北田絵里子の一覧

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作品一覧

2021/11/04更新

ユーザーレビュー

  • レイラの最後の10分38秒
    1990年、トルコ。イスタンブルの路地裏にあるごみ箱の中で、殺害された1人の娼婦が息絶えようとしていた。
    彼女の名前はレイラ。死後も続く10分38秒の意識の中で、彼女は、5人の友人と1人の最愛の人と過ごした日々を思い出す。

    この小説の前提に、ひとつの事実がある。
    2017年にカナダの集中治療室勤務...続きを読む
  • レイラの最後の10分38秒
    言葉にならないくらい良かった。
    殺害されてから意識がなくなるまでのわずかな時間に、彼女の人生・人々との思い出、心がほどけていく。
    友人達に送られて、魂はイスタンブールの一部に帰る。
    理不尽で無慈悲な話だけど、命は明るく美しいと思える。

    フィクションだけど、イスタンブールの地図も掲載されているので、...続きを読む
  • レイラの最後の10分38秒
    2017年3月、医療系情報サイトにある驚くべき記事が掲載される。カナダの集中治療室勤務の医師らの報告だ。「臨床死に至ったある患者が生命維持装置を切ったその後も10分38秒間、生者の熟睡中に得られるものと同種の脳波を発し続けた」というものだ。医師らはこれが機器の誤作動ではないことを確認し医学誌に論文と...続きを読む
  • 穴の町
    カフカ!カルヴィーノ!安部公房!
    不条理小説好きの琴線に触れまくる傑作だった。
    すごく不思議な文体で、段落のはじめはスラスラ読みやすいんだけど途中から変な感じになっていき、最後はよくわからなくなって一段落が終わる感じ。ちょっと味わったことのない読み口。
    何が起きるってわけでもないんだけど常に不穏な空...続きを読む
  • 夜が来ると
    やや、や。
    家の中に虎がいる…という発端から、これは何か不穏な話?と思う。そこに翌日現れたフリーダに、読者はこれはもうあやしいと思うのだけれど、夫に死なれ1人暮らしの75歳ルースとフリーダの気持ちが時々通い合ってしまうので、ルースも読者もついふらふらと心を許してしまいたくなる。一貫して、美しいけれど...続きを読む

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