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Posted by ブクログ
第二部「コゼット」。自ら自分の過去を明らかにしたために、市長から一転して再び監獄生活に戻ったジャンは、軍艦で労役中にマストから海に飛び込んで巧みに脱出する。自由を得た彼は、ファンチーヌとの約束にしたがって、幼くして捨てられたその娘コゼットを、悪辣な養父母のもとから救い出し、彼女を伴ってパリの暗闇の中へと潜入する──。
テナルディエ家でのコゼットの凄惨な生活に、とても胸が締め付けられた。そこに突然現れたジャンによって救い出され、安息を得たのも束の間、今度はジャンがジャヴェールによって追われることになる。その息つく間もない逃亡劇に、時間を忘れて夢中で読んだ。
辿り着いた先での修道院の下りは、説明はよくわからなかったが、フォーシュルヴァン爺さんとの再会や一度門の外に出るためにジャンが採った方法の奇抜さは実にユニークだったと思う。
Posted by ブクログ
レ・ミゼラブルの第2巻。コゼットとジャン・バルジャンを中心とする展開。
ジャベールは相変わらずの執念深さでジャン・バルジャンを追い続ける。強い正義感は片方から見たら異常でしかないよなと改めて思う。加えてコゼットの養父母のずる賢さも度を超えているが、ジャン・バルジャンも施しを続けて目立つとか大金をためらいもなく払うとかちょっと無防備すぎるだろと思う。
ユゴーが時折物語の中で描くように、監獄と修道院のように一見相反するものをよくよく観察するとどちらも抑圧的な環境で贖罪をするという共通点が浮かび上がる。そして修道院が亡くなった修道女の願いを叶えて墓地ではなく修道院の地下に埋葬するように善か悪かは法律に違反してるかどうかだけで測れるものでもない。ジャベールもジャン・バルジャンも養父母もそんなファジーで不条理な社会を映しているように思う。
Posted by ブクログ
一巻目のファンチーヌの話は、本当にハラハラしながら読みましたが、二巻目のコゼットの話はゆったりしたかんじで読みやすかったです。
ジャンバルジャンは、再び牢獄に入ってしまい、ファンチーヌとコゼットのことについて約束したことはどうするのかなと思いましたが、ジャンバルジャンは見事に牢獄から抜け出して、コゼットを助けに行ったので良かったです。
牢獄から抜け出したジャンバルジャンですが、ジャベールに追われながらコゼットと逃げるシーンは、ハラハラドキドキしながら読みました。でも、無事に修道院で庭師として働いていたフォーシュルバンに助けてもらい、コゼットと共に修道院で暮らすことになったので安心しました。
映画にはないシーンが本にはたくさんあるので、夢中になって読んでしまいました。
三巻目は、いよいよマリウスが登場するので、楽しみです。
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