個人的にはすごくおもしろかったです。
こういうトリックって今でこそわりとありがちですけど、初めて読んだ時はびっくりした。
そんでその謎を解くためのキーみたいなセンテンスは各所にきちんと散りばめられているんだけど、読んでて自分みたいな人間は「ん?」って一瞬なんか違和感覚...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月26日
ふと目覚めると、私は記憶を失っていた。
同じベッドには、ゴムの仮面を破った全裸の男が眠っている…。
ここはどこ?この男は誰?扉を開けると、意外にも外は雪。
そして初老のサンタクロースが、私に手招きをしている!
記憶喪失の女と謎の男の奇妙な同居生活、その果ての衝撃!
傑作ミステリー長篇。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月01日
なんだかよくわからないまま終わってしまった。解説を読んでも理解できない。
じゃあ、もう一度読み返したいかというと、そんな気にはならない。
ミステリーの謎解き云々などと言うことよりも、ある点でどうしても納得できないのだ。
それは、あまりにも不自然、ということだ。
ヤクザがいきなり記憶に関する高度な講釈...続きを読む