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Posted by ブクログ
1950年、世界を一周する飛行計画中に疾走した女性飛行士とそれを演じる現代のハリウッド女優のお話。単行本800頁にもなる鈍器本、大河小説。地球を二等分したときに断面の外周が大円(グレート・サークル)と呼ばれるのだけど、それをなぞっていくように物語も進み、そして閉じていく。ただ冒頭に結末を想起させるような感じの出だしで、そのつもりで読み進めていたのに最後の終わり方はびっくりした。いい意味でも。女性飛行士マリアンと幼馴染ケイレブの関係が好きだった。ジェイミーも好き。アディソンどこ行った。
好きなセリフはたくさんあるけども
「わたしたち女が腹を立てても、大事には至らない。男たちが腹を立てると全世界が戦火に包まれる。」というWWⅡ戦時下のマリアンのセリフが今もリアルタイムで当てはまってるなあと思いながら読んでいた。鬱。
「ずっと忘れないと思いたいけれど、もし忘れても、忘れてしまったと自覚することはないのだ、それが忘れるということの本質だから。(中略)記憶はフラスコにおちたしずくだ。濃縮されて塩辛くなっったそれは、真新しく豊かだった元の記憶とは似ても似つかない。」
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