関心領域

関心領域

おのれを「正常」だと信じ続ける強制収容所の司令官、司令官の妻と不倫する将校、死体処理班として生き延びるユダヤ人。おぞましい殺戮を前に露わになる人間の本質を、英国を代表する作家が皮肉とともに描いた傑作。2024年アカデミー賞国際長編映画賞受賞原作

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    480ページ
  • 電子版発売日
    2024年05月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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関心領域 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    星に迷いました。でも、目を背けてはいけない。

    観てから読みました。
    映画もすごかったですが、原作もすごかったです…
    ただ原作は想像力の入り込む余地があまりないように感じ、とてもきつかったです。
    実は映画を観た時もそう感じていたのに、より原作はきつかった…

    物言わぬ少年たちの時間
    ゾンダーコマンド

    0
    2024年08月03日

    Posted by ブクログ

    かなり期待して読んだが,原文がこうなのか訳が悪いのか,どうにも物語として響いてこなかった.
    映画化もされているので,そちらも見て判断したいところだが,どうやら映画には原作の中心人物がそもそも登場しないらしく,見る前から「なんだそりゃ?」という気分.その時点で意欲が半減してしまった.

    ホロコーストを

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    ユダヤ人強制収容所での「仕事」に従事している登場人物たちの日常や心情が、淡々と綴られていく。
    この日常の一辺には殺戮への関与が確実に含まれているのに、物語で中心として描かれるのはそこではないことに不気味さを感じる。

    強制収容所所長が少しずつ病んでいくのは、ひそかに彼のうちにある良心や倫理観の崩壊を

    0
    2025年10月01日

    Posted by ブクログ

    映画を観て関心を持ち、手にした一冊。果たして、その内容は映画をはるかに上回った。と言うか、映画はこの大著のごく一部を切り取ったにすぎないということ。2時間前後に収められる内容では到底ない。

    0
    2025年05月23日

    Posted by ブクログ

    収容所そのものを描くよりもその隣で当たり前の生活を営むナチ党員達やその家族の人間模様を描くことでその異常性が浮かび上がる。彼らには目の前の収容所はもはや風景でしかなく、そこで行われている事に何の疑問も感じないほど麻痺してしまっているのが恐ろしい

    0
    2025年03月05日

    Posted by ブクログ

    凄惨な描写はそれほど多くはない。登場人物の関心は自分の地位や立場、女をいかにモノにするかにあって、強制収容所の運営は単に煩わしい日々の業務にすぎない。それが淡々と描かれていて、それこそが本当に空恐ろしい。「想像してみて、あの場所から幸せな何かが生まれるなんて、どんなにぞっとすることか」。

    0
    2025年01月09日

    Posted by ブクログ

    アウシュビッツを連想させる架空のユダヤ人収容所で繰り広げられる蛮行と、そこで暮らす人々。
    収容所のあり方に矛盾を感じている収容所長の妻。その妻を魅力に感じ接近していくナチスの将校。その描写に読み続けることが辛くなるシーンもあった。
    映画化され話題になった作品。解説によると、映画と原作はかなり違ってい

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

    関心領域
    自分の中にある言葉でこれを読み解けない気がするがそれでも心に刻まられる作品
    戦争という狂気の中で行われる蛮行の中にある人間らしさとはなんなのか
    明日の僕たちはどう生きてなにを残していけるのだろうか

    0
    2024年10月31日

    Posted by ブクログ

    アウシュヴィッツをモデルにした収容所とその周囲の暮らしや戦況の話。
    収容所の管理にあたる軍人は家族帯同で暮らしていた。
    家では普通に家庭生活があり、周囲の街にも普通に暮らしている人たちがいる。
    そこへやってくるユダヤ人を満載した列車。同じ人間でありながら家畜よりも酷い扱いで、到着してすぐにガス室行き

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    ナチス政権下、歴史的にも醜悪かつ理解し難い、その行為とその周辺を舞台にして、収容所の司令官、連絡将校中尉、ユダヤ人の特別労務班班長の3人、それぞれの違った視点からの描写を交えながら、物語が進行していく。

    あの場所から幸せな何かが生まれるなんて、どんなにぞっとすることか。

    作中のこのセリフには、共

    0
    2024年09月07日

関心領域 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    480ページ
  • 電子版発売日
    2024年05月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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