作品一覧 2023/06/20更新 さあ、見張りを立てよ 試し読み フォロー ものまね鳥を殺すのは アラバマ物語〔新訳版〕 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> ハーパー リーの作品をすべて見る
ユーザーレビュー ものまね鳥を殺すのは アラバマ物語〔新訳版〕 ハーパー リー / 上岡伸雄 改訳版ですが原本の自体の癖か、読みづらいです。 が、2024年の正月現在、戦争をしている地域が複数あり、侵略のチャンスを狙っている政治家もいるような時、全ての人に読んで欲しい本。 映画版もあるので、そちらでグレゴリーペッグに感動するのも悪く無いと思います。 古い時代の話と思わず、人間の性だと受け...続きを読む止めるべきお話 Posted by ブクログ ものまね鳥を殺すのは アラバマ物語〔新訳版〕 ハーパー リー / 上岡伸雄 本書も映画も素晴らしく、涙が出た。 父子の信頼関係、自分と違う人を理解しようとする姿勢、無償の愛など心に沁みた。 間違いなく、今まで読んだ本の中で、ベスト3に入る。 Posted by ブクログ ものまね鳥を殺すのは アラバマ物語〔新訳版〕 ハーパー リー / 上岡伸雄 色々突っ込みたいところはあるのだけれど、星5つ。 人種問題とか、簡単に矮小化されるテーマで括ってしまうと見えなくなるものがたくさんあるよね。 Posted by ブクログ ものまね鳥を殺すのは アラバマ物語〔新訳版〕 ハーパー リー / 上岡伸雄 スカウトは勝ち気で好奇心旺盛で赤毛のアンのアン・シャーリーっぽいなと感じました。また、噂話好き偏見差別があるの町の雰囲気は「ザリガニの鳴くところ」っぽい感じがした。 スカウトを取り巻く人物たちが素晴らしい。ブー・ラドリーには泣かされたよ。 Posted by ブクログ ものまね鳥を殺すのは アラバマ物語〔新訳版〕 ハーパー リー / 上岡伸雄 1960年にアメリカで発行され、映画も有名な本書。1930年代のアメリカ南部が舞台。主人公のジーン・ルイーズ・フィンチ(スカウト)が6歳(小1)から3年生のハロウィンまでが描かれる。父は州議会議員で弁護士のアティカス。母はスカウトが2歳の頃死亡、兄のジェムは4つ上。カルパーニアという黒人女性が家政婦...続きを読むに来ている。スカウト6歳の夏に一つ年上のディルが夏の間だけその地の叔母のところに来ているのに出会い、3人で夏を過ごすようになる。近所には仲良しのミス・モーディーの家もあるが、嫌みたらしいミセス・ドゥボーズの家と三軒先にラドリー家がある。ラドリー家はその地域全体で不可侵のような場所になっていて(引きこもっているブー・ラドリーがいるらしい)ジェム、ディル、スカウトはその家にちょっかいを出す遊びを始める。・・・このへんまでがすごく読むのが大変。その後、黒人が白人女性をレイプしたとして訴えられる裁判の弁護をアティカスが指名されて引き受けることになり、裁判の様子は迫真の描写で引き込まれる。後半以降は最後の驚きの出来事まで一気に読める感じです。 まあ、とにかく主人公スカウトが素直で賢くて感心します。そしてアティカスの驚異的な正義感。かっこいい。スカウトは女の子として当時必要だったことが嫌いでいつもオーバーオールを着ています。話の中には最貧民の白人たち(カニングハム家等)や黒人と家族でいたいために愚か者の擬態をしているミスター・レイモンド、黒人への判決を憂うテイラー判事など魅力的な人物が多く出てきます。前半の無駄っぽかったラドリー家へのいたずらも最後に活きます。 目線が低学年のスカウトなので、一応小学生でも大丈夫な表現です。レイプがわからないスカウトがお父さんに聞いたりとか。でも、これを小学生で読んで感銘を受けられたら天才やね。映画を見ていたら楽しめるかも(私は見ていません)。 Posted by ブクログ ハーパー リーのレビューをもっと見る