「上岡伸雄」おすすめ作品一覧

【上岡伸雄】の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2017/04/14更新

ユーザーレビュー

  • さあ、見張りを立てよ
    「偏見というと汚い言葉だし、信仰というときれいな言葉だが、これらには共通点がある。どちらも理性が終わったところで始まるんだよ」

    「アラバマ物語」の続編。
    「アラバマ物語」を読んだのは数年前で、黒人差別との戦いを描いており、良い小説だとは思うものの、結局虐げられた黒人達は「善き白人男性」の引き立て役...続きを読む
  • ビリー・リンの永遠の一日
    ものすごく面白かった。
    と言ってしまうと、あまりに平凡で身もふたもないのだが、それ以外に言葉が見つからないぐらい、面白かった。
    全編「おふざけ」がちりばめられている。「ミリオンダラー・ベイビー」のオスカー女優、ヒラリー・スワンクとデスティニー・チャイルドなんて、いったい何度名前が登場しただろうか(彼...続きを読む
  • テロと文学 9.11後のアメリカと世界
    日本を代表する米文学者・上岡伸雄先生の名著。複雑化しているアメリカと中東との関係性やテロの問題を、文学という切り口で多角的に論じている。第1章から終章まで、一分の隙もない緻密な論理展開で構成されており、一冊の本として非常に完成度が高い。本書の結論に当たる部分は、文学の力を切々と訴える名文である。
  • ビリー・リンの永遠の一日
    「アメリカ人は子供なのだ。大胆で、誇り高く、自信たっぷりの。」

    中東で兵士として戦った19歳の主人公の数日が400頁にわたって描かれている。

    あちこちに招かれてヒーローとして扱われる主人公たち、
    主人公たちを招く側のアメリカのセレブ達、
    彼らを主人公にして映画を作ろうと意気込む人物。。

    現代の...続きを読む
  • ビリー・リンの永遠の一日
    これって、早い話が人格形成小説(ビルドゥングスロマン)だよね?年若い青年が周囲の人々の影響を受けて、自己を作り上げてゆくことを主題とする。ヘッセやマンとちがうのは、これがたった一日の出来事を中心に書かれているってこと。雪混じりの感謝祭の日にテキサススタジアムで行われる、ダラス・カウボーイズとシカゴ・...続きを読む