レ・ミゼラブル(二)

レ・ミゼラブル(二)

825円 (税込)

4pt

第二部「コゼット」。みずから自分の過去を明らかにしたために、市長から一転してふたたび監獄生活にもどったジャンは、軍艦で労役中にマストから海に飛びこんで巧みに脱出する。自由を得た彼は、死に瀕した売春婦ファンチーヌとの約束にしたがって、幼くして捨てられたその娘コゼットを悪辣な養父母のもとから救い出し、彼女を伴ってパリの暗闇の中へと潜入する……。

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レ・ミゼラブル のシリーズ作品

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  • レ・ミゼラブル(一)
    869円 (税込)
    わずか一片のパンを盗んだために、19年間の監獄生活を送ることになった男、ジャン・ヴァルジャンの生涯。19世紀前半、革命と政変で動揺するフランス社会と民衆の生活を背景に、キリスト教的な真実の愛を描いた叙事詩的な大長編小説。本書はその第一部「ファンチーヌ」。ある司教の教えのもとに改心したジャンは、マドレーヌと名のって巨富と名声を得、市長にまで登りつめたが……。
  • レ・ミゼラブル(二)
    825円 (税込)
    第二部「コゼット」。みずから自分の過去を明らかにしたために、市長から一転してふたたび監獄生活にもどったジャンは、軍艦で労役中にマストから海に飛びこんで巧みに脱出する。自由を得た彼は、死に瀕した売春婦ファンチーヌとの約束にしたがって、幼くして捨てられたその娘コゼットを悪辣な養父母のもとから救い出し、彼女を伴ってパリの暗闇の中へと潜入する……。
  • レ・ミゼラブル(三)
    737円 (税込)
    第三部「マリユス」。頑固な祖父にさからって、ひとり下宿生活をはじめたマリユスは、窮乏の生活の中で、しだいに共和主義に傾倒してゆく。そのころ、彼が毎日散策に出かける公園で必ず出会う親娘があった。誇り高く純真な青年マリユスは、その未知の少女の清らかなまなざしにとらえられ、可憐な姿に憧れをいだく。娘は、ジャン・ヴァルジャンに養われているコゼットであった。
  • レ・ミゼラブル(四)
    979円 (税込)
    第四部「プリュメ通りの牧歌とサン・ドニ通りの叙事詩」。パリはわきたっていた。陰謀がうずまき、共和主義者は“ABC(下層の者)”という秘密結社を作っていた。この混乱の中にあってマリユスは可憐なコゼットとの愛を育てていく。王党派からボナパルチスト、共和派へと立場を変え時の政府に反逆するマリユスは、亡命生活の中で執筆を続ける老大家ユゴーの若き日の姿の投影である。
  • レ・ミゼラブル(五)
    825円 (税込)
    第五部「ジャン・ヴァルジャン」。1832年6月5日、パリの共和主義者はいっせいに蜂起し、市街戦を展開する。その中にはマリユスへの嫉妬を抱えながら、傷ついた彼を助けるジャンの姿もみられた。やがてコゼットとマリユスは結婚。その翌日ジャンはマリユスに自分の素姓を明かし、コゼットと疎遠な生活を送りはじめた……。時代の趨勢と永遠の愛を紡ぐ大長編小説、怒濤の最終巻。

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レ・ミゼラブル(二) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年11月26日

    2巻も素直に面白く読めました。
    2巻の読みどころは、コゼットを取り戻すに来たジャン・ギャルバンと強欲な養父母とのやり取り、手に汗握るパリ市内の追跡劇、ジャンを命の恩人と慕う修道院の庭番の活躍など。
    冒頭のワーテルロー戦の詳細な記述、終盤のユゴーによる修道院の功罪論は少々退屈でした。2巻の挫折ポイント...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年01月12日

    一気に読み終えた。
    ジャベールからの逃走劇、修道院からの脱出。手に汗を握る展開。
    修道院についての余談に、ユゴーの思想が強くでていて興味深い。
    ワーテルローの戦いのくだりは、歴史と地理の知識があればもっとおもしろいんやろなぁ。

    「正しい人は眉をしかめることはあるが、決して悪意の微笑は浮かべない。私...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年09月06日

    第二部「コゼット」。自ら自分の過去を明らかにしたために、市長から一転して再び監獄生活に戻ったジャンは、軍艦で労役中にマストから海に飛び込んで巧みに脱出する。自由を得た彼は、ファンチーヌとの約束にしたがって、幼くして捨てられたその娘コゼットを、悪辣な養父母のもとから救い出し、彼女を伴ってパリの暗闇の中...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    名作中の名作。ユゴーの代表作の一つ。何人かに訳された中の1つで佐藤朔訳版。訳が古いので文体なども古く、いま読むと読みづらい作品です。ユゴーの作品はストーリーを追うだけではなく、当時の物語の背景などわき道が多く更に読みにくい。しかしユゴーワールドに入り込んだら最後、次を次をとどんどん惹かれ最後まで目が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月28日

    一巻目のファンチーヌの話は、本当にハラハラしながら読みましたが、二巻目のコゼットの話はゆったりしたかんじで読みやすかったです。

    ジャンバルジャンは、再び牢獄に入ってしまい、ファンチーヌとコゼットのことについて約束したことはどうするのかなと思いましたが、ジャンバルジャンは見事に牢獄から抜け出して、コ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月04日

    1巻と同様、始まりの100ページが長い!
    時代背景の描き込みかも知れないが
    途中で修道院の話が、もうひとつ加わると
    物語のどこに、どうつながるのか、そっちが興味の対象。

    とは言え、コゼットを軸に、ジャベールやフォーシュルヴァン
    を加えてにドラマもしっかり動いており
    物語の大きな流れ、うねりを感じる...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年02月15日

    映画では自分がジャン・ヴァルジャンだと名乗りでた後も別に逮捕されていなかったと思うが、原作ではジャン・ヴァルジャンは再度逮捕・服役。その後、海に投げ出されそうになった人を救いつつ再脱獄。なんか20世紀少年のオッチョとイメージが重なる。
    ワーテルローの戦いについてもかなり詳細に書いてあった(飛ばしたけ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年01月14日

    何故か表紙が違うけど、これでよいのかしら。

    テナルディエが悪者すぎるが、こんな人ならば何があっても生きていけるんだろうなあ、と。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    全5巻。ジャン・バルジャンの善と悪の葛藤の日々。ラストは号泣。司祭様に救われるシーンが一番好き!けどね、全3巻くらいにまとめられると思う。読むのツラかったよ。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    あれ、(1)を選択したつもりやってんけどなあ。。いいストーリーじゃない?やっぱりいい作品っていうのは子供が読んでもいいもんだね。もっとも子供のときはこのやたら哀しいストーリーを読み返すほど私は不幸せではなかったけれども。

    0

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