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第五部「ジャン・ヴァルジャン」。1832年6月5日、パリの共和主義者はいっせいに蜂起し、市街戦を展開する。その中にはマリユスへの嫉妬を抱えながら、傷ついた彼を助けるジャンの姿もみられた。やがてコゼットとマリユスは結婚。その翌日ジャンはマリユスに自分の素姓を明かし、コゼットと疎遠な生活を送りはじめた……。時代の趨勢と永遠の愛を紡ぐ大長編小説、怒濤の最終巻。
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Posted by ブクログ
最終巻は1832年暴動の強烈な描写で幕を開ける。マリウスを救出するジャンの命をかけた行動、見事としか言いようがない伏線回収を経て物語は静かに終わる。重厚な歴史文学、教養文学かつ壮大な娯楽小説の本書は読書の楽しみを与えてくれた。必読!
一貫して作者がこの物語を通して伝えたい思想というものが感じられて、とても深い感動を覚えた。物語に挿入されるフランスの様々な情勢についての話もとても詳細に書かれていて、本当にすごい本を読んだと思う。
自分の魂まで清められるような物語。 途中別の本を読むための中断を挟み、結構時間がかかり ようやく読み終わったが、ヒトコト「読んでよかった」 正しく生きる人になるために、 自分にとって大切な人のために生きるために 自分の持てるすべてを出し切って。 最初は「よくコレを映画にしたり舞台にしたりしたいと ...続きを読む思ったもんだ」と思ったが、読み終わってみると 映画化・舞台化したくなるし、できることなら どんな役でもいいから出演したい、と思うような 登場人物の一人ひとりが活きている壮大なドラマ。
ようやく五冊読破。物語を追いかけるのはおそらくもう4、5回目ほどになりますが、それでも要所要所涙がこぼれてきました。作者の思想、哲学からパリの歴史、思潮に文化、いろいろなことに触れつつも、ジャン・バルジャンの人生をたどってゆくかんじでした。罪は善行で償われることはないのか、わたしからしてみればもうい...続きを読むいじゃん!としか思えないのに!(笑) 一番印象に残っているのは人物の葛藤の描写で、もう圧倒されました。それぞれの生きざまがかっこいい!胸をつくような言葉に揺さぶられまくりです。すべての人々が本当に幸福になったかと言われればそうではないけれど、幸福を求めて動く姿には本当に人間がでるなあ!と。なんというか言葉に尽くせないけれど、本当にすばらしいお話でした、ありがとう!
読み終わりました。 ここまで良いとは思いませんでした…このような作品に出会えて、幸せです。 映画は見ていませんが、やはり原作は良いですね。 誰もが一度は読むべき作品です。 あー、幸せ!本当に幸せ!
やっと最後までたどり着いた。バリケードからジャン・ヴァルジャンがマリユスをつれだすところ、テナルディエと会うところ、ジャヴェールと会うところ、微妙に映画と違う。重症だったマリユスがなんであんな簡単に回復して、あんな元気だったジャン・ヴァルジャンがなんであんなタイミングよく死ぬのかと疑問だったが原作で...続きを読む解決した。というか映画で最後フォンティーヌが出てくるのはやはりあれは司祭のほうが良かったのではないか。
ミュージカルのレミゼにはまり、本も5冊まとめ買い。 ストーリーに全く関係のない歴史的な難しい部分などがかなりあり、飛ばし読みしたところもある。 でも、色々と考えさせられる本で、これぞ文学!という印象。 最後は号泣した。 もう少し歳をとったらもう一度読み直したい。
一大叙事詩だ。人生の全てが詰まっている。いかなる人も、人が裁いてはならないし、否定してもならない。自分の人生を素直に受け入れていくことがどれだけ美しい生き様であるかを、知ることができる。ユゴーの世界観に触れないことは、人生の10年分を損することに等しい、と言っても過言ではないだろう。
第五部「ジャン・ヴァルジャン」。1832年6月5日、パリの共和主義者は一斉に蜂起し、市街戦を展開する。その中には傷ついたマリユスや、彼を助けるジャンの姿も見られた。やがてコゼットとマリユスは結婚し、ジャンはマリユスに自分の素性を語り、離れて暮らすことになるが、コゼットがいなくなるとジャンは心身ともに...続きを読む衰え、二人が駆け付けたときにはすでに死の床にあった──。 激しく繰り広げられた市街戦によってマリユスの友人が全員戦死したり、テナルディエはどこまでいっても悪人のままでしかなかったり、ジャンの心の葛藤であったり──クライマックスに向けて様々な場面が描かれ、心に痛みを覚えたり、手に汗握る戦闘にこちらもハラハラさせられたり、二人の結婚に思わず笑みがこぼれたりと、自分の中でいろんな感情が交錯した巻だった。 コゼットとマリユスに見守られてのジャンの最期、またそこに至るまでのジャンの決意、マリユスの発見など、感動的な要素もとても多かった。 「憐れな人々」に対するユゴーの無量の愛、現代にも通じる囚人や娼婦に対する人々の偏見や権力による抑圧など、まさに作者の想いが魂となって結実したといえる、名作中の名作といえる作品であろう。
名作中の名作。ユゴーの代表作の一つ。何人かに訳された中の1つで佐藤朔訳版。訳が古いので文体なども古く、いま読むと読みづらい作品です。ユゴーの作品はストーリーを追うだけではなく、当時の物語の背景などわき道が多く更に読みにくい。しかしユゴーワールドに入り込んだら最後、次を次をとどんどん惹かれ最後まで目が...続きを読む話せなくサイドストーリーなども楽しみになってしまう。フランスに興味が出てくる作品です。
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