「藤井省三」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2013/12/20更新

ユーザーレビュー

  • 故郷/阿Q正伝
    過去を悔み、将来を憂い、場当たり的な言説を常に疑い、滑稽なまでの自意識過剰あることは、常に外部とズレを生じている。その悲喜劇、または何一つ起こらないことは、今読んでもビリビリくる。
  • 故郷/阿Q正伝
    待望の現代日本の魯迅研究の第一人者である藤井省三訳の本が出ました。

    我が本棚で魯迅の翻訳本を探してみると、丸山昇訳や駒田信二訳や増田渉訳、そして一番よく読んで来た竹内好訳と、5冊程ありました。

    今夜、久々に「阿Q正伝」や「狂人日記」など16編の魯迅をじっくり読むために、いつもは存分に腕を振るう料...続きを読む
  • 故郷/阿Q正伝
    東京で近代文学を学んだ魯迅は
    本国において、ブルジョア生活を満喫しながら共産党を擁護していた
    大陸的なおおらかさというか、虫がよすぎるというのか
    ポストモダンのはしりと呼べるのかもしれないし
    ある意味では戦後日本を先取りする存在なのかもしれない
    そういう人物だった
    作品には、自虐的な認識も反映されて...続きを読む
  • 故郷/阿Q正伝
      岩波文庫の竹内好訳を読んでから、この本を読んだ。
     竹内好の日本語は見事だと思うが、原文の表現を生かし、現在の日本語で書かれた本書も大変良い。
    魯迅の文体に近い訳になっているというだけでなく、注釈、解説が素晴らしい。竹内好の注釈も非常に詳しいが、この本の方がわかりやすい。例えば「阿Q正伝」で、阿...続きを読む
  • 酒楼にて/非攻
     『彷徨』より4編(「祝福」「酒楼にて」「石鹸」「愛と死」)、『故事新編』より4編(「奔月」「鋳剣」「非攻」「出関」)を合わせ、新たに編んだ短篇集。巻末には訳者・藤井省三による各作品の研究動向紹介あり。
     「祝福」「愛と死」には、魯迅の心あたたかいロマンチシズムが、『故事新編』からの各作品には、芥川...続きを読む