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アラバマ州メイコムに帰省したジーン・ルイーズは、生まれ育った町と愛する家族の苦い事実を知るのだった。全米を大論争に巻き込んだ、アメリカ文学の最高傑作『アラバマ物語』著者の未発表長篇
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Posted by ブクログ
前作アラバマ物語では、保守的なアラバマの小さな町で黒人の被疑者が公正な裁判を受けられるように、偏見と戦う勇気ある信念ある弁護士だった父は、20年後には、黒人と白人は一緒に暮らせないし、白人至上主義者の集会にも顔を出す現実主義者になっていた。主人公の娘のめんどうをよく見てくれた家政婦だった黒人女性も離...続きを読むれていった。前作のイメージからすると幻滅の現実だけど、でも実態はそうかもしれないと思われる。 NOVAの講師とこの本の話をしていたら、リンカーンも黒人と白人を同等の人間としようとしたわけではなく、奴隷制に反対しただけだよ。とのこと確かにキング牧師らの公民権運動は、奴隷制廃止の100年近くあとだ。
ニューヨークで暮らす主人公が、南部の田舎町に帰省してくる。 故郷の町では昔と変わらず人が暮らしており、人種差別的な匂いもしている。 ただ、違いは主人公を取り巻く人たちが、歳をとったということ。 南部の田舎町を描いた作品には似たような匂いがする作品が多い。でもそのなか本書にはなぜか既視感が強かった。...続きを読む その時頭に浮かんでいたのは、アラバマ物語という名前。 そして、あとがきをよんで疑問が氷解。アラバマ物語の20年後を描いた作品と書いてあった。よく見れば、表紙カバーの折り返しにも... 人種隔離政策が制度として廃止されていく中、南部人たちが心情的にどのように考え、また、それに対しニューヨークで暮らしていた主人公がどのように感じたか。 そして、登場人物たちが、どのようにその感情の溝を乗り越えようとしているかといったことが伝わってくるような気がした。 ちなみにこの作品はもともとアラバマ物語の20年後を描くという構想から書かれた作品ではなく、アラバマ物語を推敲する際に放棄された原稿をまとめた失われた物語であるということ。 頭の中にアラバマ物語が浮かんだのも、当然の話であった。
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