ユゴーの作品一覧
「ユゴー」の「レ・ミゼラブル(一~五)合本版(新潮文庫)」「カラー名作 少年少女世界の文学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ユゴー」の「レ・ミゼラブル(一~五)合本版(新潮文庫)」「カラー名作 少年少女世界の文学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
面白すぎる。1巻からこの重厚感。当時のフランスの価値観や様子がよく伝わる。
心が清らかである事が、どれだけ無惨な事かを実感する。いや、なろうとする過程が悲惨なのか。心が綺麗な事は、一種の貧しさなのか。正直者は賞賛されるが、醜さには勝てないように感じた。
ジャンバルジャンは、良い司祭との出会いで人生を変えた。その過程を読むととても心が痛くなる。それは辛い境遇からくる辛さではなく、自分の邪な心に訴えかけられるような、その心を思わず否定したくなってしまう。常に正しくある事、必要以上に持たない事。どれだけ今の自分が浅ましい人間なのだろうと実感させられた。
このお話は5巻まである。ゆっくり読んでい
Posted by ブクログ
フランス文学者の鹿島茂先生が述べますように、この作品は序盤は本当に読んでいて苦しい展開です。
ユゴーは話の本筋になかなか入ってくれないのです。これは『レ・ミゼラブル』でもそうでした。
ですが、この苦しい展開を超えると怒涛のごとく物語が進んでいきます。
中盤以降はもう止まりません。『レ・ミゼラブル』もものすごく面白い作品でしたがこの作品も負けていません。
強烈な個性を持つキャラクターたちとノートルダム大聖堂を中心にして動いていくストーリー。
特に終盤のノートルダム大聖堂での戦いはまるでハリウッド映画そのもの。縦横無尽にカメラが動く迫力あるシーンを見ているかのようです。
この作品はあま